古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

〈一万歩〉を越えました。

2023年02月28日 17時07分23秒 | 古希からの田舎暮らし
 寒い。外を歩きません。動きが乏しいです。腕時計型の歩数計をつけているのですが、なかなか一万歩を越えません。今日は、電動ウォーカー3000歩をプラスして久しぶりに一万歩を越えました。
 今日の仕事は〈笹薮刈り〉です。あと4メートルほどになりました。「もう一回でいけるか」。

 しかし笹の密度が混んでいるところです。〈笹の壁〉が迫ってくる感じです。しかも足場が次第にわるくなる。道子さんが刈った笹を片づけてくれますが、足元が不安定なので竹の杖をついています。老人は手が確かなモノをつかまないと作業しにくいのです。

 ジョウビタキ(雄)が飛んできて、応援してくれてます。

 トリミングしてアップします。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笹薮を半分以上刈りました。

2023年02月27日 17時23分49秒 | 古希からの田舎暮らし
〈笹薮刈り〉はこの冬の大仕事になります。その仕事が半分以上すみました。
 4メートルにも伸びた笹は石垣のそばから生えています。

 その密度がビッシリです。一度刈っただけではこの上は歩けません。刈ったあとを、草刈り機を往復して地面を削るような刈り方で、ようやく歩けるようになります。

 刈ったところが10メートル超になりました。
 バッテリー電動の草刈り機ですのでバッテリーを交換しつつ刈りました。30分バッテリー2個と15分バッテリー2個で刈りますが、刈れる時間は一時間ちょっとです。
 刈った笹は道子さんが引き出して脇に置くのですが、これがなかなかの作業です。4メートルを越す笹に、植物のツルがからんでおり、引き出すのに苦労します。ツルをハサミで切りながら作業します。しかも足元は切り株で不安定です。
 ぼくは笹を片づけたあとの切り株を、地面と同じ高さになるまで何度も何度も刈ります。切り株が多いので、このような地面にするのは無理だと思っていましたが、ここまできれいに刈ったので、やはり上から防草シートを掛けようと、いまは思います。強い防草シートをかぶせて、4メートルの鉄筋で押さえたら竹を防げると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってみたいところ

2023年02月26日 11時52分37秒 | 古希からの田舎暮らし
 ひとは「行ってみたいところ」をそれぞれに思っているものです。
 ぼくの行ってみたいところはペルーのマチュピチュです。退職して/インド/モンゴル/ザルツブルグ・プラハ/カナダ(オーロラ)/など海外にも足を伸ばしたときもありました。〈マチュピチュ・ツアー〉も新聞広告に出るようになりました。
 しかし退職後の大豆畑トラスト/田舎暮らし/とじたばたしているうちに、海外旅行に行く年頃を過ぎてしまいました。
 いまから行くのは無理です。写真を見て、あこがれているだけです。

 国内旅行もいくらか出掛けましたが、「行ってみたいところ」はあります。
〇 酒田市(山形県) 写真家・土門拳の記念館  彼の写真の迫力を直に感じてみたい。
〇 鶴岡市(山形県) 時代小説の作家・藤沢周平の記念館で彼の小説の世界にひたってみたい。
〇 北九州市(福岡県) 作家・松本清張の記念館  松本清張の小説はいろいろ読んでいますが「記念館に行ってみたい」のは、『半生の記』を繰り返し読んだからです。松本清張は小学校を卒業しただけですぐに働きはじめ、極貧の家庭を支え、下働きとして勤め、気の滅入るような苦労をしました。それを書いているのはこの本だけです。胸に迫る本です。記念館に行ってみたい。
 
 いま松本清張の本を読んでいます。『任務』(松本清張・未刊行短編集)/2022年11月刊・中央公論新社。雑誌には発表したけど、本になっていない作品が集めてあります。読みごたえのある短編集です。

 いまから遠くの町に出掛けるのは無理でしょう。「行ってみたい」と〈願い〉〈憧れ〉を持っているだけでいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼き芋/ブランコ/スズメたち

