古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『ワイマールの落日』に難渋しています。

2022年07月31日 23時54分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 加瀬俊一の『評伝ヒトラー』は10回以上読んだでしょうか。彼は外交官として、ヒトラー/ゲーリング/ゲッベルス/リッペントロップ/チャーチル/チェンバレン/などに直接会っており、その印象を書いています。学者や評論家があとで書いた歴史の本と、ちょっとちがいます。おもしろい。それに「ドイツの民衆は、なぜ、あのヒトラーに熱狂したのか」という思いで、ヒトラー関係の本や映画、テレビ番組はよく見てきました。
 映画を見ると、群衆は「ハイル・ヒトラー!」と叫んで手を挙げる。その指先がピーンと伸びてる。声の限り叫んでる。理路整然とモノゴトを考えるドイツ人のあの熱狂は、強制されたものでなく、あの指先に全身全霊がこめられている。
 なぜそんなことがドイツ人のこころに起こったのか。
 ぼくは、45歳くらいからヒトラーや周辺の人たちの本を読んだり映画を見たりしてきました。その仕上げとして読んだのが加瀬の『評伝ヒトラー』でした。しかし70歳代になり、本を処分するときに「もう、いいか」と『評伝ヒトラー』も処分しました。
 しかし去年またこの本を読みたくなり、中古の本をゲットしました。
 そしてこの本を読む前に、同じく加瀬俊一の書いた『ワイマールの落日』を読むつもりです。ところがサッサと読めないのです。300ページの文庫本の80ページあたりで難渋しています。
 第一次大戦でドイツは敗れました。莫大な賠償金を払わされ、ドイツは大混乱状態でした。その混乱がワイマール時代です。ヒトラーが出るまえに、ヒンデンブルグ/ルーデンドルフ/リープクネヒト/エーベルト/ …… といろんな軍人や政治家が出てきて、ドイツの国はガタガタになる。
 どうしようもない大混乱のなかからヒトラーが出てくる。
 その大混乱の渦中に身を置こうとしても、心がついていかない。これだけひどい状態だったからヒトラーがとび出してきたのか。この混乱はパスして、いきなりジャンプしてヒトラーを読むわけにもいかんしなー。
『ワイマールの落日』を、このたびは最後まで読みます。ドイツの大混乱に身を置けなくとも、一度はヒトラー前のドイツを読みます。
 
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筋力が落ちたので、いろいろ工夫しています。

2022年07月30日 19時01分03秒 | 古希からの田舎暮らし
 台とキャスターをつけた『スタイル・ドクター・チェア』にすわってパソコンに向かいます。このイスにすわると腰(お尻)が落ちこむので立ち上がるときに、グッと前かがみになります。昨日の夜中に、立ち上がろうと前かがみになったとき、キャスターをつけたイスが前に傾いてゴロッと後ろに。床に尻もちをついてしまいました。
「床に尻もちをつく」は、ぼくにとっては結構「オオゴト」です。立ち上がれない。床に手をついてもダメ。最近、蕎麦屋さんで畳の席になったことがあります。座卓に手をついて立ち上がろうとしたけどダメでした。もっと高い手がかりがないと立ち上がれない。結局靴をはくところまでいざっていき、靴をはいて立ち上がりました。
 昨日も立ち上がるのに時間と労力がかかりました。
 このイスにキャスターをつけたのはまちがいだったか。イスが前に倒れないように、何か細工できないか。朝の瞑想のとき、それを考えて、写真のように細工しました。

 キャスターの前に木切れをつけました。これで前に傾かなくなります。

 今日は裏山の芝生刈りと前の畑の水やりをしました。毎日、毎日、水やりです。
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『スタイル・ドクター・チェア』で机に向かいます。

2022年07月29日 20時26分28秒 | 古希からの田舎暮らし
『スタイル・ドクター・チェア』は姿勢のよくなるイスです。高価ですけど。
「赤いイスを瞑想用チェアにしよう」と先日からすわっています。で、気になるのが夜中のイスです。パソコンに向かったり机で本を読んだりするとき、キャスターのついた事務用イスにすわっています。いまのイスでもう8年ほどになるか。
 現在も、ほぼ毎日、夜中に2,3,4時間くらいすわります。このごろ、自分の姿勢が気になります。背骨を支える筋肉が弱ってきたのか、背中を曲げるほうがらくな気がします。深くすわって、直角を意識して背もたれにもたれる。それがしんどいのです。浅くすわって、背中をまげて、だらーんとした感じになるのがらくです。
 腰や背中のまがったおじいさんになる。仕方のないことですが、できればよい姿勢でいたい。
 そこで赤いイス(スタイル・ドクター・チェア)を机に向かうイスにします。

