古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

アライグマが来てるのは確かなのですが敵は賢いのかなかなか。

2014年11月30日 02時06分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ヌートリアを捕獲するために借りておられる檻を「また借り」してウッドデッキのそばに毎晩仕掛けています。足跡を見ても毎晩来ている形跡がありますし。ところがちょっとしたミステリーというか、エサの柿は食われ、入口のふたは落ちてるのにアライグマが入ってない。
 あれこれ推理してみました。
○ アライグマが2匹1組になって柿を食いに来る。1匹が檻の中に入って、踏み板を踏んで柿を食う。(入口のふたは落ちて閉まってしまう)外に相棒がいて、留め金の輪っかを引き上げてふたを開けてやる。中のアライグマは体でふたを押しあげて外に出る。もし残りの柿があれば相棒が交代して食う。 …… 確かにアライグマの手は指が長く、器用です。輪っかを引き上げて、ふたを体で押しあげて外に出ることを学んでしまったら、あの檻は役に立たなくなります。でもそこまで賢いかなー。
○ アライグマ以外の動物で、例えばイタチが柿を食いにくる。体重が軽いから柿を食って、踏み板は稼働せず、そのまま逃げる。では、なぜふたが落ちてるんだ? これはおかしい。
○ アライグマが中で食べ、ふたは閉まるが金網の中から指で輪っかを引っ掛けて留め金をはずし、ふたを体で押し上げて外に出る。それやられたらあの檻は役に立たない。でもそんなことできるかなー。
○ カラスか? でも柿はどこでもなっているから金網の檻に入って食う必要はない。それに夜は寝てる。夜行性の動物しか考えられない。
 もうちょっと粘って仕掛けてみます。
 雨で畑仕事が停滞しています。道子さんはイチゴの本植えをしなければなりませんし、ぼくは六条大麦を播こうと思います。畝を立て、踏み込んでから播きます。麦踏みのとき沈み込まないように。年内に芽を出してもらうには、そろそろ限度です。
 仕事があるのはわるくないけど、ちょっとすることが多すぎるかな。
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オオスズメバチはいつまで活動するのでしょうか。

2014年11月29日 03時30分40秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
「畑の入口付近に、オオスズメバチが巣をしている」とブログに書いたのは9月15日でした。
 あれから2か月半。ほぼ毎日、巣の前を通って畑や買い物に行きます。「軽トラ or 軽自動車」の窓を閉めてあるのをたしかめてから、巣の前で一旦停止してのぞきます。距離1メートル。間近で観察できます。巣から出てきたオオスズメバチは、軽トラのフロントガラス前を威嚇的に飛びます。数匹、ときには数十匹のオオスズメバチが飛び出したり、戻ってきたりします。
「おー、今日も元気に頑張っとるなー」となんとなく納得します。
 オオスズメバチの巣の撤去を、市役所に頼みましたが「山の巣は撤去しません」。村にお願いしたら「業者に問い合わせたけど費用が高過ぎる」。その結果ぼくらが毎日巣を観察できることになりました。
 そして巣を見たら敵(かたき)と思わなくても、共存できることを学びました。巣のそばに立ってのぞきこむような行為をしなければ、むやみに襲って刺すことはないようです。冗談半分に、からかうように、脅したり刺したりしません。彼らは真剣に生きています。
 オオスズメバチはうちの畑のすぐそばに巣をつくっています。うちの畑は農薬なしのムシの聖域になってますから〔ムシ・バイキング〕の食卓前に暮らしてるようなものです。ムシをいっぱい捕ってくれたことでしょう。肥料置きの波板天井にアシナガバチが巣をつくりましたが、襲って空き家にしてしまったのも、おそらくオオスズメバチでしょう。
「オオスズメバチの一生」を検索してみると11月までしか書いてありません。「働き蜂は死滅して女王蜂だけが生き残り、越冬する。巣は一年で見捨てられる」とあるだけです。でも11月も終わるのに、きのう巣の前で停車してみたらまだ次々と出入りしています。
 横で道子さんが「ここに巣をつくられて、ずいぶんたのしませてもらったね」といいます。
 毎日ちょっとしたスリルと、好奇心を刺激してもらい、畑のムシをとってもらいました。ありがとう。
 空き家になったら巣も掘ってみたい。いつまでいるかなー。 
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机はふつうの高さがいい …… かな。

