古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

外仕事をしない日は『空白』です。

2018年08月30日 20時35分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 田舎暮らしをするようになって感じることです。
 裏山「仕事」・畑「仕事」・大工「仕事」をしない日を「空白」と思ってしまいます。「仕事」といっても一文にもなりませんが、一生懸命、力いっぱい、することがある。
 ところが膝が痛くなってから、養生のために家の中でぐずぐずしている。テレビを見たり、本を読んだり、漢字ナンクロをしたり、昼寝したり、だらだら。
 仕事をしていない感じです。外にはする仕事が山ほどあるのに。
 仕事をしたい。
 
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『よかたん温泉』で骨休めしました。

2018年08月29日 14時48分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 歯医者さんの予約があったので「あきら歯科」に行き、隣りの薬屋さんでブドウ「ゴルビー」を買いました。お目当ての「翠鳳」はまだ出ていません。9月から。
 歯医者さんがすんでから、久しぶりに「よかたん温泉」に。午前中で、よく空いていました。痛む膝にはいいでしょう。ゆっくり入りました。
 駐車場にはたくさんの車がとまっています。温泉に入る客でなく、ブドウを買う人。見ると、藤稔り/ピオーネ/シャインマスカット/べりーA/だけでなく、名前を聞いた事のない品種のブドウがいろいろ並んでいます。
 えー? こんなにブドウの品種があるのか。 
 新鮮で、安くて、おいしい。スーパーには巨峰くらいしかありません。よかたんのブドウ売り場に人が集まるのもわかります。
 入浴後、蕎麦屋の稜庵へ。シーズンのおわるまえに、夏メニューの「冷やかけをば」を食べました。ざる蕎麦のほうは年中ありますが、冷やかけは9月いっぱいかな。今度歯医者さんに来るときは、ざる蕎麦を食べるつもり。

 午後、ぼくは家で/昼寝/漢字ナンクロ/テレビ/などぐずぐず。
 道子さんは畑に出て、イチゴネットハウスを全部分解してくれました。
 大仕事でした。ごくろうさん。
 分解は大変だったでしょう。なにしろ、「アライグマには、一粒もイチゴをやらないぞ」という、ぼくの、強い/怒り/憎しみ/怨念/執念/がこもっており、頑丈なうえにも頑丈につくりましたから。
 ブドウの「ゴルビー」はとても甘い品種です。一粒食べると次々手がのびて、とまらなくなる。「おすすめ」です。
 さて、テニスの全米オープンがはじまりました。錦織圭/大坂なおみ/は、一回戦を勝ち進んでいます。(他の選手は全部負けました)。あと6試合勝ち上がれば優勝ですけど、どこまで勝ち進むか。
 試合は、真夜中から明け方にかけてあります。睡眠時間の調整をして、テレビ応援します。
 
 
 
 
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台風で荒れた道をきれいにしました。

2018年08月27日 20時37分47秒 | 古希からの田舎暮らし
 生れてから70年この地に生きている人でも「ここにあんな強い風の台風が来たのは、はじめてだ」と話しています。たしかにすごい強風でした。お隣りさんも「家が揺れるかとこわかった」と話しておられました。裏山の風もすごかった。
 さて台風のあと、山ぎわの道に、枯れた枝、裂けた生木の枝、葉っぱがいっぱい落ちています。そこで声を掛け合ってお隣さんやお向かいさんといっしょに、掃除しようということになりました。
 山ぎわの溝、路面の枝や葉を集めて、キャリーバックはすぐ一杯になります。そのキャリイバックのゴミ捨て場は、落ち葉や枯れ枝が山のように積み上がります。