 キャスターを買いに出て、写真のようにイスに台をつけて、すわりやすくしました。
 しばらくこのイスでパソコン机に向かいます。

 畑の水やりは毎日夕方の仕事です。今日はナスビ/ピーマン/を焼きました。デッキからの眺めです。毎日見る、なんでもない景色ですが、なんとなくいい。

 強い西日にくっきりした景色。広い空。雲。緑の田舎。毎日何気なく見ているぜいたくな風景。

 毎日〈水やり〉をしています。いつまでつづくのでしょう。雨よ! 降れ!
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マイカ線(ハウスバンド)を張りました。

2022年07月28日 23時46分49秒 | 古希からの田舎暮らし
 大豆や黒豆がぐんぐん生長して、横に枝を張るようになりました。葉っぱが大きくなり、枝が重みで「つけね」がさけてしまいます。鉄筋の杭を打ち込んであるので、マイカ線(ハウスバンド)を二段に張りました。

 腰をかがめて、しんどい作業でした。丹波篠山は黒豆の名産地ですが、ていねいにつくる方はこのようにマイカ線で囲います。我が家はそれを真似て、ずっとハウスバンドを張っています。下の畑で作っていたときは、竹の杭を140本も作って、畝の両側に打ち込んで、マイカ線を張っていました。それを考えると、いまはささやかな作業です。
 むかしは元気があったんやなあ。「むかし」といっても77歳のころだけど。
 
 
 
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「いいねえ、このイス」

2022年07月28日 23時01分18秒 | 古希からの田舎暮らし

 配達予定日の今日の朝、イスが届きました。若者が二人でやってきて、段ボール箱から取り出し、部屋に持ち込んで組み立ててくれました。ぴったりの〈すわり心地〉です。

「おじいちゃん、どうしてる?」 / 「あのイスでテレビ見てるよ」/「ちょっと呼んで。老人会のお客さん」 / 「はーい」 /
「なんか息してないみたい」 / 「あら、そう?」  …… で大往生。そういうドラマに〈申し分のないステージ〉ができました。
 めでたしめでたし。

 ところで、このイス、配達料が2000円・組立て料が2000円。「軽トラで取りに来て自分で組み立てる」とぼくは言いましたが、お店の方が「ちょっと手間ですし、段ボールのゴミも出るし、やりますよ」。道子さんが「お願いしましょ」。
「老いては〈若い店員〉や〈妻〉にしたがえ、か」と了承したのですが、今日見てたらバカみたいに簡単な作業。「おじいちゃま、無理しないで」と余計なお世話だ。なめられたもんだ。自分でやればよかった。反省しました。

 我が家の夏野菜は、菜園歴20年超の道子さんがつくります。前の畑とデッキ前の花壇でささやかに。年季が入っているので、有機のおいしい夏野菜がつぎつぎとれます。ところで今年はキュウリがとれてとれて。とれすぎです。

 ミニキュウリもふつうのキュウリも、毎日いっぱいとれます。お向かいの看護ステーションの方にもらってもらい、おとなりにももらってもらい、野菜を送った方もあるのですが、まだとれます。道子さんは「キュウちゃん漬け」をつくるのがうまい。切って、煮て、汁を捨ててまた煮て、また汁を捨ててまた煮て、 …… 手間をかけてつくります。今年はその「キュウちゃん漬け」を5回つくって、人にあげたり送ったりしました。みんな「おいしいね」といいます。まだキュウリがとれます。またつくるしかないか。ごくろうさま。

 夕方、畑の水やりをして、途中でひと休み。野外のイスに腰をおろしてヤレヤレ。東の空を見ると入道雲が。あの雲は高いだろうな。あのテッペンに行ってみたいな。

 
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鉄筋の杭にハウスバンド(マイカ線)を張ります。

2022年07月27日 17時41分14秒 | 古希からの田舎暮らし
 去年は畝の両端は鉄筋の杭、途中は竹を割った杭にしました。しかし竹は打ち込んだり抜いたりするのがしんどい。鉄筋の杭は打ち込みやすく抜きやすい。大豆/黒豆/を支えるマイカ線(ハウスバンド)は全部鉄筋の杭に張ることにしました。
 鉄筋の切断は去年まで10センチのディスクグラインダーでやっていました。万力で鉄筋を固定して、切断します。4メートル5本の鉄筋を1メートルに切るのですから15回切断。
 去年単管パイプを切るときに電動丸鋸を使いました。ディスクグラインダーより簡単に切れました。あれから電動丸鋸を使うことをおぼえて、このたびも鉄筋を丸鋸で切ることにしました。まず歯を金属用に替えます。鉄筋15回切断は実に簡単でした。
 これから単管パイプや鉄筋は丸鋸で切ることにします。高速カッターを買うほどでもないし。

