あらかると one day

小さな旅とetc・・・。

小美代姐さん花乱万丈(群ようこ 著)

2008-09-06 12:40:27 | 読書
 読んでみたいと読みだしたら面白いが重なったら、私の悪い癖、一気読みをしてしまった。
いつもの寝る時間に寝なかったせいか、なかなか寝付かれず、とうとう今朝は朝寝坊。

 大正14年生まれの浅草育ちの美代子さんの半生記。
学校はきらいだが三味線は大好きの美代子さんが、花街の芸者さんの姿にあこがれて、芸者として生きるお話。母親に芸者になると「結婚は出来ないよ」と言われながらも結婚もし、子供も生まれ、夫の死で再び芸者生活に復活する。
こう書いたら苦労の半生記みたいだけど、群ようこさんのユーモアと軽快な文章で、時には笑いちょっと涙も浮かんで楽しく読んだ。

 読みながら美代子さんの役、フラガールの山崎静代さんが演じたらぴったりじゃないかなど、勝手にプロデュースしてみたり一人で面白がっていました。

(抄録より)
芸を極め、恋に生きる大正生まれの人気芸者・小美代。あるときは駆け落ちし、またあるときは東京大空襲を擦り抜ける。どんなときも明るく前向きに、激動の昭和を駆け抜けた女の半生記。書き下ろし。

コメント
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