古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

⦅ 草刈り草刈り草刈り ⦆ の一日でした。

2015年06月30日 10時33分06秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 いつもなら夜中にブログを書くところですが、きのうは(というか今朝は)ずっとウインブルドンのテニスの試合を見てて書けませんでした。やっと錦織が勝って、寝て起きてブラブラして、パソコンに向かったところです。(いま午前10時)
 テニスの観戦は、時間が時間だけに、それに試合時間が長いだけに、かなりの心構えが必要です。でも、たとえ寝不足になっても、日本人の一人として観戦できる「しあわせ」を享受したい。こんなことが自分の生きてる時間に出現したのですから。
 
 きのうは⦅草刈り草刈り草刈り⦆の一日でした。ガソリン・タンクに3杯、延々と刈りました。
 まず朝は裏山の芝生や竹の芽を刈りました。8月になると竹は固くなり、倒すのにノコギリが必要になります。
 次に畑に行って、畑の北の土手を刈りました。写真のように電気柵をしているので、その上を足場板に乗って刈ります。下からと上から刈って、ホームレーキ(さらえ)で刈った草を掻きおろした写真です。
                      
 午後は墓地と道沿いの土手。畑周囲の土手を半分刈ったことになります。疲れました。

 写真に写っている草刈りの足場は、材木がはじめから朽ちていました。つくって3年。ガタがきました。それに「電気柵は土手の間際にしなくても、遊歩道の内側でいいんだ。畑の部分が電気柵に囲まれてたらいいのだから」ということに気づきました。
 ぼくは「真面目」というか、「まともに考え過ぎる」というか、「柔軟な思考や発想ができない」というか、「電気柵」といえば「全部を囲んで動物を入れない」という考えに直線的に突き進んでいました。で、写真のようなややこしい小細工をしていました。
 ここで「真面目に!」反省なんかしたらダメ。柔軟に、じゅうなんに、ジュウナンに、頭を 柔らかく やわらかくして ……。
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ギンパイソウ(銀杯草)が咲いています。

2015年06月29日 14時16分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑の遊歩道に「ギンパイソウ」(銀杯草)が咲いています。母が三木にに引っ越した8年まえ、庭に植えていたこの草も引っ越してきました。銀杯草は宿根草です。植えた周辺にささやかに増えて、いま白い花を咲かせています。母はこの花には何か思い入れがあるようで、花の咲いているところに連れていってみました。
                        
 母は「ギンパイソウか」と摘んだ花にしばらく見入っていました。しかしすぐあとできいても、今何を見たか、思い出せないのです。母には「いま / ここに」だけ自分がいて、あとはゼロです。「そういうことなんだなー」。自分の「更なる老い」の参考にします。

 畑の防風ネット・ハウスについて報告します。
 道子さんは毎年トウモロコシをつくっています。トウモロコシにはアワノメイガという蛾が必ず卵を生みつけます。すぐに幼虫がかえり、トウモロコシを食い荒らします。アワノメイガの卵や幼虫を見つけてつぶすのは道子さんだけのできる特技です。
 ですから毎日畑に行くと、道子さんはまずトウモロコシの列を点検していました。(ふつうに見てまわってもわかりません)ところが今年は、防風ネット・ハウスの中にトウモロコシを植えたので、なんと「アワノメイガ・フリー」です。彼女の話では「一匹も入ってない」。きのうは大志くんや萌ちゃんが来て、ムシの入ってないきれいなトウモロコシを食べて帰りました。
 防風ネット・ハウスは、数年はもってくれるよう頑丈な枠にしました。これからも役に立ちそうでうれしいです。
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畑仕事に精を出しています。

2015年06月28日 01時59分10秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

 いきなり大サイズで畑の写真をアップしました。黒豆の畝です。50センチおきに苗を植えてあります。この苗は播いて9日目に移植しました。自分では「この時季こんな畑にできるのは奇跡的だ!」と悦に入っています。
 自分の心覚えのつもりでプロセスを書いておきます。

○ 黒豆を予定しているところを耕して畝にする。黒マルチをかけておく。
○ 苗を植える直前に黒マルチをとって耕運機をかけるが、土寄せ・畝整形はしない。
○ 穴を掘り、水をたっぷり入れてから苗を植える。

