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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

梅雨があけました。虹を見ました。

2020年07月31日 18時08分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 昼寝から目覚めてお茶を飲み、「さ、草刈りをしようかな」と思っていたら、にわかに雨が降ってきました。道子さんが、「虹が出てる」といいます。

 虹は見る見る消えていきましたが、カメラはなんとか間に合いました。
 この3日ほど、ぼくが「さ、外仕事をしようしよう」と思うと雨が降って出鼻をくじかれていましたが、今日も。
 明日からは、バッチリ外仕事ができそうです。出鼻をくじかれてグズグズするのもいいけど、もうくじかれないでしょうね。頑張ります。

 鳥羽亮の『はぐれ長屋』シリーズを読んでいます。図書館で5冊文庫本を借りて、3冊は読みました。
 剣に強い「はぐれ長屋」の住人が、/主人公は一人でなく五人/絶対強いのでなくギリギリやっつける/ときどきちょっと切られる/巨悪に立ち向かうのでなくタチの悪い奴をやっつける/若くてカッコいい剣豪でなく年寄りの貧乏人/というところがいい。
 新しい本を読みはじめて100ページを過ぎるところあたりから応援したくなる。そのうちハラハラドキドキしてきて、最後まで読んでしまう。
 そういえば思い出した。昔は映画館で拍手しました。例えば『旗本退屈男』の危ない場面で、市川右太衛門が登場すると拍手。美空ひばりが悪者にやられそうになって警官隊が登場すると拍手。
 年寄りになると、あんな昔に還るのかな。
 
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コロナへの『心の揺れ』にどう向き合うか。

2020年07月30日 03時14分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 長い間「コロナ陽性者ゼロ」だった岩手県に、ついに陽性者が存在することになりました。
 ぼくは、このニュースを見たとき、岩手県民の『心の揺れ』を思いました。
 兵庫県はかなりの陽性者が都市部を中心におります。
 先日、神戸・三宮のクリニックで「手術後一年検診」(膝の人工関節置換)を受けたとき、診察・リハビリのあと午前11時のバスに乗って三木に帰ってきました。どこにも寄らず/お茶も飲まず/通行人や店先に目もくれず/真っ直ぐバス停に歩いて。
 街に暮らす人たちの『心の揺れ』を思います。
 あの病院でコロナが出たらしい/あのマンションの人がコロナになったそうだ/〇〇さんはコロナになったらしい/道ですれちがった人はコロナじゃないかと思った/ …… 。
 
 裏山で、カナカナ蝉が朝、夕、鳴くようになりました。もうすぐ梅雨が明けます。6月に田植えをすませた田んぼは、稲がしっかり伸びています。土用干しするときです。樹樹の緑が濃くなり、自然の歩みはどっしり安定しいます。
 農作業をしている人、菜園で野菜を作っている人、草刈りをしている人、みんな働きながら、コロナ嵐が通り過ぎるのを待っています。買い物に出掛けるときのほか村の中では、マスク姿の人を見掛けることはほとんどありません。
 何を言いたいのでもありませんけど、人間という「健気な動物」の心の揺れを、いとおしく思います。
 
 
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草刈りの一日でした。

2020年07月29日 21時34分09秒 | 古希からの田舎暮らし
 家の横の通路に、生コンを入れてもらいます。
 溝は6月に掘って、工事を頼んでいたのですが、雨でのびのびになっていました。その工事を8月3日にやってもらうことになりました。そこで今日は斜面の草を刈りました。

 草を刈った写真です。この後草を片づけ、グレーチング(溝のフタ)16枚をはずしました。溝の泥や小石をクワでさらえて、水道のホースで洗い流しました。
 工事のおかげで小屋への道が通りやすくなります。いままではグレーチングの上を歩き、足元不安定で、不安/不自由な思いをしていました。

 午後は、口吉川公民館まわりの草刈りに出動しました。12のから一人ずつ草刈りに出動するのですが、うちの村はぼくが行くことになりました。膝の手術後の経過は良好だし、太腿の痛みもなくなったし、近頃は元気だから大丈夫です。草刈りは、パワーのあるエンジン草刈り機のほうがいいけど、エンジンがかかりません。バッテリー草刈り機を持って軽トラで出掛けました。草刈り/片付け/は5時をまわるまでかかりました。
 みんなよく働きました。こういうときの田舎パワーは感心します。
 みなさんが休憩している写真です。