2023年02月25日 15時26分10秒 | 古希からの田舎暮らし
 
 バード・フィーダーの前に板の台を置いています。小鳥たちのステージです。その台にスズメたちが30羽以上やってきて、粟粒をついばみます。それを見るのがたのしくて、日に二度も三度も餌をやるときがあります。雀が肥満になって困る様子もありませんし、冬だけのことです。窓から見てたのしんでいます。
 それにしてもスズメというのは落ち着きのないこと。〈 ♬ チーチーパッパ チーパッパ スズメの学校の先生は …… 〉 という童謡がありますが、あれで教育になってるんでしょうかねー。

 今日は寒いので/たき火/焼き芋/にしました。焼き芋のダッチオーブンをたき火から下ろすときは、道子さんに手伝ってもらうことにしました。一人では重すぎて、野外テーブルまで運ぶと、あとで手首が痛いのです。
 野外テーブルに置いて、焼き芋を取り出します。道子さんは焼き芋を半分に切って、花見デッキのブランコへ。これで2回目。これから焼き芋のたびにクセになりそうです。

 手前はたき火場です。向こうのデッキのブランコで焼き芋を食べます。

 午後は〈笹薮〉を刈るつもりにしていましたが、寒いのでやめました。娘が訪ねてきたので、ブランコに乗ってもらい、親子ブランコ写真です。「なかなかいいじゃん」という感想です。

 お客さんがあるたびに、乗ってもらおうかなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笹薮を刈りました。

2023年02月23日 22時04分55秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は日が出ているし、寒くないので、笹薮にチャレンジしました。二回目です。

 ビッシリ笹が生えていますから、一度刈っただけでは歩きにくい。地面すれすれまで何度も刈って、通路だけでも歩けるようにします。石垣の半分近くまで刈れたかな。
 あと二回で笹薮は刈り終えたいと思っています。連日でなく二日おきくらいで。

『「文藝春秋」にみる昭和史』という本を図書館で借りました。借りたのは第一巻で、昭和元年~昭和20年まで。700ページ超の二段組です。(1988年1月10日発行)10年若かったら全部読む気力があったかな。「読んでみよう」という気になりそうな文が並んでいます。戦争が終わってから事件について書いたものもありますが、そういう原稿はパスしました。「あとになってから/言い訳/弁解/するような文は読みたくない」。〈拾い読み〉しています。

 戦時中は特高が言論弾圧にきびしくて、自由に言ったり書いたりできませんでした。戦争に負けてから、みんなが「軍隊の悪口」を言ったり書いたりするようになりました。その一部を引用します。


〇 「敗戦日記より」 玉川一郎 (ユーモア作家)
 インパール作戦が失敗して古関裕而、火野葦平が帰還してからの話。火野葦平談
「インパールが駄目になった時、昭南(シンガポールのこと。日本がイギリス軍を破って占領してそう呼んでいた)へ来たボーズ(チャンドラ・ボーズ=日本に力を借りてインドを独立させようとした)が寺内に会って、こっち(日本軍)の実力を聞かされた時、蒼くなって卒倒したそうだ。(日本軍の戦力がないから) (中略) 寺内が言ったそうだ。(東条なんかの言う事を真にうけてるからそんなことになるんだ)ってね」
 今こそ思う。比島(フィリピン)、ジャワ、スマトラ、馬来(マレー)、ビルマ、印度(タイは言わず)の諸民族に対し、日本民族は心からの陳謝をすべきではないだろうか。
 地に手をついて土下座して詫びるべきである。一億の整理もつかない成り上り者が十億の指導者になんでなれよう。
 自分の頭の蠅も、追えないくせになんという思い上がったことをして、かわいそうな夢を与え、そして潰した事だろう。
                                        昭和20年11月号より

 戦争に負けて、こんな〈日本軍の悪口〉が誌上で言えるようになりました。誌上でも巷(ちまた)でも軍隊の悪口が噴出しました。ただ全体としては〈一億総ざんげ〉で流されてしまい、戦争の責任追及、告発が不十分なままでした。例えば戦時中〈敵前逃亡〉した富永恭次(陸軍中将)は軍事裁判を開いて処刑されるべきであるのに不問のままでした。そういう上官はいっぱいいます。
また国民から徴発した物資や食料を取り込んでしまった上官もいっぱいいます。みんなが困っているときに、自分だけ〈いいめ〉をしようと物資を取り込んだりした上官を、もっときびしく追及すべきでした。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半藤一利さんの臨終のことば