 早朝1時間くらい頑張るつもりでしたが、ゴミが多くて2時間頑張ることになってしまいました。
 汗をかいて頑張った方々です。

 えーと、ぼくは写ってません。写真を撮っただけです。膝痛で手伝いもできませんでした。
 
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台風の痕(畑)を片付けました。

2018年08月27日 02時13分50秒 | 古希からの田舎暮らし
 畑のまわりの田んぼ(稲)や黒大豆(転作の田んぼ)は目立った被害がないのに、うちの畑だけネットハウスの残骸が残っています。なんとか早めに片付けなくては。
 きのうの日曜日は、萌ちゃん一家・大志くん一家が「膝見舞い」に来てくれたので、手伝ってもらいました。ぼくは動くわけにいきません。道子さんが一日かかって、イチゴ・ネットハウスを分解して片付けました。
 なにしろ「アライグマ憎し! イチゴは一粒だって口に入れさせないぞ!」と強い気持ちでつくった『イチゴ・ネットハウス』です。手をいっぱいかけて、頑丈につくりました。
 枠は傾いていても、簡単には撤去できません。道子さんは大変でした。ぼくも、「やればできる」ほどに膝痛はよくなっていると思うのですが、トライさせてもらえません。畑にイスを置いて見ているだけ。
 それでも夕方には、二重に張った動物ネットをはずし、枠もほとんど片付けることができました。
 4ミリの防風ネット・ハウスは、つくってから4年。ガタがきています。台風で地面に平伏してしまいました。これは大志くんのお父さんがきれいに片付けてくれました。よかった。
 ぼくは畑に出ても、イスに座って見ているだけ。すんませんなあ。























 
 
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うちの畑は強風にやられました。

2018年08月25日 00時28分56秒 | 古希からの田舎暮らし
 小芋の畝を見てください。

 強風に葉っぱが裂けて葉脈だけになり、八つ手の葉みたいです。小芋はかわいそうですが、このまま芋掘りまで生長してもらうしかありません。
 今年は、アライグマに一粒もイチゴを喰わせず、悔し涙を流させた『イチゴ・ネットハウス』。強風にやられました。枠は強いし、風は網を通り抜けるだろうと思ってました。それがこんなことに。

 イチゴだけでなく、大豆の「苗立て」にも役立ったネットハウスですが、もう御用済みです。解体するしかありません。ボチボチ。
 きのうは、軽トラにガソリンを入れたついでに細川町の高篠から口吉川町の大島まで、美嚢川の向うを走ってみました。どこの菜園も強風で荒れています。よく見ると、家の陰とか他より低い畑は被害が少なく、高台ふうの畑はよく荒れています。
 そういえば、うちの畑は土手の上で高い。東からも西からも強風が当たる。ダブルパンチです。
 被害を受けなかったのはサツマイモ。這いつくばって、素知らぬ顔で繁っています。
 三木は内陸部のなだらかな地勢で、気候はおだやかです。でも何十年に一度は、こんな台風も襲来するのでしょう。
 それにしても山田錦の稲は被害がなくてよかった。強風につよかった。
 
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台風に備えて道子さんだけが大忙しでした。

2018年08月24日 10時58分22秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝早くから、台風に備えて、道子さんは大忙しでした。ぼくは杖なしでも歩けるけど、大事をとって杖を突きながら見ているだけ。
 道子さんはまず畑に出て、台風対策を強化しました。強風で飛びそうなものはネットハウスに入れました。ネットハウスが飛んでしまったら仕方ありません。背の高い作物は倒れるかも。大豆・黒豆は杭に二段ヒモを張ってあります。多少傾く程度ですむか。台風のあとはそのまま生長してもらいます。完全に倒れて根が浮くほどでなければ、大丈夫でしょう。
 金胡麻は背が高いからあぶない。道子さんは胡麻を「一蓮托生の運命共同体」にしました。多少は強風に頑張るでしょうし、倒れたとしても、すぐに干して胡麻を収穫します。

 家のまわりも道子さんが片付けて、台風に備えました。ぼくはゆっくり入浴して、膝をあたためました。どうしようもないので、とにかく養生につとめます。

 さて、朝になって、朝食前に、軽トラで畑まで行ってみることにしました。途中の道には、枯枝や葉っぱが落ちています。それを道子さんにどけてもらいながら畑へ。防風ネットで囲んだハウスは地面に平伏しています。そして、なんとイチゴハウスも傾いています。
 金胡麻は平伏。畑に這いつくばっている落花生やサツマイモは無事です。大豆・黒豆も傾いていますが、杭とヒモのお蔭で倒れないでいます。傾いたまま生長してもらいます。
 営農組合で4町歩つくっている黒大豆はかなり平伏しています。収穫は減るかもしれないけど、どうしようもありません。ひどい風だったんだ。
 25年前から住んでおられるお向かいにきいたら、「こんな強い風ははじめて!」って。台風の目の東側だったから強風になったのでしょう。
 ぼくは、杖を突かずに移動できるし、体は元気ですから、ウズウズします。
 ここは我慢。 我慢! 我慢!
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『〈思い込み〉のつよい自分を自覚して』生きます。