 というか、ぼくも作業に一生懸命で、撮るのを忘れていました。仕方なく休憩場面を。
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エノキが枯れてしまいました。

2020年07月28日 20時13分44秒 | 古希からの田舎暮らし
 10年前の2011年1月8日のブログに、ぼくはエノキのことを書いています。
 うちの村と川の向こうの村の間に、美嚢川が流れています。そして橋が架かっています。その橋のたもとに、太い、高い、エノキがそびえています。
 江戸時代に一里塚の目印として、エノキは植えられました。いまもあちこちに、エノキの大木があります。それをブログで紹介しました。
 ところがそのエノキの大木が枯れているのに最近気づきました。一年どころかもっと以前から枯れている様子です。夏になり、葉が繁るときなのに、この写真です。

 木が好きで、あちこちの木を愛しているつもりなのに、ゴミステーションのすぐそばの大樹なのに、気がいきませんでした。
「枯れ」は相当にすすんで、枯れ枝が落ちてるようです。危険なので枝を伐ったあとも見えます。強風のときにあの下を車で通り、太い枝が落下・直撃すれば死亡事故も考えられます。
 伐るしかありませんね。しかし、この大木、伐るのも大変です。

「今日は雨が降らないので午後は外仕事をしよう」。 
 着替えて外に出ました。ナイロンコードで道の縁の草を刈るつもりでした。草刈り機にバッテリーを装着して、仕事にかかろうとしたとき、雨が降ってきました。仕方なしに家に入りました。雨はほどなくやんだようですが、出鼻をくじかれて、読書と昼寝の午後になってしまいました。
 老人は出鼻をくじかれると弱い。 …… と思います。
 
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電気の草刈り機で刈れそうです。

2020年07月27日 20時12分53秒 | 古希からの田舎暮らし
 芝生は電気の草刈り機で刈っています。23センチの鋸歯できれいに刈れます。いままで26ccのマキタのエンジン草刈り機を使っていました。25,5センチの鋸歯が使えました。パワーがありました。
 さて、バッテリー草刈り機になってから、一度ナイロンコードで草を刈ってみました。すると、すぐに回転が止まってしまいます。
「やっぱりパワー不足だ。エンジン草刈り機も使えるようにしておく必要があるな」と思っていました。
 ぼくはナイロンコードの草刈り機には写真の器具をつけて刈ります。

 ナイロンコードの長さは18~19センチにしています。それも4本のナイロンコードをつけて刈れる器具です。ナイロンコードを自分で切って少し長めにしています。そのほうが広い範囲を刈れるから。でもバッテリー草刈り機では、この器具をつけるとすぐに止まってしまいます。作業になりません。
 ところがエンジン草刈り機が先日からエンジンが掛かりません。ちょっと掛かってもすぐ止まってしまいます。プラグを替えてみましたがダメ。修理に出さねばなりません。
 今日はナイロンコードを5センチ短くして、バッテリー草刈り機で刈ってみました。
 いける。短くすると抵抗が少なくなり、草が刈れます。きれいに刈れる。十分です。
 エンジン草刈り機のために、先日新しい混合油タンクを買ったけど(風化してボロボロなので)、ガソリンタンクに10リットルガソリンを買ったけど、混合油のためにエンジンオイルも新しく買ったけど、もう必要なくなったかな。
 しばらく様子を見ます。
 
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『ノモンハンの夏』を読みなおしました。

2020年07月26日 14時41分26秒 | 古希からの田舎暮らし
 先日から読みはじめた『ノモンハンの夏』(半藤一利著 文春文庫)を読みおわりました。470ページあり、歴史の本で、ノツノツ読みましたが、それでもノモンハン事件の推移を忘れているところがあり、「次はどうなるんだったか」と推理小説をたどるような気分で読み返しました。
 日本陸軍の参謀本部/満州の関東軍参謀部/上級将校/のおろかさによって、数万の日本軍兵士が戦死/戦傷/したソ連との戦争を、ぼくのこころの中では、これでふたをします。80年前の戦争を、いまさら、ほざいても、ぼやいても、どうしようもありませんから。