 鉄筋の杭を曲げているところです。あぶなくないように曲げておきます。
 先日〈紅かなめ〉の枝を全部切った垣ですが、ちょっと手をそえるビニールパイプをつけました。

 94歳で引っ越してきて、行年107歳で逝った母のために、あちこちて手すりをつけています。玄関/トイレ/浴室/山の登り道/など。それがいま、みんなワタクシにありがたい。
 この手すりも「ありがたい」ものになるでしょう。
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運転と認知症

2022年07月26日 20時59分32秒 | 古希からの田舎暮らし
 週刊誌から引用します。

「今のシニアは車を持つことがステータスで運転が趣味という世代。免許返納は彼らの生きがいを奪い、行動意欲が低下してかえって認知症リスクが高まります。逆に、運転のような高度な認知機能を必要とする行動を続けることは、認知症予防につながります。高齢者が車を運転すること自体が認知症を防ぐのです」
 日本認知症予防学会理事長で認知症診断・予防の第一人者である浦上医師、談。


 この医師が「85歳になるおじいさんも想定して発言したかどうか」わかりません。「70歳代の人」「80歳代前半までの人」を想定しているような気がしますけど。あと2カ月で85歳になるおじいさんの「ひがみ」でしょうか。
 田舎は交通量が少ない。朝夕の通勤時間帯には車に乗らないようにする。ほとんど歩行者のない道を走る。歩行者があれば徐行する。後ろに車があるときは前後の安全をたしかめて退避し、追い越してもらう。同乗している道子さんが「あぶない!」と感じるようなことはまずありません。
 運転免許証を返納すると「ぼくの行動感覚が変わります」。「急にしぼむ」気がします。自然に老化がすすむのは仕方ありません。でも自分で自分のいまの力/老化の度合い/を見きわめて、自分で判断します。「年寄りの冷や水」に見えるでしょう。つよがっているように見えるでしょう。その姿勢を、人間の生きる姿として、そのままみとめてください。

 大豆・黒豆の下枝が伸びてきました。マイカ線(ハウスバンド)を張るときです。1メートルの鉄筋棒が20本ほど足りません。軽トラでホームセンターに行き、パイプと鉄筋を積んだところです。軽トラは実にありがたいです。
 そうそう、今日はヒヤッとしたことがありました。ホームセンターで何気なく軽トラのガソリン目盛りを見たら、残量が〈1〉になってます。いままでこの10年、軽トラの目盛りが〈1〉になったことはありません。ふだん軽トラのガソリン目盛りなんか見ない。30リットル入るから安心してました。
「ガス欠で途中でとまったらどうしよう」とハラハラしながらガソリンスタンド(GS)をさがしました。「三木駅の踏み切りにGSあったな」と〈ナンバ〉から走って行ったら掲示が。「4月末で閉店しました」って。踏み切りを越えて市民病院のほうに走ったらキグナスのGSがありました。軽トラに30,1リットル入りました。ギリギリだったんだ。気づいて、ほんとによかった。
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『週刊ポスト』を読みまして …… 。

2022年07月25日 19時57分46秒 | 古希からの田舎暮らし

「死ぬまで免許返納したくない!」と大見出しの新聞広告を見て、日曜日に週刊誌を買いにコンビニに走りました。ところが田舎のコンビニにはまだ着いてない。今日・月曜日に出掛けてゲットしました。
 で、「読んでどう思ったか?」  ……  当たり前のことが書いてありました。極端な身勝手の書き方は一切ありません。
 そして、ぼくは「運転免許を返上したくない」と思いました。一番の理由は「もう運転できないと思うと、自分の機動力が落ちて、認知症になるのが早くなる」です。「人間」は、というか「生きもの」は、自分の能力をいっぱいにつかって、生きようとします。車という便利なものを自由につかって生きてきた。それを封じると、自分のなかのなにかがひずむ。
 こんな話を聞きました。「90歳になるおじいさんが村の中を軽トラを運転して走る。危ない。村の人みんなで〈あの人の運転免許を更新しないでください〉と警察に頼みに行く」。そうなれば、ぼくも返上します。いまは大丈夫だ。危ない運転でない。
 あぶない人がいるからといって、老人全部にあてはめるのはやめてください。
 いま84歳。いまの運転免許証は2024年10月まで(86歳になる)。2024年に更新すると90歳までか。途中で「もう返上しよう」と思うかも。強制されるのでなく、自分で納得して「どうするか決めたい」。
 しばらく〈水やり〉から解放されていましたが、今日は水をやりました。