2018年08月23日 01時15分18秒 | 古希からの田舎暮らし
 自分の〈思い込み〉のつよいのは「母親ゆずり」かもしれません。何か思い込むと、人にはしゃべらず、悪い方へずんずん一人で走って行ってしまう。
 何度もブログに書くようで気が引けますが、ぼくの学生時代のことです。
 40歳代の母は体調が悪く、よく医者にかかっていました。ていねいに診ると評判の医者で、いろんな可能性を話したようです。46歳のとき「肝硬変の疑いがある」と告げられ、母は自分の苦しさと結びつけて、〈肝硬変→癌→死〉と思い込みました。
 家から下宿に帰るとき、母は手紙を手渡しました。思い詰めた顔つきで。汽車に乗っている間、手紙が気になりましたが、人中で読む気になれませんでした。
 日の短くなった秋の暮れ、下宿に帰って机に向かい、手紙を読みました。
 肝硬変と告げられて死を覚悟したこと、「不甲斐ない親でしたが、員数外の家族になってしまいました」と書いてありました。
 何か言葉を書いて手紙を出そう。便箋に向かいしたが、言葉がありません。しばらくしゃくりあげて泣きました。号泣でなく、さめざめと。あんな「さめざめ泣き」は、ぼくの短くない人生でも、あのときだけです。いまもあの場面をありありと思い浮かべることができます。
 世の中はわからないもので、母はいま105歳で、医者の薬は一粒も飲んでいません。元気です。
 母は、人にしゃべりまくって発散するのでなく、自分の中に取り込んで思いを育てるタイプなのでしょう。

 さて、朝起きても、膝痛は相変わらずです。杖を突いて便所に行き、仏壇前のイスに座り、瞑想をすませて、朝食。セカンド・オピニオンをきくつもりで、「やすらぎの森診療所」で、膝を診てもらうことにしました。(整形外科は水・土のみ診察)
 初対面ですがなかなか感じのいい先生です。「18日には草を刈ったのに、19日から杖なしでは移動できなくなりました。人生が変わってしまいました。いままでと世間の景色がちがいます。これからどうして生きたらいいでしょう」。という思い込みを話したら、温和な感じできいてもらい「レントゲンを撮ってみましょう」。
 いまのレントゲン写真って、きれいですね。クッキリ写ってる。
「どうもないようです。関節の骨が傷ついたのでしょう。一ヵ月くらい安静にしていてください。痛み止めはします」。
 帰って昼寝をして、夕方、杖なしで便所に行こうとする。何かとりに行って、杖を忘れてもどろうとする。早くも注射や薬が効いてるみたいです。
 さー、痛くなくても、草刈りをしたくなっても、我慢するぞ! これからの人生がかかってる。
 そしてぼくの思ったことは。
「〈強力な思い込みの遺伝子〉を、母親から受け継いでるな」。 
 おさわがせしてすみません。
 
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18日には、草刈りをしました。3日後のきのうは。

2018年08月22日 02時24分48秒 | 古希からの田舎暮らし
 姫路に行った日(19日)。姫路から帰った日(20日)。家でゴロゴロしていた日(21日)。
 この三日間で、人生の景色がかわってしまいました。
 便所に行くのも、右足をかばって杖を両手で突き、杖なしには移動できない生活になりました。
 考えてみたら姫路に行く前の18日は、まだ足を引きずるようにして歩けたし、前の土地の草刈りも、30分ほど草刈り機でしました。
 外仕事をするのは、しんどかったけど、たのしみでもあった。それが一切できない。
 今日したことといえば、机にむかってあの漢字ナンクロの問題と、図書館で借りた本をちょっと読んだ。それにテレビを観ただけです。車を運転して少しだけ出掛けましたが。
 膝痛人口は2200万人とか書いてありました。日本人6人に1人は膝痛かよ。
 それにしてはみんなスタスタ歩いてる。
 お医者さんにも相談して、これからの人生を考えてみます。
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 姫路で「能」を見ました。

2018年08月20日 18時59分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 姫路に行った証拠写真を一枚。