 ただ、この本の主役ともいうべき辻政信について。
 辻政信が書いた本は今ごろまた出版されて、新聞広告にも載っています。彼は明治生まれの軍人ですから、もちろん亡くなっています。それなのに彼の本が出版され、売れる。
 売れるから出版する。それでいいのか。
 ぼくは高校生の頃(昭和30年前後)父の書棚にあった本を読みました。『潜行三千里』とか『十五対一』という辻政信の本を。当時のベストセラーだったから、父も買って本棚に置いていたのでしょう。たしかに読みやすく、興味もありました。
 しかし彼はノモンハンの戦争を起こした張本人です。敵・味方の数万の兵士が戦死し、戦傷で倒れました。彼を作戦の神さま扱いしたり、銅像を建てたりしていますが、「人気があるのだから、本を再版してもいいじゃないか」ですませてはいけない。
 当時読んで、彼の本は面白かったです。しかし彼は、人の命を何と思っていたのか。上級将校には兵士の命を屁とも思わない将官がいました。飛行機の特攻隊に若い兵士を追い立てた富永恭次という卑劣な中将もいました。その日本の上級軍人同士の「なれあい体質」が問題です。あいまいな、どっちでもいいような、無責任な体質が、いまも政府や官庁にはある。それを国民は許している。それが問題です。
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雨の中を愛宕さんにお参りしました。

2020年07月24日 18時20分11秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日の夕方は雨が降っていました。7月24日は、裏山の祠・愛宕さんにお参りする日です。
「14日の祇園さんと24日の愛宕さんを14日一日にまとめる」話があったそうですが、今日も当番の方が拝む場所をセットしておられました。

 数年前に道子さんが歩数で測ったら、ビルの7階に相当する高さのところに祠はあります。しかし高齢化時代に老人が暗い山道を登るのは無理です。そこで山頂の祠は、参道入口に下ろして、登らなくても拝めるようにする予定ですって。
 6時から拝むようになっていますが、少し前に様子を見に行きました。雨は降っています。100メートルちょっとですが、車で。
 とりあえず拝んで、「来年からここを拝む場所にする」という話をきいてもどってきました。
 昔からの村の祠が大事にされるのはうれしいことです。
 雨が降っても、拝む場所をセットして、1人も拝みに来ないかもしれないけれど、当番の役目を果たそうといておられる律義さ、に感謝します。
 
 雨で外仕事ができないと、家でグズグズする日になります。片付けはあるのですが、その気にならないとできません。「ノモンハン」の本を読んで過ごしました。
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道子さん、また・また・また・スズメバチを退治

2020年07月22日 18時25分31秒 | 古希からの田舎暮らし
 夕方、道子さんが、また・また・また・スズメバチの巣を発見しました。これで3つ目です。夕方で、少し活動が鈍ってるからスプレーして巣を取り除くことができました。
 巣の場所は、裏の小屋の天井です。天井に材木を上げることがあるけど、いままで気づきませんでした。

 ソフトボールより大きな、立派なスズメバチの巣です。秋になるまで油断できません。

 連日雨でイヤになっていましたが、ちょっと雨の降らない日がつづくと「雨が欲しい!」。畑は真砂土ですからすぐに乾きます。いくら雨が降っても、止むとすぐに畝間を歩ける。真砂土の畑のいいところです。
 今日は雨がほしいな。予報では夜中に雨が降るようで、ひと息つけそうです。

 何もする気がしない日。今日はなぜかそんな日でした。歩いたのは4000歩足らず。外にはメダカの餌をやりに行っただけ。夜中に起きて思い出の手紙を書いたりしましたが、外仕事をする気力が出ませんでした。
 自分にはそんな日がある。「怠けていると思わない/自分を責めない」。
 いい心掛けだと思っています。
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手術後1年目の検診を受けました。