 大豆の花が咲きはじめました。花のときは水がいります。たっぷり水やりをしました。
   
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24日は『愛宕さん』にお参りします。

2022年07月24日 20時21分16秒 | 古希からの田舎暮らし
 14日には祇園さんにお参りしました。雨のあとで山道はすべりやすく、上の祠までは登りませんでした。今日24日は、夕方山頂の祠まで登ってお参りしました。竹の杖を持っていき、正解でした。きつい坂のところも慎重に杖をついて登ることができました。
 拝んでから下でおしゃべりしました。

 14日と同じ顔ぶれで、のどかなおしゃべりになりました。
 夕方、とりとめのない〈おしゃべり〉をする。なんでもないけど、いい。
 
 今日は仕事は一切しませんでした。理由はありません。一昨日の疲れがいまごろ出てきたのか。とにかく「やる気がまったく出ない」ので、漢字ナンクロをしたり、本を読んだり、アルバム用の写真をパソコンでプリントしたり。電動ウォーカー(30分)もやりませんでした。なぜしなかったか。わかりません。
 こんな日もあります。
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時代劇はやっぱり池波正太郎ですな。

2022年07月23日 23時19分23秒 | 古希からの田舎暮らし
 我が家のテレビは『時代劇専門チャンネル』を観れるようにしています。よく観るのは池波正太郎の『剣客商売』(藤田まことが〈秋山小平〉を演じるのが一番)/『鬼平犯科帳』(中村吉右衛門が〈長谷川平蔵〉を演じるのが一番)です。
 図書館で借りる本に、『剣客商売』『鬼平犯科帳』の文庫本を1、2冊入れています。読むか読まないかわかりませんが、池波正太郎の小説があると「なんとなくいい」感じです。そして気が向いたら読む。藤沢周平の作品は文庫本でよく買いましたが、ぼくが池波正太郎にとりつくようになったのは、田舎暮らしをはじめてからです。80歳くらいから読むようになったかな。本は一切買いません。
 今日は東条図書館に本を返しに行きましたが、その前に買い物をしました。ぼくは先に車に戻り、道子さんが買い物をするのを待ちました。手持ちぶさたに今日返す本の中から『剣客商売』の文庫本を出して、一つの話を読みだしました。
『剣客商売 五 白い鬼』のなかの一篇「手裏剣お秀」という50ページほどの「お話」です。途中で道子さんが車に戻ってきたので、図書館に本を返しに行きました。でも読みかけた話が気になって、この文庫本を再度借りました。いま終わりまで読んだところです。
 話の〈はこび〉が実にうまい。つい引き込まれてしまいます。テレビの時代劇でキャラクターを見るから余計になじみやすい。しかも作品が山ほどある。一度読んだ「物語」でも忘れてるからまた読める。そしておもしろい。
 本が読めるうちは、池波正太郎の本を借りつづけるでしょうね。
 もう一つの池波正太郎の〈たのしみ方〉は大型活字本です。三木の図書館に、びっくりするような大型活字本があります。

 老人には読みやすい。1ページに8行なのでせっせとページをめくりますが、字が大きいと内容・イメージがよく頭に入る気がします。
これは本が重たいので2冊くらい借ります。
 池波正太郎は山ほど作品を書いていますから、全部は読めないでしょう。「どれからはじめてどれでおわってもいい」感じなのもいい。 
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おじいさん・おばあさんは、前庭で「大働き」しました。

2022年07月22日 20時36分49秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんに、「イチジクの樹を伐ってほしい」といわれていたので、今日伐ることにしました。道子さんの話では「イチジクがどんどん太くなり、鉢植えの鉢は裂けるし、根は畑の半分くらいまで広がっている」というのです。
 切り株を見てください。

 太い幹が道路のほうにも畑のほうにも伸びています。それを全部切ってしまいました。切った枝葉が山ほどになります。
 イチジクは前の畑に植えてあります。イチゴ・ネットハウスで順調に生長しています。ここならヒヨドリなどにつつかれる心配はありません。これだけあれば十分です。
 次に切ったのはベニカナメです。お隣りとの境には、10年ほど前にベニカナメを植えています。50センチ間隔で16本。これが毎年勢いよく生長して、立派な垣根になりました。
 あまり背が高くなると畑の野菜に陽が当たりにくくなるので、毎年伸びた枝を刈っていました。結構な大仕事でした。
 そこで今年は、ベニカナメの枝を切ってしまうことにしました。残すのは幹だけ。陽がよく当たるようになるし、枝を刈る仕事がらくになります。

 ベニカナメの枝は多く、切るのも道子さんが枝を片付けるのも大変でした。
 もう一枚の写真は、バードフィーダーのそばの栗の木です。

 今年は栗の実がたくさんとれそうです。毎年栗の樹には花の頃からよくムシがつくのですが、今年はムシがいません。粟粒をバードフィーダーのまわりにまくと、スズメがつぎつぎとやってきます。スズメはまず栗の木にとまり、おもむろに地面や台に舞いおりて粟をついばみます。スズメがよく来るのでムシは生きにくくなります。
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散髪/大豆の土寄せ/をしました。

2022年07月21日 17時56分54秒 | 古希からの田舎暮らし
 昭和40年代、ぼくの30代の頃は、若者が長髪にするのが流行っていました。「ぼくも長髪にしてみよう」と伸ばしかけたときがあります。しかし髪が伸びて耳にかかると「耳が熱をもつ」感じです。やっぱり佐田啓二みたいなのがいい。一ヶ月で散髪するようになりました。いまも一ヶ月前後で散髪します。
 今日は散髪しました。まだ「これがいい」という遺影は撮れていませんが、散髪してすぐがいい。また明日にでも撮ってみます。
 午後は畑仕事をちょっとしました。
〇 大豆の〈土寄せ〉
 大豆がしっかり伸びてきました。8月になると花が咲きます。土寄せはいまがいい。両側から土を寄せました。

 手前に鉄筋の棒が二本立っていますが、これはマイカ線で倒れないように囲うための棒です。もうマイカ線を張ってもいいかな。「二段張り」にします。棒は全部1メートルの鉄筋にします。打ち込みやすいし、強い。まだ不足してますので、4メートルの鉄筋を買ってきて、金鋸で切断して、危なくないように先を曲げます。
〇 サツマイモの〈ツル返し〉はしません。
 先日、サツマイモのツルを「強く剪定」しました。よく伸びていたツルを相当ひどく切りました。しかしいまはツルの盛んなときです。

 かなり盛り返してきました。また切るのはひどすぎる。このままにします。横がパネルなので〈ツル返し〉はしません。ネットで読むと「いまのサツマイモはツル返しをしなくてもいいようになっている」そうですし。このまま9月の収穫をむかえます。となりの畑に伸びるツルは切ります。
〇 金胡麻は根付きました。
 道子さんは、金胡麻を毎年つくります。「絶滅危惧種」と言われようと頑張ってます。ところが今年は畝に種を播いても苗が伸びませんでした。「今年はあきらめようか」と言ってました。しかし紙のポットで芽を出させ、ポットのまま土に埋めたら。
 なんと! ちゃんと伸びてきたではありませんか。

 いつもより少し遅れ気味ですが、金胡麻はすくすく育っています。絶対に苗植えはできない作物ですが、よくも育ったものです。今年も例年並みの収穫が見込めそうです。えらいなー。
 
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善祥寺の蓮を見ました。

2022年07月20日 21時51分09秒 | 古希からの田舎暮らし
「善祥寺の蓮を見に行こう」ということになり、午後出かけました。

 蓮は、咲いて、散った花があり、蕾がみごとです。「こしのすわった、しずかな、存在感」というか。
 もう10年前になるでしょうか。善祥寺の和尚さんに蓮の根をもらい、我が家でも花を咲かせました。「2,3年は咲いた」と思うのですが、その後は葉は出ても花が咲きません。
 帰りは、善祥寺から三木吉川ゴルフ場のほうに走り、そこから細い山道に入ります。すると道は〈オリムピックゴルフ場〉に出て、一般道に出てきます。細川町瑞穂のほうに走り、途中で「Uターン」して南畑を通って帰りました。ミニミニドライブです。