 苗は下の葉までしっかり植えました。耕運したサラサラの土に植え、2日後に雨が降って土はふわっとしたままです。植えたあと上からは水をかけませんでした。これが肝腎です。(表面の土が固くならない)
 いままで「種を播いて2週間後に苗を移植する」と思っていましたが、9日後のほうがずっとやりやすい。根が大きく張ってなくて苗をとりやすい。植える穴は小さくてよい。いままで畝整形してから移植していましたが、次の土寄せを考えると整形しないほうがいい。2週間後くらいに土寄せしますが、両側の土をかき寄せるだけでいい。
 それにしても、いい雨が、いいときに、降ってくれました。
 龍神さまのお蔭ですかね。 そうだ、しばらくお参りしてないな。
 
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内田春菊『あたしが海に還るまで』を読みました。

2015年06月27日 02時36分20秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 図書館で本を物色するとき、内田春菊という作家の名前を見ることはありました。しかし「どんな作家か」知識も関心もありませんでした。
 東条町の図書館でも廃棄する本を入口に置いて、自由に持ち帰れるようになっています。『原色日本の美術』(小学館)の3冊を持ち帰ったのもここからでした。ある日4冊ほど持ち帰った中に <内田春菊 『あたしが海に還るまで』> が入っており、数か月本棚に並んでいました。何気なく数日前に読みはじめて、はじめて本の内容を知りました。
 読みはじめてすぐ「これは77歳になったじいさんが読む本じゃないな」と気付きましたが、あまりに違う境遇に育った子どもから目が離せず、終わりまで読みました。
 ふつうの物語を読むように「作品のなかのだれかに心を添わせて応援する」ことはできませんでした。
 人間も他の動物と同じように「一生懸命にしか」生きられない生き物なのでしょうが、それにしても、凄い境遇と育ち。そして一生懸命に生きる姿。
 ため息をつくしかありませんでした。
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大豆の「土寄せ」をしました。

2015年06月26日 11時18分42秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 直播して不織布をかぶせた大豆は、ハトにも食われずによく育っています。2本並べて植えたのですが、2本とも出ていないのは一箇所だけ。あと約300本のうち20本ほど出てなくて補植が必要です。「発芽しなかった」とは考えにくいので、夜盗虫・ネキリムシに喰われたか。数年前、大豆は播いたけどネキリムシにやられて半分近く補植が必要だったことを思うと、今年はうまくいったほうです。
                     
 補植より土寄せが大仕事になります。
 そこできのう朝、畝間を耕運機で往復して土をくだきました。足跡がついているところが畝間です。雨が降ることが予報でわかっていましたから、早めに耕して土をほぐし、その土を苗のまわりに寄せます。(苗の一番下の葉が隠れる程度の深さまで土を寄せます)草は多少生えていますが、上から土をかぶせます。夕方にはしっかり土寄せができました。
 大豆を直播する場合は、まわりの草を抜きながら苗のまわりに土を集めるのですが、畝間をしっかり耕運しておいて、その土をかぶせると「とても楽な気分」でできます。雨が降るまえに土寄せができて安心しました。
 雨が上がったら補植します。
 黒豆・大豆の植え付けが終わって一段落です。でもムシは容赦しません。葉巻ムシ・夜盗虫・カメムシなどが待ってます。道子さんは早速煎じ薬を散布しようと用意しています。
 しばらくはこんな日々が。そうそう、もう7月の草刈りが迫っています。明日から、刈りやすいところからはじめます。
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黒豆を移植しました。

2015年06月25日 05時46分22秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑仕事に精を出した一日でした。
 まず黒豆を移植する畝に耕運機をかけました。
 畝に黒マルチを掛けていたので何もしないで植えられますが、もう一度「3段目盛り」で耕運して土をほぐしたのです。メジャーをあてて50センチおきに穴を掘り、水をたっぷり入れました。移植後に水をやらなくてもいいように。苗はシャベルで掘り出し、根を保護する土の球はつくりませんでした。例年2週間後のしっかりした苗を移植するのですが、今年は9日目の苗です。丈が短く、根の張りが少ない。移植作業はいつもよりらくでした。土をほぐしたのでこれからの土寄せもらくにできるでしょう。(草も生えるのが遅くなります)
(you tube)には黒豆の苗を「根も葉も切ってしまい、茎だけを植える試み」がアップされています。それでも芽が出、根が生えて黒豆に生長します。それを見て、今年の移植は「早めに、根に土をつけないで」やってみようと思っていました。どうなるかたのしみです。
 黒豆移植は一つの完成形を見た感じです。

 イチゴ・ネットハウスを撤去しました。
 柱をビス止めした杭は45センチの深さに打ち込んでおり、根元をカケヤで叩いて、グラグラさせて抜こうとしても無理です。長さ240センチの「2×4材」を杭にビス止めして「杭抜き機」にしました。8本の杭がらくに抜けました。
 材木にクレオソートを塗ったネットハウスの杭や柱は、数年間つかうつもりです。
 いままで竹で枠をつくったり針金を張ったりしましたが、いまのマイカ線と木材のネットハウスは一つの完成形だと思います。
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池がカラスに目をつけられたようです。

2015年06月24日 02時34分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 道子さんにお客さんがあり、裏山の花見デッキでお茶しました。昔なじみの方々と話がはずんだようです。
                     
 話のテーマは「むかしの思い出」から〝老後″にスライドしていき、話題のつきることがありません。「老後」(いま現在「老後」の真ん中にいるのですが)への「自分の思いの丈」を交流するのはいいことですね。声も語り口も生き生きしてくる。曇っていた「脳の中の空」も霧が晴れてくっきりする。
「共感する!」「自分だけじゃない、《みんなそうなんだ》という共感!」 とてもいいことのような気がします。
 お客さんが帰られたあと、道子さんが裏山の池でなにか言ってます。行ってみると、空の発泡スチロール箱に穴があき、大きな鳥の糞があちこちに。池の植物も地上に抜き出されています。
 犯人はカラスです。数羽で舞い降りて、池のメダカをねらい、池の植物をつまみだし、糞をし、デッキに置いてた食べ物の臭いのする箱を食い破ったのです。
「どんどん増えてそのうち過密になるのではないか」と心配していたメダカが少なくなっていました。おそらくカラスが怖くて、姿を見せないのでしょう。池の上にテグスを張ってカラスを締め出すことにします。
 黒豆の苗は今日移植します。大豆の畝に掛けた不織布をはずしてみると、こちらは2本ずつ芽が出ています。いくらか捕植したほうがいいところもあります。こちらも今日片づけます。
 さ、来年の味噌のためにがんばるぞ!
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『クララ』の根を掘り出して使おうか …… 思案中。

2015年06月22日 23時43分10秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑の入口で大きな株になったクララの花が散りはじめました。道子さんは「よく効く有機のムシ忌避剤」をつくろうと「馬酔木」に「唐辛子」「ニンニク」を混ぜた煎じ薬を薄めて散布しています。でもカメムシが大発生したら、あるいは夜盗虫系の毛虫が大発生したら、黒豆・大豆は全滅するかもしれません。化学農薬は絶対に使いたくないし「自然のものでよく効く材料はないか」と思案しています。
 で「そろそろ使ってみよう」と考えているのがクララの根です。「とても苦くて頭がクラクラする」と名前の由来にもなった『根』は、直径3センチの太さになって地面の上からも見えます。
 根を掘り出して煎じ薬にしたら、カメムシやイモムシ(カナブンの幼虫)がみんな苦くて苦くて「頭クラクラ!」とのびてしまう。
 てなことになるかもしれません。
 クララの根は日本薬局方のクスリとして収録されており、数多くの薬効が認められています。(素人が薬として使うのは「危険!」とあります)ムシが野菜や豆のサヤを食べて、苦くて、クラクラになって、のびてしまうのならいいじゃありませんか。でも植物には影響はないのでしょうか。
 クララを使ったムシの自然農薬というか忌避剤をネットで検索してもなかなかヒットしません。だれか「クララでムシ退治をしようとしてる」と見たらぼくのブログでした。もう試してみるしかないですね。
 また報告します。
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うちの畑も農繁期です。

2015年06月21日 02時10分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 6月7月は草がいちばん生長するときです。雨が適度に降るし、気温は生長にちょうどいいし、日に日にぐんぐん伸びます。「アレ? 4日ほど前に刈ったのに、もうこんなに伸びたのか」ちょっと気分がへこみます。
 苗立てをして移植する黒豆が芽を出してきました。出芽率100パーセント。鳩がちょうど食べたくなる頃です。イチゴ・ネット・ハウスの中だから大丈夫ですけど。
                      