2023年02月22日 11時57分11秒 | 古希からの田舎暮らし
 我が家は朝日新聞をとっています。ぼくは〈見出し〉を見るだけで、記事はほとんど読まなくなりました。道子さんはわりとていねいに読んでるようです。コタツにあたっていたら、道子さんが「半藤さんのことが書いてあるよ」といいます。
『多事奏論』に書いている駒野剛さんの文から引用します。  ※ 朝日新聞2023年2月22日朝刊

 
 一昨年1月に90歳で亡くなった「歴史探偵」半藤一利さんは11歳で日米開戦を迎えた。今の小学5年にあたる。戦争記録に生涯を捧げて書き続けたきっかけは、1945年3月10日の東京大空襲の体験だった。
 B29爆撃機の大編隊が東京の下町地域に大量の焼夷弾をばらまき、死者10万人とも言われる地獄図の中に半藤少年はいた。
 東京・向島で育った半藤さんは「ただ事ではない」と父親にたたき起こされた。着ていた半纏に燃え移るほどの火中を逃げ回る。たどり着いた中川の岸は人でいっぱいだったが、川に落ちてしまう。水中でもがく中、近くの船に引き上げられ助かった。
 その後、近代史や戦記を書くようになり、「戦争にも行かないくせによく偉そうに戦争のことが書けるな」と揶揄されても「この野郎! 若すぎたから戦場に行かなかったけれど、俺だって戦争体験ぐらいあらー」と怒鳴り返していた。妻の末利子さんが、半藤さんの遺作「戦争というもの」の解説の中で書いている。
 半藤さんは亡くなる日の真夜中、「ねえ、ちょっと」と寝ていた末利子さんに声をかけた。体が弱っていた半藤さんを末利子さんは介助していた。「はあ」と答えると、「墨子(ぼくし)って知ってる」と話した。「はあ」と答えると、「あれ、読みなさい。2500年前の思想家だけど、その頃から戦争はいけないと言っていた。偉いだろう」。
 そう行った後、安心したのか、すっと寝入った。翌朝、気がつくと息はなかった。
      ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 戦争に反対した中国の思想家墨子を読めとは、末利子さんだけでなく日本人全体に与えた半藤さんの遺言だと私は思う。
 にわかに平和主義を忘れて専守防衛の旗を降ろし、敵基地攻撃したり外国で戦ったりすることに、昨今の日本人、とりわけ多くの若い人は違和感を持たないようだ。
 不戦の国から戦う国へ。ウクライナの子どもの悲劇が、日本の子どもにも人ごとでなくなる日が来ることを心底恐れる私がいる。
 生前、半藤さんは書いた。「人間の眼は、歴史を学ぶことではじめて開くものである」「戦争は、国家を豹変させる、歴史を学ぶ意味はそこになる」。今こそ戦争を知った子どもたちが伝える歴史を学ぶべきだ。


 ぼくは昭和12年に生まれました。昭和19年に6歳で国民学校(小学校)に入学し、敗戦の昭和20年8月には2年生でした。山陰の片田舎に住んでいたぼくは、戦争については何も知らないで大人になりました。
 昭和5年に生まれた半藤一利さんの本は、学校で習わなかった/近代日本の歴史/戦争の歴史/への眼をひらかせてくれました。『ノモンハンの夏』/『日本の一番長い日』/『昭和史』(戦前戦中編・戦後編)/などはくり返し読んでいます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石垣下の笹を〈試し刈り〉しました。

2023年02月20日 17時57分13秒 | 古希からの田舎暮らし
 前の畑は2018年8月に買いました。2018年は〈下の広い畑〉をつくった最後の年です。そのときはこの石垣下の笹は気になりませんでしたが、あれから5年目。笹が高く伸びてきました。眺めが悪くなるし、畑にかぶさるようでイヤです。
 この笹薮は刈って「強力な防草シートで笹を封じ込めよう」と思っています。
 先日は下の笹薮に下りるハシゴをつくりました。20センチの段にして、老人でも上り下りできるハシゴです。笹薮・山林用の鋸歯を草刈り機にとりつけて、今日は〈試し刈り〉してみました。