2014年11月28日 02時57分39秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 写真はパソコンにさわったり本を読んだりする机です。幅50センチ・長さ2メートル。「パソコンにさわるときは左、本を読んだり書き物をするのは右」のつもりでしたが、本はパソコンの前で読むし書き物はしないので、道子さんが右半分をつかっています。
 この机、実は高さが50センチでした。写真中央にちょっとだけ「背もたれ」が写っている、コロのついた低いイスで、机にむかっていました。「どっか!」と腰をおろし、体がつつまれるような「すわり心地」が気に入って、神戸にいたときからつかっていました。だからこの机は、引っ越したときイスに合わせて自作しました。立ち上がれば窓の外に裏山や野鳥が見えるし、快適なスペースでした。
 ところが最近、立ち上がるのに「ヨイショ!」と気合が必要になりました。電話が鳴っても、ふつうのイスのように「スッ!」と立てないのです。
 雨が降って畑仕事はお休みなので、大工仕事をしました。
 脚を替えて、机をふつうの高さにもどし、とりあえず食卓のイスを置いてすわってみました。わるくない。目線が高くなって顔を上げるだけで裏山や野鳥が見えるし、自分が機動的になった気がします。すわり心地のいいイスを見つけ、脚の防寒対策も考えます。
 アライグマですが、昨夜も出没したようです。檻に誘導するように置いた西條柿は、食べられていました。檻の踏み板の奥の柿もなくなっています。軽量級のアライグマで踏み板が落ちなかったかも。今夜もう一度仕掛けます。
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アライグマ、またまた出没!

2014年11月27日 02時18分52秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちのウッドデッキに置いていた西條柿が、アライグマに喰い散らかされました。デッキの一部に屋根の下地に使う黒いアスファルト・シートを敷いているのですが、5本指の足跡がくっきり残ってします。
 斜めお向かいで大きなアライグマを捕獲したけど、また新たなアライグマがやってきたな。
 ヌートリア捕獲のために借りておられた檻が、いまは稲刈りがすんで空いています。それを「また借り」して昨夜檻を仕掛けました。
 西條柿は小粒でした。干し柿にしないで、35度の焼酎をつけて「渋抜き」をしていました。それをアライグマが賞味したのです。食べ頃になっていたのですね。
 さてアライグマはかかるか。
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紅葉にしっとりつつまれて。

2014年11月25日 05時14分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 大豆の稲木が空いたので、きのうは黒豆を刈りとって稲木に架けました。大豆のちょうど半分の量です。12月20日頃まで干してからサヤだけちぎり、踏んだり叩いたりして脱粒します。
 午後はショート・ステイ中の母のところに顔を出し、プチ紅葉狩りをしようと「慈眼寺」に寄りました。ふだんガラガラの駐車場が車でいっぱいです。山門そばの大きなイチョウは、かなり葉が落ちて地面に散り敷いています。境内では「お菓子つき抹茶」を、なんと100円で奉仕してくださいました。本堂に案内が貼ってあったので奥の座敷に上がってみました。中庭の紅葉がひときわきれいでした。
 いい天気だし、紅葉がきれいだったので伽耶院にも寄ってみました。ここも車がいっぱいで、お店も出ていました。
 愛真ホームのイチョウはどうでしょう。
 3年前樹を見に行って知り合いになった高齢の方は、今日も落ち葉の掃除をしておられるかな。
 寄ってみるとちょうど落ち葉を掃いておられるところでした。今年のギンナンは台風で落ちてしまったそうですが、樹は黄色に輝いています。ここの樹は枝張りに勢いがあり、青年の清清しさが伝わってきます。しばし見とれました。
 しかしなんといっても気持ちがしっとりするは、我が家のまわりの紅葉です。