2020年07月21日 21時21分57秒 | 古希からの田舎暮らし
 右膝の人工関節置換手術をしたのは去年7月24日のことでした。あれから1年たって、いまは手すりなしで足を交互に出して階段の上り下りができます。痛みは全然ありません。
「手術によって人生が大きく変わった」といっていいでしょう。
 手術までは階段は一段ずつ足を揃えて上り下りし、杖を持って、右足を横に振るようにゆっくり歩いていました。人並みに歩くことをあきらめていました。団体旅行もあきらめていました。子どもが、「駆け足30秒で登れる裏山」に登るのさえあきらめていました。しかし今年は裏山に登る階段工事までやりました。
 一度あきらめた人生が復活したような気持ちです。
 車を恵比寿駅の駐車場に置いて、快速の三宮行神姫バスで出掛けました。レントゲン/手術した医師による診察/理学療法士による筋力測定と観察/は、どれも「よろしい」。これで解放されました。「一年後にまた診察を受けてください」といわれたけど、そんな先のことは忘れます。世の中どうなるかわからん。
 とりあえずいまは快調です。痛みなしに歩き、耕し、運び、大工仕事をし …… 。なんでもできます。
 道子さんのお母さんは70歳から膝が痛み、膝をいたわりながら98歳まで生きました。もし彼女がこの手術を受けていたら、もっと楽しい老後だったのに、と思わないではありません。医学の進歩はありがたいです。
 やった! これで解放された。「ゆっくりお茶でも飲むか」と思わないではなかったけど、いまは都市にいる気がしない。早く田舎に帰りたい。三宮で帰りのバスに乗ったのは11時前。早々に帰って、夕方はとどろき温泉に入りました。ささやかなお祝いのつもりです。
 いまは、都会の人ごみが、うとましい。コロナって大きな意識変化をもたらしていますね。
 
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田舎の老人の一日にも、いろんなことが起こります。

2020年07月20日 21時57分56秒 | 古希からの田舎暮らし
その1 ぼくのスマホの電池が減っています。「充電しなければ …… 」と昨夜セットしました。朝起きてスマホを見たら、昨夜と同じです。まだ充電できていません。それに動かそうとしても動いません。
ぼく: スマホがおかしい。充電できんようになった。auに持っていかなあかん。
道子: スマホ切って、しばらくして点けてみた?
ぼく: そうや。忘れとった。やってみるわ。
 切ってしばらくして点けてみました。なんと! 元通りになってます。
 そうやった。そうやった。なんかわからんけど、切って点けたら元通りに動くんやった。

その2 うちの「前の畑」のとなり畑は、狩猟免許を持った方が三木市街のほうから畑づくりに来ています。スイカづくりが上手で、立派なスイカが20個くらいとれます。ところが一昨年も去年もアライグマにやられました。今年はスイカのそばにワナを仕掛けてアライグマを捕まえています。昨日も大きなアライグマが捕まりました。
「今年8匹目です。でもスイカはやられています。来年からスイカを、イチゴ・ネットハウスみたいなものを作って、その中でつくります」
 スイカの好きなおじさんで、立派なスイカを毎年20個くらいつくるのですが、食うのはアライグマ。おじさん宅ではこの3年で数個しか食べてません。おじさんの怒りがよくわかる。応援します。

その3 先日作った竹の垣根です。テントのほうから見たら、なかなか感じがいい。

 この空気感がすきです。

その4 明日は三宮のあんしんクリニックで診てもらう日です。久しぶりに街に出る。で、散髪しました。8ミリのスポーツ刈り。気に入ってます。 …… 膝の人工関節置換手術をして1年になります。1月に「術後半年検診」をしてもらってからわずか半年ですが、その間に世界中が大変な目にあってます。

その5 サツマイモのツルボケが気になります。山のほうにサツマイモのツルを切って植えてみました。いま植えると11月頃の収穫になるでしょうか。野兎に食われず「順調にいけば」のはなしですが。
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『ノモンハンの夏』を読みなおしています。

