国立市HP国立発 駅を活かしたまちづくりより【ダイレクト・リンク】
私が通勤等で日々利用するJR中央線、その最寄駅の国立駅の駅舎がJR中央線の高架化に伴って取り壊される。壊されるのを記念してと言うのもおかしいですが、10月7日にシンボルの「赤い三角屋根」の駅舎をバックに記念撮影会が開かれたようです。なんでも1000人以上が集まったとか。
この駅舎は、1926年(と言えば、大正15年!!!)開業以来、国立駅のシンボルとして親しまれ、国立市のシンボルでもありますね。都内に現存する木造駅舎としては原宿駅に次いで古いそうです。
駅から一直線に伸びる大学通りは、このシンボルの駅舎が正面にあってこそ、くにたち~だぁ~と主張していると感じがしていたのに、無くなると寂しくなりますね。さくらの時期や散歩/散策でしょっちゅう訪れていた大学通り・・・いつもの風景が一変するのでしょうか?
駅舎をめぐっては、以前から、国立の上原公子市長と市議会が現状のまま残す方法を探って対立していたんですが、何時のまにやら、ちゃんちゃん!!! と手打ちしたようで、半円形の飾り窓など部材など解体した部材を保管することになったみたいですね。そして、復活は6年後の予定。人の記憶は、何処まで残っているのでしょうか?ふむ~!6年後・・・中央線の高架化工事は、あと6年もつづくのか・・・
国立市のHPより抜粋:
◇ 国立駅・駅舎の一口メモ
大正15年(1926年)4月1日、当時、甲武鉄道といわれた現在のJR中央線に、国立駅(国分寺と立川の間だから「国立」)が開業しました。駅舎を設計したのは、この地を開発した箱根土地株式会社の社員であったと伝えられています。ロマネスク風の窓がついたとんがり屋根の小さな駅舎は、モダンで、広く市民に愛され、国立の象徴ともなっています。
◇ 都内で2番目の古さ
国立駅は大正15年の竣工で、大正12年の原宿駅舎に次いで、現存する2番目に古い木造駅舎です。(同時期の駅に武蔵境駅などがあります)。
◇ 生い立ち:
「請願駅」です。国立を開発した箱根土地株式会社が建物をつくり、鉄道省に寄付した駅です。こうした生い立ちを持つ駅を「請願駅(せいがんえき)」といい、都内で唯一の現存例です。
◇ ほかの駅の見本に・・・
国立駅舎に見られる三角屋根の個性的なデザインは、その後、多くの駅のデザインの手本となりました。特にJR河辺駅、JR羽村駅、は国立駅舎に酷似する駅舎として知られています。
◇ 英国田園都市の影響
国立駅舎は、国立のまちがモデルにしたという英国の田園都市の小住宅のデザインを取り入れています。
◇ まちの顔として
国立のまちの最初の構想は、東京商科大学と箱根土地株式会社の間に結ばれた「土地交換契約覚書(大正14年)」に書かれています。この中に、駅舎は大学町にふさわしいものとするよう特に言及され、また、駅前広場や大学通りなどとの関係が定められています。
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新駅舎のデザイン要望
天気:晴れ後曇り夜一時小雨
気温:最低温度:14.8℃ / 最高温度18.8℃
ウォーキング:20429歩 / 消費カロリー:609.30 kcal
歩行距離:約13.28km