 どこかに紅葉狩りに出掛けなくても、こんな秋にかこまれて暮らしてる。
 こころ満ちる思いを伝えたくて、今年も裏山の写真をアップします。大きいサイズで。
「田舎暮らしに踏み出してよかった」うれしさがじわっとわいてくるひとときです。
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大豆を脱穀しました。

2014年11月24日 03時56分03秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                      
 きのうは子や孫が来てくれて、大豆を脱穀しました。
 土曜日に借りた「足踏み式脱穀機」は重いので軽トラに積んだままでした。それを畑の自作4輪カートに乗せて運んでくれて、無事に設置。写真のように一人が「足踏み板」を踏み、一人が大豆の木を手渡し、一人が脱穀して、2時間で脱穀を終了。重い機械を借りた家の倉庫に返すのも、昼前にやってもらって助かりました。
 おやつは小石を入れたダッチオーブンでつくった焼き芋。そのあと唐箕(とうみ)でゴミを吹き飛ばす用意(フルイで大きなゴミを除く)をして昼食です。昼食は裏山でパンやソーセージなどを焼いて食べる「たき火パーティー」にしました。
                      
 午後は唐箕でゴミを飛ばし、片づけをして3時に終了。大豆の重さを測ってみたら17キログラムでした。ムシ食い・紫斑病・褐斑病などを除くと13キロ前後になるでしょう。今年の品種・タマニシキは大粒で味噌に適しているということです。木は大きくなるけど生長の段階でマイカ線を張ってガードすれば、この程度の収穫は確保できそうです。
 大豆の収穫が終わってやれやれ。ここからの選別は夜なべ仕事です。黒豆のほうは「葉落とし」して半月。かなり茶色になってきました。きょう、根を切って空いた稲木に干します。脱穀は12月に入って20日前後に「踏む・叩く」で。
 疲れました。
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どれだけ収穫できるか …… 大豆を脱穀します。

2014年11月23日 00時54分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 大豆をいま干しています。今年もひどいムシ食いでした。脱穀を前にきのう一本の大豆の木を持ち帰り、全部のサヤをむいて 〈立派な大豆・ムシ食い大豆〉 を数えてみました。ムシ食い大豆とは「よくできており、ムシが食っていなければ一人前の大豆」です。
 で、比率はどうだったか。〈いい大豆 …… 55パーセント〉 でした。
 ざっと収量の半分がムシ食いです。うちの味噌用は8キロあればいいですが、それにしてもよく食われています。
 4ミリ目の防風ネットでガードした小豆はどうだったか。
「ネット自由自在」の術を習得して、目の前でネットハウスを出入りしたアズキノメイガもいましたが、それでも一畝だけで2,5キロとれました。いままでで最高の収量です。おこわやぜんざいで、ほんとうの小豆の味をたのしめます。
 今日は大豆を脱粒します。天気もよさそうだし、トウミ・足踏み式稲こき機は借りてきました。いくら収量があるかな。
 
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〔オオスズメバチ〕となんとか共存しています。

2014年11月22日 04時05分08秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                    
 写真はオオスズメバチの巣です。オオスズメバチは地中に巣をつくります。ハチの姿を入れてもっと接写すればいいですが、怖いから明るい昼間にズームアップして巣の入口だけ撮りました。きのうは10匹以上のハチが巣のまわりを乱舞していました。「11月には姿を消す」と書いてあるサイトもありますが、畑のそばの巣は今も盛んに出入りしています。
 うちの畑入口の真正面に巣があるのでどうしても意識してしまいます。「オオスズメバチの性格」で検索すると「危険動物/獰猛で攻撃的/毒性が強い/縄張り意識がある」。用心してなるべく巣に近づかないようにしていますが、畑に行くには巣の前を通らねばなりません。それに「怖いもの見たさ」で毎日巣の1メートル前に軽トラを止めてのぞきますので、ぼくの顔を覚えてしまったかもしれません。毎日数匹がフロントガラスの前を飛びます。(窓は必ず閉めます)なるべくハチと目が合わないように、また敵意を消してにこやかな顔で見るように、心がけているつもりなんですが。
 村の人はこの巣のハチに、まだだれも刺されていません。「なんとか無事に巣がなくなってほしい」と願います。(この巣は一年限りで、冬を越すことはありません)人間だと巣にイタズラしたりするものですが、ハチはそんな「いらんことはしません」。巣からよく畑にも飛んできますが、ムシを捕まえるためで、威張ったりわざと脅したりしないし、マジメに生きているように思います。
 こちらもふつうにしていたらハチと共存できるかな。彼らは強力なムシ捕獲者ですし。
                    