 笹がびっしり生えていますけど、鋸歯を替えたので刈れます。しかし刈った笹をすぐ取り除かないと次が刈れません。道子さんに手伝ってもらい、笹を片づけては刈り、片づけては刈りして、4メートルほど進みました。この石垣は20メートルありますから、あと何日で刈れるか。
 強い防草シートを4メートルの鉄筋で押さえ込むつもりでしたが、笹の勢いはすごい。封じ込めるのは大変なようです。ユンボで土を掘り起こして、笹の根を全部取り除いてしまう。お隣の畑はそうされました。うちの畑はそんなことはできません。
 いまの笹がここまで伸びたのは〈2018年 ⇒ 2023年〉で5年かかっています。毎年低いうちに刈れば、一日で刈れる気がします。〈封じ込め〉作戦はやめたほうがいいかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〈二人乗りブランコ〉は気持ちのいい〈チェア〉です。

2023年02月19日 21時02分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 遠くに暮らす80歳のいとこが、ブランコのことを心配して電話をくれました。
「場所をとるブランコを二つも買ってしまって『ブランコに乗って息をひきとる』っていうけどまだ早いよ。大丈夫?」
 ぼくは「すわり心地がいいよ。お宅の庭にも置いたらどう?」とこたえました。
 あれは、いわゆる「ブランコ」でなく、「ロッキング・ベンチ」「ロッキング・チェア」というようです。背もたれのあるイスにドカッと腰をおろして、ちょっとゆらゆらするだけです。その〈ちょっとゆらゆら〉がなかなか気持ちがいい。
 よその庭に置いてあって、ちょっと乗ってみる。しかし、それでは〈気持ちよさ〉がわからない。
 我が家の庭に置いて、何十分も好きなだけ乗ってゆらゆらする。これが実にいいんです。
 こんなにいいものだとは思いませんでした。

 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外仕事〈やる気〉をアップするイメージ

2023年02月18日 17時37分25秒 | 古希からの田舎暮らし
 雨で外仕事ができません。さしあたって〈やる仕事〉をリストアップしてみました。
〇 木の杭を単管パイプの杭にかえる。
 グラグラしている木の杭は、抜いてみるとひどく腐食しています。よろめいて手すりをつかむと危ない。この杭は2020年の冬に打ち込みました。わずか3年でダメになってます。

 グラグラしている〈木の杭〉を先日〈単管パイプ〉にさしかえました。単管パイプをコンクリート・ブロック(半分)にさしてセメントで固めます。手すりにつかっている木の杭はまだ12本あります。足もとが危なくなってきているので、今年中に全部ブロックにさした杭にします。
〇 畑の下の笹薮を刈る。
 竹林/笹薮/用の草刈り機鋸刃を買いました。鋸目が「36 ⇒ 44」になります。この草刈り歯を装着して、草刈りに挑戦します。電動草刈り機でパワー不足ですが、がんばります。刈ったあとは防草シート(強力なシート)で笹/草/を封じます。
〇 石垣をセメントで補強する。
 去年水圧で石垣を洗う洗浄機を買いました。しかし作業はおくれています。左官仕事は3月にします。
〇 イチゴ・ネット・ハウスをつくる。
 移動したイチゴの畝は、新しくネット・ハウスをつくります。アライグマの襲撃を考慮に入れて、下は1メートルは金網にします。動物ネットで全体をおおいます。アライグマと勝負するからには万全の態勢で守ります。
〇 植えた樹の枝剪定/冬の施肥。  
 剪定は去年からのびのびになっていますが、忘れてません。やります。
〇 山頂の遊歩道づくり 
 手がとどくかどうか。山頂に到達したときから、遊歩道をつくる気持ちはあるのですが。
 自分では、多少足元がたよりなくなったけど、まだまだ元気なつもりです。やる気もあります。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外仕事は〈焼き芋〉からはじめます。

2023年02月17日 20時44分04秒 | 古希からの田舎暮らし
 数日間家にこもっていましたが〈外仕事〉をしたい。なんとなく気分がシャキッとします。しかし外は寒い。やっぱり〈焼き芋〉からはじめることにしました。