2020年07月19日 20時32分14秒 | 古希からの田舎暮らし

 道子さんは、いま玄関先に百合のプランターを置いています。はなが咲きました。大きな花があいさつしているみたいです。
 昨日から半藤一利の『ノモンハンの夏』を読みなおしています。日本の軍隊の/無責任なやりとり/あいまいな命令/勝手な独断専行/をきちんと書いている本です。誰にでも書ける本でない。半藤一利だから書けた。歴史に残る本です。2度読んで、ときどきページをめくっては拾い読みしてきました。
 このへんで「ぼくのノモンハンへの気持ちに区切りをつけよう」という気持ちで読みなおすことにしました。
 日本の、あの、戦争は、昭和20年8月に終わりました。多くの上級軍人は、口をぬぐって戦後を生きました。下級兵士はたくさん戦死しました。相当な餓死/戦病死も含まれまていました。
 あの戦争は、十分に反省できたか。ドイツが自分たちの身を切って、ナチスを糾弾したように。できませんでした。総理大臣が「一億総懺悔」と言って、「ザンゲザンゲ」で反省をすませたことにしてしまいました。
 ぼくの気になるのは、あの参謀たちの無責任体質です。いまの官僚に受け継がれています。何か起こってもイイワケ、イイノガレができるような/当事者の心意気/官庁の仕組み/社会の雰囲気/になっています。
 
 サツマイモがツルボケです。いまから何ができるか。どうするかなー。
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テント台に竹垣をつけました。

2020年07月18日 19時13分21秒 | 古希からの田舎暮らし
 テント台の道路側はカイヅカイブキが3本植えてあります。でも道路から見ると3本だけで、あとは垣根らしいものがありません。かなり前に、道子さんに「竹垣をつけてよ」といわれていました。
「そのうち……」「そのうち……」と思い暮らしておりました。今日はなぜか急に「竹垣をつけよう」という気持ちが満ちてきて、一生懸命に働きました。
 夕方、竹垣が出来た写真です。

 左にカイヅカイブキが3本見えます。3本とは中途半端ですが、道沿いに植えた余りです。これだけ大きくなったのに、追加していまさら細い苗木を植える気がしない。で、竹垣をつくったのです。
 できてみるとわるくない。
 道子さんは台所前の茂みをきれいにするために頑張っています。マムシがひそむところがないように。マムシも/日が当たるところ/明るいところ/は苦手です。プランターの下とか落ち葉の下とか、ちょっと身を隠したいようです。以前は竹藪に置いているバスタブの下に、マムシがとぐろを巻いていたことがあります。
 カナカナ蝉が鳴きはじめました。一日千回鳴くというウグイスの声が間遠になりました。
 真夏が近づいています。
  
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前の畑で仕事をしました。

2020年07月17日 20時02分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 裏山のほうに気持ちがいって、前の畑をおろそかにしていました。今日は前の畑で少し仕事をしよう。まず電撃殺虫器の掃除をしました。山繭(やままゆ)の蛾でしょうか。殺虫器のそばのネットにとまっていました。

 口はなくて、成虫の蛾は何も食べません。幼虫時に食べたものだけで成虫になり、卵を産んで死んでいきます。
 今日気合を入れてした仕事は大豆の土寄せです。生長してきた大豆の根元がしっかりするように両側から土を寄せました。真砂土が混じっているのでよくほぐれています。

 小ぶりの畝に《二条植え》していますから密植のように見えます。サチユタカがどれくらいの高さになるか。どれくらい枝が張って茂るか。いつ頃花が咲き、サヤが出来て、いつ頃葉が落ちて、サヤがはじけるか。
 サチユタカの収穫については未経験です。これからはこまめに様子を見ることにします。
 サツマイモの畝が盛り上がっています。ちょっと繁り過ぎです。「ツル上げ」をしてみました。
 しまった! 遅すぎた。ツルがいっぱい根を張っています。

