おでかけ大好き

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THE BLUE HEARTS

2011-10-24 09:04:13 | 日々喃々
気恥ずかしいのだけど、

昨夜は延々YouTubeでブルーハーツを聴いて、

興奮して眠れなかった。

(実は今も「キスしてほしい」とかが頭の中をグルってる)


きっかけは、映画「僕たちは世界を変えることはできない」で、

若者たちがカンボジアのこどもたちの前で歌った「青空」

カンボジアのこどもたちの素直なとまどい顔が印象的。

いつかこの歌詞を知る機会があるといいな。

私はリアルタイムで聴いたことあるので、

懐かしい。歌詞をじっくり読みたいなと。


衝撃波~~~~~~~~。

20年前よりもさらに歌詞が沁みるし、

当時の記憶以上に、バンドがかっこいい。

それから、おなじみの「トレイントレイン」「リンダリンダ」「情熱の薔薇」

「夢」「ラブレター」「ボクの右手」・・・・・。

ハイロウズやクロマニヨンズまで聴きだしちゃったので、キリなくなり。

眠れない。


詩がすごい。

声に出して読みたい(叫びたい?)日本語だよ。

こんな簡単な言葉や身の回りのものでなんで、

なんともいえない気持ちを、表現できちゃうのかな。


「人にやさしく」「チェルノブイリ」なんて、

震災後の今聴くと泣いちゃうよ。


アラフィフになってもロックしてるってすごい。

肉体的にも(ジャンプしたり、ヘン顔したり?)、精神的にも。

メッセージのない?意味不明?な歌詞もあるけど。

世の中に伝えたいことがあり続けるってすごい。


ラブソングに限らず、歌詞中の「キミ」とか「アナタ」は、

若い頃はもちろんたったひとりの恋人のことだけど、

年齢が上がるとこどもや親、家族、ともだち、世界中の人など、対象が変わり、世界が広がり、

そうやってどんな年齢になっても心を揺らすのだな。


それにしても、ボーカルのヒロトさんのライブパフォーマンスは個性的だけど、

人間的魅力はもっと深そう。

地元でのバンド活動してた頃、ライブのチラシについ「おみやげあり」と書いてしまい、

慌ててライブの朝早く起きて、ザリガニを100匹くらい捕まえてきて、

お客さんに配って迷惑がられた。

ってエピソードが本当にかわいい。

反骨精神だけじゃなくて、

温かい気持ちもロックになるんだね。