 いままではテント・ハウスの布の椅子にすわって火の番をしていましたが、花見デッキのブランコができました。ブランコにすわって火のお守りをしました。ブランコがあると、すわりたくなる。
 ウッドデッキのブランコにも、今日三、四度すわりました。ブランコのそばを通ると「ちょっとすわってみよう」という気になるのです。すわって、〈ぶらんぶらん〉ゆらして、景色を見るともなく見る。なんでもないけど「ちょっとすわってみたい気になる」ことで〈β=ベータ・エンドルフィン〉が分泌され、幸福感にひたることができます。
「いいものを置いたなあ」と自分で感心しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このブランコもなかなかいい。

2023年02月16日 16時19分18秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は16日。そう! 大将軍神社にお参りする日です。「絶対忘れないように」昨日から便所に行くドアにメモを貼り、玄関の下駄箱の上に〈神社に納める奉納袋〉を置いていました。そして「満を持して」今朝お参りしてきました。
 先月1月16日は寒い日でした。神社の前で〈たき火〉をすればあたたかいのですが、強風が吹いていてできません。当番の方は鳥居のそばで寒そうにふるえておられました。2月も寒い日ですが無風です。大きなたき火で暖をとっておられました。
 家に帰ってお茶しているところに、あの「二人乗りブランコ」が配達されてきました。
 すぐに二人で〈組み立て〉にとりかかり、昼食もそこそこに寒いウッドデッキで作業しました。
 裏山の〈花見デッキ〉に置いたブランコは木製で力強さを感じます。こちらの〈ウッドデッキ〉に置くブランコは、鉄パイプで組み立てるスマートなブランコです。
 おじいさんが乗っている写真です。

 屋根がついているし、シートはしゃれてるし、裏山のブランコと雰囲気がちがいます。こじんまりしていますが、鉄パイプですから丈夫さでは負けません。
 ずっとウッドデッキに置くつもりです。雨の日はブルーシートを掛けることにします。
 このブランコでゆられながら終焉をむかえる。いいなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また〈二人乗りブランコ〉を買ってしまった!

2023年02月15日 17時34分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 ネットでブランコを見てたら、11000円で〈二人乗りブランコ〉があります。鉄パイプ製の組み立てるブランコです。「あー、ウッドデッキにブランコがあるのもいいなあ」と道子さんに声を掛けたら「電動オーニングが故障したし、ブランコがあってもいいか」。
 あまり理屈になってはいませんけど、遠くの景色を見ながら、ゆらゆら時間をすごすのもいい感じです。
 そういえば、映画『生きる』では、ラストシーンで主演の志村喬が、「ブランコにのって息をひきとる」のだったなあ。そういうふうなのもいいかなあ。終焉へのおもいが、頭のかたすみにはあります。
 明日は注文したブランコが届きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中山七里『おわかれはモーツアルト』

2023年02月13日 23時14分21秒 | 古希からの田舎暮らし
 図書館で本を物色していたら、モーツアルトの名前が。「どんな小説なんだろう」。 
 中山七里の『おわかれはモーツアルト』という本を借りました。読みはじめてみると「全盲のピアニスト」が出てきます。二人の全盲のピアニストの演奏会に行ったことがあります。二人とも世界的なピアニストです。

〇 梯 剛之 さん …… 外国に暮らすこのピアニストの演奏会に、たまたま行くことができました。彼のモーツアルト曲のCDを好んで聴いていたのですが、偶然にも彼の日本での演奏会に行くことができたのです。場所は小野市のエクラホールの広場。いまの音楽ホールはまだできていなくて、あの広場だったと思います。どうして梯さんが日本の田舎のホールで演奏会をしたか。
 ピアノを購入するにあたって、小野市が梯剛之さんに顧問というか助言というか、お願いしたみたいです。そのピアノを披露するので梯さんが日本に来て、『オール・ベートーベン・プログラム』の演奏会を小野市でやった。
 そのチラシを演奏会の前日に〈三木道の駅〉で見かけて、すぐに申し込み座席が二つあった。奇跡みたいに聴くことができました。くわしくは2009年5月4日のブログに書いています。CDをよく聴いてたし、彼の自伝の本を愛読していました。憧れていたピアニストの演奏を、生で聴くことができたのは、ぼくの人生の奇跡のひとつです。