 これではサツマイモはツルボケになります。葉が茂り、ツルの途中で根が張り、サツマイモはできない。これからツル上げを10日に一度やることにします。
 
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道子さんのマムシ退治

2020年07月17日 02時36分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうの朝午前6時過ぎのことです。ぼくは前の畑に大豆の生長ぐあいを見に行きました。「補植」が必要かどうか。200本余りの大豆は大丈夫です。苗が20本ほど残っているので山に植えるかな。
 道子さんが、マムシ棒を持って前の道を横切ってきました。
「プランターの下にマムシがいる。さっきいた。マムシ棒(裏山の畑に置いてる)を取りにいった。もう、どこかに行ったかわからんけど」
 ぼくはマムシ棒を受けとってプランターのところに行ってみました。とぐろを巻いているような胴体の一部が見えます。プランターをちょっとずらして、マムシ棒で胴を押さえました。胴体を押さえたので頭はよく動きます。道子さんが胴体を火バサミで押さえ、ぼくはマムシ棒を頭のほうに突き刺しました。道子さんが45リットルの大きなビニール袋を持ってきて、火バサミとマムシ棒でなんとか袋に入れました。
 マムシは腹が黒い点点でいっぱい。ふつうの蛇のように白くありません。おどろおどろしい感じです。それを黒いビニール袋に入れ、ちょっとした大きさの段ボール箱に入れ、テープで厳重に封をしました。たき火で焼くか。燃えるゴミに出すか。
 マムシはちょっと大きいサイズです。1メートルあるか。数年は生きているみたいです。
 台所前のウッドデッキで、2,3年前に道子さんは蛇を見ました。その「胴の模様がマムシのようだった」といいます。「マムシがいるから気を付けよう」とお互いに話していました。台所デッキ前の茂みは道子さんの仕事現場です。ここにはボタン/シャクナゲ/テッセン/ハスの火鉢2つ/桔梗/などいろんな花の花園になっています。道子さんはここで仕事をすることがよくあります。
 棒でつついたり声を掛けたりしてから茂みの手入れをするといいますけど、いままでマムシに咬まれなかったのは、まさに奇跡です。よくもまー、ご無事で! このマムシはこの数年ずっとデッキの下やプランターの下にいたのです。
 ぼくは、マムシに咬まれた人に直接話を聞いたことがあります。田舎暮らしをはじめてから2人のひとに。
1人は川向いの村のTさんでした。
「どんな時に咬まれたんですか」
「朝、ちょっとサツマイモの草を抜こうと手を伸ばしたら」
「痛かったですか」
「はじめはピンとこなんだけど、痛くなって、H病院に救急車で運ばれて、2週間入院した」
 あとで聞くので本人は軽く話しますが、こっちはビクビクしてききました。
 もう1人の方はうちの村の花の好きなご婦人です。
「咬まれたときはどんな様子だったんですか」
「朝、庭の草花を見てて、草を抜こうとちょっと茂みに手を入れたら」
「痛かったですか」
「だんだん。救急車でH病院に運ばれて、2週間入院しました」
 つかまえたあのマムシはこの2,3年ずっと台所前のデッキ付近にいたでしょう。茂みには小さい蛙がいっぱいいます。ちょうどマムシの口にあうくらい。だからあちこち行かないで、ここでずっと暮らしていたのでしょう。
 裏山でマムシをつづいて殺した時、マムシを警戒して「皮手袋にしよう」と話したことがあるけど、最近は無警戒でした。いつもいいますが、「マムシに咬まれないで一生を終えたい」と切に願っています。
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大将軍神社にお参りしました。  

2020年07月16日 21時15分02秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は16日。大将軍神社にお参りする日です。久しぶりにいい天気だし、軽トラに段ボールや古紙を積み込んで、道端のコンテナに放り込んできたし、マムシ退治をしたし(あとでお話します)、いい気分で神社に着きました。

 下のほうに神社の鳥居や当番の人が見えます。見上げてみると、神社の楠はすごく高い。全部を撮れませんでした。6月は田植えで、お参り当番はありませんでした。2カ月ぶりのお参りです。
 お餅を頂いて帰り、お昼は「きな粉餅」二つで腹いっぱいになりました。
 次の写真は裏山の池(ビオトープ)です。水道のホースで水を入れているところです。

 なぜ水を入れるか。この池は縁から5センチのところまで水を入れています。でも大雨が降ると山の水が池の下に入り込みます。池の底が持ち上がって、池の中の水をあふれさせてしまいます。なぜ池の底が持ち上がるか。この池は6年前に作りました。
 土を掘る ⇒ 木の枠を作る ⇒ 40センチの畦板をつないで、ひょうたん型の枠を作る ⇒ 上にかぶせるビニールシートを傷つけないように毛布/布団を敷く ⇒ ビニールシートをかぶせて池にする(水を入れる) …… そのビニールシートは『プールライナー』というドイツ製の黒い、強いシートです。
 6年たつのに水漏れはありません。大雨が降ると山の水がプールライナーの下に流れ込んで、 底を持ち上げてしまいます。池の下の水が土に吸収されて水位が下がったので、池の水を補充しています。
 もう一つ、マムシ退治ですが、これは道子さんが活躍します。この話はあした。
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