 いま福地池は水を抜いています。畑の農業用水も出ません。玉ねぎなどを植えるのに水がいります。そこでペットボトルやポリタンクに水を入れて、軽トラで運んでいます。数日の辛抱でしょうから。

 
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『風雅舎』でランチしました。

2014年11月21日 02時40分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                     
 母・妙子さんは今日からショート・ステイです。なじみのない人の車に乗ると不安がるので、こちらで送り届け、連れて帰ることにしています。ホッとして車を走らせ、買い物のあと『風雅舎』でピザを食べることにしました。
 写真のサン・デッキはいい感じですが寒いのでサン・ルームのほうに。(サン・デッキはペット可ですって)
 風雅舎には、裏山の竹藪を切り開いて木を植えはじめた7年前に寄ったことがあります。たまたま休業日だったので「そのうち」と思って7年が過ぎました。三木東インターのすぐ近くで、店の前の道はよく通るし、フジワラ・ファームにもよく行くのに、風雅舎に寄ることはありませんでした。人生で「いずれまた」・「そのうち」というのは7年も先のことになるのでしょうか。
 俳優の高倉健さんが亡くなりました。庶民も各界の方々もその死を悼み、号外は出るし、みんなが健さんをめぐる「思い出」を語っています。人にはそれぞれ<死に時>があるそうですが、77歳のぼくは「<死に時>っていつだろう」。
 
 
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段取りよく畑の仕事をこなしています。

2014年11月20日 03時07分39秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                    
 大豆を刈りとった畝を、耕運して畝立てしました。段取りよく畑の仕事をこなしています。写真手前が、今年大豆をつくった畝です。向こうのブルーシートは、脱粒まえの大豆を干している稲木です。夜はシートをかぶせます。夜露にぬれないように。大豆の脱粒は23日(日)にやる予定です。
 畝のほうは次の作物まで黒マルチをかけておきます。
 この畑をつくりはじめて7年目。体力・気力は年々退化していきますが、仕事の段取りは進化しているのでしょうか。気持ちよく畑仕事をこなしている気がします。
 営農組合の黒豆は、根を切って逆さに並べて干してあります。12月初旬には脱粒・選別・出荷です。うちは葉落としをしただけで、まだ根を切っていません。試しにサヤをむいてみたら、黒豆はまだ乾燥していません。
 黒豆の根は、大豆を収穫してから切ることにします。黒豆は12月下旬に収穫できればいいので。
 道子さんは、イチゴの苗を寒さにさらして鍛えるため、去年まで黒マルチをかけないで苗を「本植え」していました。そして3月になってから、苦労して苗の上から黒マルチをかけていました。今年は「はじめから黒マルチをかけて、十字に切って苗を植える」といってます。ぼくは「それはいいことだ」と思います。
「解散のニュース」なんてくだらんので、テレビは夕方7時のニュースなんか見ないで、BS放送の「こころ旅」を見ています。なんか〔こころ〕のためになる気がします。
 