〇 辻井 伸行 さん  …… 辻井さんのコンサートはチケットがとれません。〈sold out〉が社会現象になっています。その彼が兵庫芸文センターでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏しました。そのチケットをゲットして聴きました。オーケストラはBBC交響楽団でした。チケットがとれたのは、芸文センターの会員で、先行予約ができたからです。すぐに売り切れることがわかっていたので、パソコンをあけて、午前10時からずっと入力しつづけて、一時間ほどでやっととれました。

 その二人のピアニストが頭にあって、読んでいくと推理小説でした。そうか。中山七里という作家は推理小説を書くのか。チェックしてみると、岬洋介というピアニストが探偵みたいに活躍します。ドビュッシー/ラフマニノフ/ショパン/ベートーヴェン/などでも岬洋介は活躍するようです。読んでみようかな。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽会〈三木山バレンタイン・コンサート〉

2023年02月12日 18時47分52秒 | 古希からの田舎暮らし
 三木山森林公園の音楽ホールはステージの後ろがガラス張りです。

 まえにこのホールで演奏した方が「後ろがガラス張りで森になってる。素晴らしい。こんなホールはありません」と話していました。280席あります。今日はこのホールで〈バレンタイン・コンサート〉があり、予約していました。
 バイオリンとピアノの音楽会です。同じ演奏家の音楽会にまえにも来た記憶があるので「ブログに書いてるか」と過去の2月(バレンタイン・コンサート)をさがしてみました。しかし見当たりません。去年だったか。一昨年だったか。その前だったか。
 こうして生の音楽を聴けるのはうれしいです。もう西宮北口の芸文センターまで行く気力は出ません。神戸の文化ホールや松方ホールにも行く元気がないです。「一度行ってみたい」と思っているのは西脇市の「アピカ・ホール」です。田舎のホールは、軽自動車で田舎道を走っていけるから〈行く気〉になります。小野市のエクラ・ホール/加東市東条のコスミック・ホール/など。
 ときどき、生の音楽を聴きたくなります。

 今日は気温が14度にもなり「すっかり春になった」気分でした。道子さんは裏山に出て、花見デッキのブランコでスマホを見ていました。そしていうこと。「あのブランコ、もっと早くからあったらよかった。しあわせ感を味わえるのに」。でも「ブランコをつくろうか」と思いついたのは、ペンギンの喫茶店でブランコを見かけた数日まえです。
 いまからでも、元気に長生きすれば、たっぷり〈しあわせ〉感につつまれますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏山にブランコができました。

2023年02月11日 17時35分37秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日届いたブランコを、朝から二人で組み立てました。スイスイ組み立てられるはずでしたが、おじいさんとおばあさんはなぜか〈四苦八苦〉しました。それでもなんとか組み上りました。そこへお隣りのお姉さんが回覧板を持って来られ、裏山に上ってもらいました。ブランコはこんな感じです。

 新緑のころを想像すると、緑の空気を吸ってゆらゆら。なかなかいい感じです。
 午後はしっかりお昼寝をしてから裏山に上ってみました。よく見ると、どうもブランコの〈背もたれ〉がおかしい。丸太が背中にあたる。裏と表が逆ではないか。

 もう一度インパクト・ドライバーを持ち出して、背もたれをはずしました。裏返しにする作業は順調です。午前中苦労したのは、逆だったからでしょう。説明書をもっとじっくり見て、段取りを考えてから組み立てればよかったのです。

 ムーナ村(大豆畑トラスト)を20人あまりの市民でやっていたとき、メンバーに一級建築士の方がいました。彼は建築会社で大工さんを使って仕事をしていましたが、「段取り六分/仕事は四分」と大工さんに言ってたそうです。
 そうなんだ。説明書をよく読み、材料を順に並べ、道具を並べ、組み上がりをイメージして、それから仕事にかかる。ぼくら素人は、組み立てる材料があると、すぐに組み立てたくなる。
 このたびの作業では、インパクトドライバーを二つ使いました。〈14〉と〈17〉のソケットレンチをつけて。ボルトを締めるのに、気持ちよく使える強力な道具です。手軽で、しかもきっちり締まりました。いまから思うと「気持ちがはやってた」んです。85歳になってから反省しても、もう遅いですけど。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする