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障害者雇用率って・・・

2006年10月19日 21時41分22秒 | 障害(福祉)の事
街角ウォチングから:季節はずれのゴーヤの雄花

障害者雇用促進法の「法定雇用率」と言う言葉をご存知でしょうか?
これは、企業や官公庁、地方自治体等の職員全体に対する障害者の雇用割合を決めている法律の中の言葉です。この「法定雇用率」によると国と地方自治体には障害者の雇用を少なくとも職員全体の2.1%、都道府県教委は2.0%、と定められています。

最近のニュースによると都道府県教育委員会のうち46教委が、障害者の職員への一定割合の採用を義務づけた「法定雇用率」を満たしていないことがわかったそうです。なんなんでしょうね。公的機関として自ら率先して雇用を進める立場なのにそれもお手本とすべき教育機関が・・

何でも、障害者で教員免許を持つ人自体が少なく、やむを得ないと説明する教委もあるようだけど、仕事は教員だけではないでしょうとつい突っ込みを入れたくなりますね。教師の周辺には、数多くの事務や管理の仕事が沢山あると思うんだけど・・・やはり、厚生労働省直轄の縦割り世界がこの歪さを産んでいるのでしょうね。みっともない言い訳はしない方が良いと思うけど・・・

ちなみの民間企業(従業員56人以上)は1.8%だそうです。何故56人と言う数字が出たのかわかりませんが・・・企業も課題が多いようです。ハンディキャップ(最近は差別用語として、認識されいるようです)があっても、他を生かして、仕事に取り組むとかありそうですが・・・企業は、採用すると税制面で恩恵を受けるんですが、それでも、仕事のアイデアと企業努力とコストパフォーマンスの結晶をどう生み出すか・・・善意だけでは成り立たないし、利益を追求しないと継続することは難しいし、いろんな問題を含んでいるかも知れませんね。

わがままを言わせて頂くと、この法律、法定雇用率を達成できないと、改善計画作成が義務づけられているほか、是正勧告、企業名公表などが行われるんですが・・・これらも厳密に運用して、企業とし、て積極的に知恵を出して頂きたいと思うのも事実ですが、反対に障害を持つ方々も、最近では、障害者でもインターネットを通じて、いろんな知識や技術を習得できます。

昔に比べ、画一的なものから創造性の時代に突入したように思います。現状の環境に甘んじること無く、自分の持っている障害の程度に合わせて、実際に何をしたいのか、できるのか、また、仕事をするためには、前もって何が必要なのか、一人ひとりが考えることも必要かも知れません。障害者でも選択権が大きく増えたように、障害者としての自分でも感じています。

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ウォーキング:18420歩 / 消費カロリー:1424.90kcal
歩行距離:約11.97km