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ススキが増えてきました。

2014年11月17日 06時26分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

 10月21日に撮った福地池の堰堤です。セイタカアワダチソウが咲き誇って、秋の風情に花を添えています。
 しかし、去年の写真です。今年はこんな黄色の帯はもう見られません。上(かみ)にある蛇が池の堰堤も2年前まで見事な黄色の帯でしたが、今年は写真になりません。
 セイタカアワダチソウが衰えたのです。地中50センチに根をおろしますがそのあたりの肥料を使い果たしてしまったそうです。代わりに各地でススキが勢いを盛り返しています。
 この「ストーリー」は余程みなさんの「お気に入り」らしく、各地のセイタカアワダチソウ衰退の様子がブログで紹介されています。たしかにススキが増えました。秋の陽をうけて風に揺れています。
 秋の色といえば落葉樹の「紅葉」で、「赤」が主役です。それを引き立てる「黄色」はセイタカアワダチソウとイチョウが受け持っています。その一つが衰え、イチョウはそんなに見かけないし、「ちょっと残念」というところです。
 イチョウといえば毎年高篠の山すその樹と志染の愛真ホームの樹を写真に撮っています。どちらも樹形と色づきがよく、青空をバックにしたイチョウをしばし見あげるのが、秋のたのしみの一つです。
 この2本の樹は、例年12月1日前後が一番の見頃です。今年は少し早くなるかな。
 樹下に落ち葉を散り敷き、初冬の陽をあびて輝くイチョウの樹。ことばにならないオーラを発しています。好きです。
 追加します。慈眼寺の見事な銀杏はいま見頃でしょうか。境内の紅葉とのコントラストが見事で、毎年訪ねます。
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ご近所の方がアライグマを捕獲!

2014年11月15日 03時02分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
           

 
 アライグマを、斜めお向かいの方が捕獲しました。声をかけてもらい、カメラを持って見に行きました。 
 前夜アライグマが食べさしにした干し柿をエサにしたそうです。頬っぺたが落ちそうなほど美味しくて、未練があったのでしょう。それにしても檻を借りてすぐにかかるとは。
 大きい。フワフワに見える毛。つぶらな瞳が穏やかに光り、おとなしくて、やさしそうに見えます。
 だからあんなアニメ(『あらいぐまラスカル』のことです)が放映され、日本にペットとして輸入され(その年、全国で1500匹輸入されたそうです)、大きくなると「凶暴で手に負えない」と山野に放たれ、日本に棲みつくことになってしまったのでしょう。
「役所に持って行ったら受け取ってくれるでしょうか」ご主人にきかれたので「この動物は、厳密にいうと素人が移動させるのは法律違反になるそうですよ。連絡したら取りに来てくれます」とおしえてあげました。以前うちでもアライグマ一匹、ヌートリア8匹を役所に引き取ってもらいました。(菜根行者さまにもコメントでおしえていただきました)うちは以前畑に仕掛けたのですが、キツネや猫が檻にかかったときはすぐに放してあげました。
 アライグマは家族で空家の天井裏とか床下に棲みつき、自分で巣はつくらないそうです。うちの村でも床下に棲みつかれ、ひと夏に数匹捕獲した方があります。農業被害もひどく、近年増えているみたいだし、困ったものです。かわいく見えるけど。
 
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大豆を刈りとりました。

2014年11月14日 02時49分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                        
 大豆が枯れてサヤがはじけるようになりました。で、きのうは草刈り機で刈って稲木に干しました。今年は「苗立てした大豆を 〈2本植え〉 したので去年より収量がアップするかな」とひそかに期待しているのですが。(去年は脱穀した段階で15キログラム)
 去年のブログ(11月15日)を見たら、稲木に干せるように根を残して、一本一本抜いていました。しっかり土寄せしてるからよく根が張っているのに、頑張って抜いたんですね。今年はそんなことしようと爪の先ほども思いません。少々サヤがはじけても草刈り機で刈り倒して、稲木に架けました。
 思い出しました。去年は夜露に濡れないように毎日ブルーシートを稲木に架け、朝はシートをはぐっていました。今年はそんなしんどいこと、せんとこかな。
 次の写真は、鳥取産の大きな西條柿です。道子さんが美容院で「皮をむいて20秒沸騰したお湯につけると早く干し柿になる」ときいてきたのでやってみました。一日でいい色になりました。正解のようです。
                        