 黒豆の畝(3畝)は黒マルチを掛けてあるので草は大丈夫ですが、畝間は草が盛り上がっています。
 夏野菜/小芋/山芋/ゴマ(2畝)/落花生(3畝)/直播した大豆(7畝)/などは雑草抜きが大仕事です。抜くというより刈って畝整備をします。
 田植えの終わった日曜日の今日は、うちの村も総出で草刈りです。池の土手、村中の道路の土手の草を刈ります。同い年の老人会仲間の人に「ぼちぼちにしてくださいよ。タンク一杯のガソリンが空になるたびに休憩とって」と声を掛けました。
 
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「メダカが増えすぎて困ってる人」はあちこちにおられるようですね。

2015年06月20日 06時01分21秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ネットで「メダカが増えすぎて困ってる人」と検索してみたら、ゾロゾロ出てきました。うちの池で起こっていることは珍しくないようです。質問に答える形式の説明を読んだら(メダカの密度は)「水1リットルに2匹以下に抑えましょう」と書いてかりました。
 えっ? そんなに過密でもいいの? だったら裏山の池は何百匹いてもいいことになる。
「自然淘汰でもいい」と書いてありますからしばらく静観します。
 まえにも書きましたがテレビで錦織圭のテニスの試合を応援すると、睡眠時間が不規則になってしまいます。きのうは夜の8時からテレビで試合を見て、終わったのは午前1時でした。テニスの大会はヨーロッパ中心に行われ、日本とは夜昼反対みたいになります。
 ぼくは生活のリズムが狂うほど応援しないでしょうから、しばらく自分のすることを静観します。 
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「ノアザミ」が増えてきました。

2015年06月17日 11時25分45秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 道子さんが「土手のノアザミが増えてうれしい」といいます。たしかに伸びた草の中にノアザミをよく見かけます。
                      
 彼女は土手のノアザミを掘って、裏山にも移植しました。ぼくは「さわったら痛い花なのにどこがいいのか」と思います。毎月土手の草刈りをしていますが、ノアザミがあってもふつうに刈ってしまいます。
 
 このところしばらく村のゴミ・ステーションが、生ごみの日に荒らされてます。
 前の晩か早朝かわかりませんが、ビニール袋が食い破られて生ゴミが散乱しています。ぼくは6年ほど前に村の保健衛生係をしました。それ以来「係」を離れてもゴミステーションのことが気になって、草を刈ったり掲示板をつけたりしてきました。
 こんなことをした犯人は「猫」にちがいない。どこの、どんな猫か、見当もつきます。
 ステーションの天井に張ったネットを調べてみると、猫なら飛びついてもぐり込めそうな入口があります。そこできのう、針金やタッカーを持っていき、入れそうな穴をふさぎました。
 村の外食猫(飼われてるようで飼われてない、野良猫のくせに野良猫でない気分で生きてる猫)はいつものように夜か早朝、ゴミステーションに侵入しようと飛びつく。はね返される。アレ? おかしいな。簡単に入れたのに。また飛びつく。またはね返される。
 そんな場面を想像してニヤッとしました。
 これで生ゴミ袋は大丈夫でしょう。
 一方アライグマはまだ捕獲檻に入りません。道子さんに「このたびは完敗を認めなさいよ」と言われるし、ぼくもあきらめたふりをしていますが、ひそかに復讐心を燃やしています。このたたかいはまだ「つづく」。
 それと、さきほど「外食猫」と書きましたが、猫を愛する人たちはそんな卑しい名前はイヤで「地域猫」と称するそうです。
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大豆に不織布をかけました。

2015年06月16日 03時35分44秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 今年、大豆は直播しました。10メートルの7畝に、40センチ間隔で「横2本植え」です。
 直播すると手間ははぶけますが、二葉が出たところでハトに食われてしまいます。十数年前大豆畑トラストではハトに徹底的に食われてほぼ全滅。もう一度播き直したことがあります。
 ハト対策には毎年苦労したことを思い出します。大豆を播いてその上にモミ殻や燻炭を山盛りにしたことも。キラキラテープを張ったことも。防鳥ネットが一番確実でした。この畑になってからも防鳥ネットを張ったことはありますが、杭を立てて100坪ネットを張るのはもうしんどい。
 不織布をゆるゆるにかけて二葉の生長を待ちます。
 
 一昨年の6月、街の青年が「野菜づくりを体験したい」と畑にやってきました。それから2年間、青年は毎週日曜日にやってきて、いろいろな野菜を育て、収穫しました。有機無農薬の野菜をつくる苦労も、そのおいしさも体験しました。今度外国に行くことになり、いまはジャガイモの収穫が残っているだけです。
                      
