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先日に引き続き、14日は世界糖尿病デー

2006年11月20日 21時27分41秒 | 病気の事(Diabetes Mellitus)
街角ウォッチング:塀際の梔子の実

先日に引き続き、14日は世界糖尿病デーだったのですが、世界中で、糖尿病患者が2億3000万人いると累計されています。また、この病気が引き起こす、合併症(失明、腎不全、手足の切断、心臓発作、脳卒中等)の主な原因でもあり、毎年HIV/エイズとほぼ同数が死亡しているようです。

糖尿病がこれだけ急速に拡大したのは、この50年といわれています。そして、人的、社会的、経済的にダメージを与える世界的な問題になりました。そして、現在、糖尿病患者は毎年700万人以上のベースで増えているようです。この人数は、予備軍も含むんでしょうね。

また、このまま放置すれば、今後50年(前50年).約一世紀(1世代)の間に、患者数は、3億5000万人に及ぶとの事。これだけ、増加が見込まれると経済的影響も計り知れないものがありますね。下手をすると国を潰すかも知れません。

今回の世界糖尿病デーのテーマは、これらの状況を踏まえて、「恵まれない者、弱者の糖尿病」であるようです。行動方針として『糖尿病に関する健康の不平等に注目するよう呼びかけ、すべての糖尿病患者はその国が提供できる最高の健康管理の対象となる権利がある』というメッセージを推し進めています。

糖尿病は、やはり、最も貧しい者に最大の打撃を与えることになり、経済的に恵まれない人々の方が圧倒的にリスクを背負います。今後20年の間に、糖尿病患者の80%は、このようなハイ・リスクを背負うだろうといわれています。

糖尿病治療の為の診察をまともに受けられない多くの中低収入の人々。経済的に恵まれない人々が診療・治療を受けると、医療費が嵩み、治療代を支払って破滅的な借金苦に陥り、生きるために、一層、貧困に押しやられる。放置すれば、身体障害や若死に直面するかという恐るべき選択を迫られることにもなるのです。

これらを踏まえて、150カ国以上の約190の加盟協会で構成する組織である国際糖尿病連合(IDF)は、その役割を、『世界的な糖尿病ケアの促進、予防、治癒』に置き、【糖尿病に関する国連決議を求める運動】の先頭に立っているのです。英語は、難しいので日本語の世界で、個人的に役に立てることは無いだろうか・・・と思うのですが・・・

【ここからは、個人的な独断と偏見です】
このような記事を読むと日本の「日本糖尿病協会」は何をしているんだろうと思います。もう少し、会員以外にはっきり分かるような目に見えた行動をしてくれれば良いのですが・・・日本の協会は何に取り組んで、どのような行動をしているのか?そして、私たちに何を手伝って欲しいのか? また、私たちは、何を手伝えることが出来るのか?ヴィジョン&バリューを提示して欲しいと思うことも多いですね。機関紙「さかえ」を会員内だけではなく、会員以外の人でも気楽に読めるように、外に向けてのメッセージとして、もっと活用して、情報発信して、もう少しアピールすればよいかもと思うことも・・・難しいとは思いますが。なんとなく、井の中の蛙、大海を知らず・・・みたいな気がします。

日本糖尿病協会

参考資料はこちらから(英語ですが)

世界糖尿病デーの情報はこちらから(英語ですが)

SOURCE: The International Diabetes Federation (IDF)

CONTACT: Kerrita McClaughlyn,
IDF Media Relations,
+32-2-5431639,
mobile +32-487-530625,
kerrita@idf.org

Web site:  http://www.unitefordiabetes.org
 http://www.worlddiabetesday.org

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