 アライグマは大丈夫かって? 「イヤ、それが大変なんですよ、オクサン。チョットきいてください」
 斜めお向かいのうちでも干し柿をつくっておられます。おととい畑に行こうとしたら「ちょっと見てください。やっぱりアライグマの仕業でしょうか?」と声をかけられました。家の裏にまわってみると、吊るしてある干し柿がほぼ全滅でした。そしてきのうの朝、お向かいの方にまた声をかけられました。
「ゆうべ9時頃、物音がするので懐中電灯をつけて窓を開けてみたら、アライグマとばったり目が合いました」
 市の農政課に捕獲の檻を借りにいくと話しておられました。
 写真の干し柿はまだ渋いのでアライグマも手を出しませんが、用心して夜はネットボックスに入れます。
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どうだ! これでアライグマも悔し涙を流すだろう。

2014年11月12日 02時37分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                    
 干し柿を食い荒らした犯人はアライグマに相違ありません。犯行現場を目撃したり動かぬ証拠をゲットしたわけではありませんが、アライグマ以外に考えられません。そこで小屋で大工仕事をして、写真の干し柿ネットハウスを作りました。
 ネットハウスは、内側に4ミリ目の防風ネットを張り、外に強靭な動物ネットを張って二重にしました。これでアライグマがやってきても中の干し柿を食うことは不可能です。ネットハウスにとりすがって悔し涙を流すしかありません。
 早速三木の道の駅に行き、鳥取産の大きな西條柿を買ってきました。お正月にはおいしい干し柿が食べられそうです。
 なおアライグマ捕獲の檻ですが、うちの村の人に借りる話になりました。
 でも道子さんが「捕まえたらどう処分するのよ。このネットハウスで大丈夫だから檻はやめて!」と反対するので借りません。自分とこの檻で捕まえたら、檻ごと池に入れて溺死させて埋葬するか。あるいは火葬にするか。どっちにしても気がすすみませんし。
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「ヒヨドリくん、疑ってごめんなさい」

2014年11月11日 02時35分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 8日・土曜日の朝、散歩に出たときの写真です。場所は隣の「西中」村の山に登る階段のそば。イノシシ撃退の電線に似せた白いヒモが張ってあり、イノシシはヒモを越えて黒豆畑には入っていません。でもヒモの外側の道ばたはすさまじく掘り返してあります。イノシシが地中のミミズを食うために掘ったのです。その馬力(猪力)は凄い! 写真ではわかりにくいですが実際に見ると、イノシシのユンボなみの力が実感できます。ほとんどの農道は舗装されましたから、舗装してない道ばたは少なくなりました。でも道ばたがあるとイノシシは掘り返してミミズを漁(あさ)ります。これだけ掘るのは毎晩出没しているからでしょう。困ったものです。
 なんて他人事みたいな話をしている場合ではありません。
「吊るし柿はヒヨドリが食ったんだな。もう一つもやるものか。動物ネットでガードするぞ!」
 と、小屋にネットやテグスを張りました。ところがまた食われています。一つや二つでなく半分以上。きれいに食ったヘタだけが地面に散乱しています。
「鳥の仕業にしては食った量が多過ぎる。鳥でなくて哺乳動物だな。猫かアライグマか」
 うちの村には「外食猫」=地域猫(それとなくエサを与えられ、飼うともなく飼われている猫を『地域猫』というのだそうです)がいて、うちのウッドデッキも夜の散歩コースになっています。そいつが飛びついて食ったか。
 しかし猫は魚や肉には貪欲ですが吊るし柿を10個も20個も食べるかな。
 とするとアライグマか。
 アライグマは甘いものが大好きです。スイカやトウモロコシ、サツマイモなどをよく食べます。あの甘い吊るし柿を見逃すはずがありません。でも警戒心の強いアライグマが畑でなく人家の小屋に出没するか。いままで畑に置いた檻で捕獲したことはありますが、我が家のまわりに出没したという証拠はありません。
 あれこれ考えて「やっぱり犯人はアライグマしか考えられない」という結論に達しました。
 市役所で捕獲用の檻を借ります。
 動物ネットを張った頑丈な吊るし柿用ネットボックスもつくります。
 ヒヨドリくんのふだんの行いからつい疑ってしまいました。このたびは違うようですね。
 
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