 はじめて自分で野菜をつくったことは、彼の心にも体にも貴重な体験でした。タマネギ/サツマイモ/落花生/黒豆(枝豆)/ナスビ/キュウリ/コイモ/オクラ/ジャガイモ/ズッキーニ/人参/大根/白菜/ニンニク/ニラ/小松菜/レタス/ネギ/ソラマメ/エンドウ/などなど。まだあったかな。20代の青年は「これからの洋々たる人生でこの体験を生かして何かするだろう」と思うとうれしくなります。
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黒豆は「苗植え」、大豆は「直播」します。

2015年06月14日 06時28分49秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうはイチゴ・ネット・ハウスの中に、黒豆を播きました。発芽した二葉がハトに食べられないように。ハトはあの二葉が好きで、100本くらい2日もあれば新芽を食べてしまいます。
 2週間したら移植用の苗ができます。我が家の「黒豆・枝豆」にはそれなりのファンがいて、毎年10人前後の人に送ってます。今年はそれを維持できそうですので、100本超つくることにします。
 うちの場合「送る」といっても枝から豆をもいで、5割前後の「ムシ食い」をハネて送ります。手間が3倍以上かかります。(よそは農薬使用でムシなし。葉だけ切り落として売ってます。)
 きのうはうちの村の営農組合も黒豆の種播きでした。営農組合は直播きで、ハトが食べないよう色が付けてあります。
 大豆も播く時季です。こちらは本数が黒豆の倍以上で手間がかかるので、今年は直播きにします。防鳥ネットを張るのは手間なので、不織布をかけてハトを防ぎます。苗が生長して二葉がなくなるまで。
 うちの畑も農繁期です。
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クララは花盛りです。

2015年06月13日 03時25分17秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑の入口に一株だけ植えてあるクララはいま花盛りです。
                     
 見栄えがしませんが30本ほどの茎が立ち上がり、20本くらいは先端に花をつけています。「一本の苗が6年でこれほどの株になるか」とびっくりです。マメ科ですからこれからサヤができて、米粒ほどの種(マメ)ができます。
 一方山のキウイ棚に植えたクララは、2年目で背が高くなりました。棚に添うように「L」(エル)字型に13本苗を植えたのですが、今年その根が全部芽を出し、背の高い草は1メートル以上になっています。(宿根草です)
                     
 背は高くなりますが倒れやすいので杭を打ってヒモで囲う手当てが必要です。
 クララの根は『苦参』という漢方薬に使われます。苦くて頭がクラクラするので『クララ』という名前になったそうです。畑のクララは2センチ以上の太い根を地上に見せています。それを掘り出して馬酔木などの煎じ薬に混ぜ、ムシの忌避剤として散布してみようかと思います。
 クララというと10年ほど前に有機自然農薬として売られた『アグリクール』を思い出します。効能書きには「主成分はクララ」とありました。「よく効く」自然農薬ということで売れていました。しかし実際は殺虫薬品(農薬としては使用禁止の薬品)が混ぜてありました。あれ以来「クララをムシの忌避剤として使った」という話をききません。試してみたい気がします。
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「淡路景観園芸学校」を見に行きました。

2015年06月11日 02時59分47秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
「母のショートステイ中に淡路景観園芸学校に行ってみよう」と話し合っていたのですが、日を決めないと実現しません。急でしたがきのう、行ってきました。前の日に「行く」と決めたのです。
                     
 淡路の山々にかこまれ、写真のような学校の景観が広がり、海も見えます。
 このまえ、橋を渡って淡路島に行ったのはいつだったか。
 10年前に淡路に来たのはいまもはっきり覚えています。
 田舎暮らしをしようと「空き家情報を仕入れては見に行く」のに必死だったときです。あちこちの不動産屋さんに電話を入れ、資料をファックスしてもらい、淡路島にも見に来ました。あのときは不動産屋さんの案内で5軒の空き家を見ました。「これはいいかも」と思う物件もありましたが、橋がネックになりました。
 景観園芸学校には『園芸療法課程』というのがあり、『園芸療法士』という資格が認定されるそうです。たしかに私たちは植物に魅かれ、土にふれ、植物にさわって癒してもらいます。いい空気につつまれた学校でした。
 帰ってからウッドデッキに干していた大麦を踏み、篩(ふるい)にかけて「チクチク」と「大麦」を分離しました。ひと手間仕事をした気分です。
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