 日曜日に、姫路のキャスパホールで「能」の公演があり、見てきました。クラシック音楽の好きなぼくは、道子さんとよく聴きに出かけます。道子さんは、音楽の生の波動を浴びるのをよしとして、付き合います。道子さんの好きなのは、能であり、謡曲です。篠山にいたとき、春日神社の能楽堂で、能の公演がありました。あの幽玄の世界を道子さんはときどき思い出して話します。(ぼくは見なかった)。
 で、ぼくも、少し「能」を見ようと、姫路の公演に出掛けたのです。一泊の予定で。
 ところがこのたびの一泊の旅はさんざんでした。ぼくが、杖を突いても膝が痛くて歩くのが難儀なのです。道子さんはぼくのカバンを持ち、肩を貸してなんとか駅の構内は歩かせ、タクシーで宿に行きました。大変でした。
 温泉のあるホテルでしたが、温泉好きのぼくが、夕食前に一度入っただけでした。バイキングの朝食も、ぼくはテーブルについたまま。道子さんが見つくろってきたものを食べました。お城の写真は、タクシーで近くまで行き、車から撮りました。
 で、能はどうだったかというと、半分は寝ていました。ごめんなさい。演者さま。9月末には人間国宝の方のありがたいお能の公演をまた見ることになっています。
 ところで膝痛ですが、これからの人生は大変です。
 電車が駅に着くと、二足歩行の動物は、さっさと歩いていきます。ぼくはいわば、三足歩行で、ゆっくりゆっくり。杖を使って歩くことに少しなれましたが、これからはツアーに参加するなんて無理だし、美嚢郡三十三カ寺巡拝も無理。人生の景色がちがってきます。
 膝痛ってオオゴトだ。そんな人が2000万人もいるんだって。
 この話はまたボチボチ。
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やっぱり「畝間潅水」をしました。

2018年08月19日 01時13分56秒 | 古希からの田舎暮らし
 先週の金曜日に畝間潅水をして、8日目です。間に少しだけ雨が降りました。降ったといっても龍神さまが「力が足りなくて恥ずかしい」といいわけたしたくなるほど。黒大豆を4町つくっている村の営農組合は、いま畝間潅水しています。やっぱり「畝間潅水」しよう。
 きのうは夕方5時からはじめて6時半まで大豆・黒豆に水を入れました。遊歩道の草が伸び放題なので草刈りも必要です。膝は痛くても草刈りは速く歩かないで、ゆっくりした足運びです。30分ほど刈って、遊歩道が見やすくなりました。
 草刈りといえば、家の前の土地は6日に草を刈ってから少し伸びてきました。「もう一度、我が家のデッキからきれいな土地を見たい。ナイロンコードで刈ろう」。
 イネ科のチョンチョンした草を、ナイロンコードで刈って、きれいな土地に見えます。

 この土地を買うことになったとき、なぜか、「ステージがあって、パラソルが立っている」イメージが浮かびました。それをもう一度見たい。写真に撮っておきました。
 ほんとはあの台にチェアを置いて、本でも読んでいるイメージなのですが、暑いしそこまでしなくても。この写真を見るだけでいい気分です。
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大事に、大事に、育てます。

2018年08月18日 01時56分20秒 | 古希からの田舎暮らし
 イチゴ・ネットハウスの中にも、大豆と黒豆を植えています。いま樹が大きくなり、花が咲くときです。畑に行くたびに「大きくなったなー」と声を掛けています。
 ハトに新芽を食われないように、イチゴ・ネットハウスで大豆・黒豆の「苗立て」をするようになって5年になるかな。「本植え」しなければなりませんが、ハトには一本もやられません。ネットハウスに残った苗は、そのまま育てていますが、あまり世話したことはありません。
 しかし「今年がこの畑は最後だ!」と思うと気合がちがいます。苗をしっかり植え直して、列をととのえ、草を抜き、畝間潅水をしてきました。
 倒れるのをふせぐ「ヒモ張り」も遅ればせながらしました。竹の杭をつくり、一昨日は杭を打ち込みました。昨日はヒモ張り。畝間の草を削りました。

 写真にあるように畝間を向こうまで歩けるようになりました。
 先週は金曜日に畝間潅水をしました。あれから一週間。途中で少し雨が降りましたが、花の時期だけに、水やりしたほうがいいか。
 様子を見ます。 
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「あの本、どこにやったかなー」。

2018年08月16日 21時10分21秒 | 古希からの田舎暮らし
 東条の図書館に本を返しに行ったら、一冊忘れていました。家に帰って探ししたのですが、見つかりません。借りた記憶はあるのですが、数ページ読んだだけです。
 その本は西村京太郎の『十津川警部・何とかなんとか』(題名を忘れた)でした。気まぐれに借りて、どこかに置いている筈です。
 でもこれだけ探してないのだから、事情を話して、実物を弁償するしかありません。西村京太郎は600冊くらいミステリーを書いていますが、中古本で入手できるようです。前にも東条図書館で道子さんが本を借りて、見当たらず、中古本を入手して返却したことがあります。そのときの中古本は値段が「1円」でした。値段は言わずに図書館におわびを言って返却しました。
 読んだらすぐ忘れるような本は、もう読まないでおこう。そんな気がします。いまは宮尾登美子と吉村昭の本を読みたい気持ちです。
 宮尾登美子の『錦』という作品を読みました。彼女が30年あたためていた構想を小説にしたものです。西陣のすごい織物の話ですが、ぼくは作品中の脇役である「仙」さんがどうなるか、を気に掛けながら読みました。『きのね』でもそうですが、宮尾登美子の作品には、気になる脇役の女性が出てきます。「応援したくなる」というか。ひたすら尽くしながら脇役のまま。
 吉村昭は、小説の骨組みがガッチリしています。「人の真実」を造形しています。フィクションでなく、現実の人間が目の前に立つ。「その人」は作家の勝手な造形を許さないというか、真実を真っ直ぐ見る。
 
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見たか! 霊験あらたか!