 お昼に玄関前の駐車場を見たら、軽自動車が6台駐車しています。緑ばかりだった玄関からの眺めが、はなやいで見えます。
 
  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
 
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『真珠湾の代償』から引用します。

2022年07月19日 15時29分53秒 | 古希からの田舎暮らし
先日から読んでいた本『真珠湾の代償』(2022.5月刊/福井雄三 著)から一つだけ引用します。こんなことが書いてありました。


 ここで一つ興味深いエピソードを紹介しよう。8月8日(昭和20年の7日後に敗戦になる)にソ連が参戦し、日本が絶体絶命の孤立無援、四面楚歌の状態になったとき、近衛(文麿 総理大臣をしていた公家)は側近に次のように語ったというのだ。
「もうこうなったら天皇は退位するべきですね。そうすることによって皇室を守ることができる。やはり陛下はこの戦争に責任がある。軍艦にお乗りいただいて戦死していただくのが一番よい。自決していただくのがもっとよいと思いますがね。そうすれば国民も軍も無条件降伏することに納得がいくでしょう」
 にわかに信じられるだろうか。これが藤原鎌足から46代目、天皇家に最も近い高貴な家柄である近衛家の当主の口から出た言葉なのか。  


 どんな視点で、何を伝えたいのか。よくわかりません。〈外交官・加瀬俊一〉の評伝として書いた本ですが、あの戦争とのかかわりが散漫に書かれており、ぼくは「読むほどの本かな」という気がしました。「読もう」と中古本をもとめていた加瀬俊一の『ワイマールの落日』/『評伝アドルフ・ヒトラー』にとりつきます。

 道子さんが植えてる「ほうき草」(コキア)の写真です。種が落ちて、あちこちに苗ができています。それを玄関先に植えて、それがすくすく育っています。この草は秋になると見事に紅葉します。あちこちで『コキア祭り』がひらかれ、観光客が訪れます。
 茨城県の「ひたちなか海浜公園」では春のネモフィラ祭りにつづいて、秋にはコキア祭りがあります。写真を見ると実にうつくしい。ぼくは、むかし(少しまえまでは)「死ぬまでに行ってみたいところ。埼玉県・巾着田の曼殊沙華(彼岸花)まつり(500万本の彼岸花)/ひたちなか海浜公園のネモフィラまつり/コキアまつり」と思っていました。でも、行って、見て、「あー、見た見た。これで死んでもええ」ということになるだろうか。実際に見ることより「見ることに憧れてる」ときが「華」ではないか。さいごまで行けなくてもいい。そんな憧れがある。それがいいのじゃないか。
 そんな気持ちになってきました。もしどこかに行くとしたら、やっぱり「うまれそだったふるさと」がいちばんだな。
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「これから終生すわれる」イスにします。

2022年07月18日 15時28分41秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日のブログで書いたように「野外用イスを小屋用にする」ことにして、小屋に移動しました。赤い「姿勢のよくなるイス」=「スタイル・ドクター・チェア」は瞑想用にします。プラスチックのスタイル・チェアは「読書/パソコン/漢字ナンクロ」で机に向かうときにすわるつもりでしたが、やめます。プラスチック製で固い。あれは予備用としてしまっておきます。
 今日は「テレビを見る/リラックスする/ためのイスを買おう」と出かけました。まずナフコでイスを見ました。角度が変わるリラックスできるイスがありました。革張りでオットマン(足をのせるイス)付きで30万円します。いい座り心地ですが、革張りというのは気に入りません。革張りは手入れに気をつかう。ニトリにまわってみました。
 いいのがありました。合成皮革で小じんまりした感じがいい。4万円ちょっとです。〈取り寄せ〉になるので28日に届きます。おそらく、このイスで終生テレビを見ることになるでしょう。

 リラックスする/テレビを見る/イスは、いろいろ思案してきました。赤い「スタイル・ドクター・チェア」は2018年1月29日に買っています。(ブログの写真をチェックしてやっと日付を見つけました)もう4年も前のことです。そして多分1年くらい前に野外用のイスに替えたのでしょう。その前に、やはり野外用のイスにすわっていたことがあります。

 粗末な野外用のイスですが、背もたれの角度を変えられます。これを室内に持ち込んでリラックス用にしていました。多分2015年前後から使用していたか。これにあきた頃にスタイル・ドクター・チェアにしたのでしょう。

 教訓 粗末なイスで間に合わせようとするな。自分の目的にかなった、いいイスを一生懸命探せ。

 はやく28日になーれ! たのしみです。
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