2018年08月15日 17時47分55秒 | 古希からの田舎暮らし
 龍神さまは、いまごろ鼻高々で、腕組みして「ニターッ」と雨を眺めているでしょう。
 38ミリにはとどかないけど、とにかく降りました。
 ありがとうございます。 あの ……、もうちょっと降ってほしいのですけど ……。
 ま、またお願いします。
 大豆の樹/黒豆の樹/は生長めざましく、ヒモは2段張りが必要です。
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ハイパワーで龍神さまにお願いしました。

2018年08月15日 01時18分18秒 | 古希からの田舎暮らし
 孫たちがお盆休みで来ている、いい機会です。大志くんに、龍神参りの卵を池に投げ込むことをお願いしました。そうしたら「みんなで龍神さまにお願いしようよ」ということになり、大挙してお参りしました。
 いつもの6つの池を、6人でぞろぞろまわったのでは目立ちすぎます。で、蛇が池 ⇒ 福地池 ⇒ 九文小池 ⇒ 雨降らしの神さま と目立たないところにお参りしました。
 写真は福地池にお参りしているところです。さいわい、なぜか先日、不動明王の真言(マントラ)をハガキにプリントしていたので、みんなそれを見て、大声でマントラを唱和しました。

 福地池は水がかなり減っています。それでも畑で畝間潅水するときの勢いは立派です。もうすぐ龍神さまが雨を降らせてくださるから、いまの水の勢いをつづけてほしい。
 次の写真は、雨降らしの神さま、の祠です。

 龍神さまはにぎやかなほうがいいみたいです。このお参りで雨が降るでしょう。
 毎度ありがとうございます。

 午後は、子たち孫たちは帰り、おじいさんとおばあさんは「やれやれ」とひとまず腰を伸ばし、夕方からは畑仕事をしました。水はやれてるので、ぼくは草刈り、道子さんはムシ点検。
 道子さんのムシ点検はまず金胡麻。葉っぱを落としなから、カメムシとクロメンガタスズメの幼虫を見つけて、ハサミでちょん切ります。それから大豆・黒豆の葉っぱ点検。
 日本中の多くのおじいさんおばあさんが、いまごろは同じ思いで、腰を伸ばしているでしょう。
「ばあさんや、次は、お正月だねー。待ち遠しいのう」とかなんとかいいながら。
 
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畑仕事は朝と夕方にします。

2018年08月14日 02時27分42秒 | 古希からの田舎暮らし
 午前9時から夕方4時までは畑仕事をしない。
 今年の仕事ルールになってしまいました。きのうは朝6時に畑に出て、畝間潅水をしました。全部の作物に畝間潅水が必要です。落花生/ショウガ/オクラ/金胡麻/サツマイモ/小芋/山芋の畝間に水を流しました。今年は菜園を家の庭にシフトしていました。畑でつくっている作物はこれだけです。
 黒豆の花が咲いています。

 外からは見えにくいですが、葉をかき分けてみると茎に小さい花をつけています。これが黒豆のサヤになります。そんなに奥まったところに咲いても、ムシに見えないよ。
 そうです。大豆/黒豆は、花が咲くまえに自分の花の中で授粉してしまいます。「自家受粉」です。
 花は小さく、目立たなくていい。咲いたときには授粉をすませているから、種の純粋性を保てる。でもだんだん弱くなるかも。
 今年は水不足ですが、畝間潅水のお蔭で順調に育っています。10日遅く植えた大豆は、これから花をつけます。
 ところで畑はカラカラなのに、雑草はどうしてあんなに元気なのでしょう。空いた畝には水をやらない。砂ぼこりがたつ。それでも盛り上がるように伸びています。
 夕方は遊歩道や畝間の草刈りをしました。
 小さい蛙がいっぱい跳びます。この蛙たちがみんな生きていけるほど、草のなかにはムシがいるのだろうか。「一匹の蛙は一晩に80匹ムシを捕食する」ときいたことがあるけど。クモだってムシをねらってるし。
 自然はすごい。
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