散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

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金融商品に対する説明義務って・・・

2007年02月01日 21時43分27秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:クリスマスローズ ピコティー

最近は、郵便局でも、地方の銀行でも売られる投資信託・・・この投資信託が曲者。実は、実家の知り合いが定期預金をしていた地方銀行の窓口で、定期預金の満期解約のお金の行き先として、銀行の行員に薦められて投資信託を買わされました。

聞く限りにおいて、元本が保障されないリスクのある商品で、買った本人は、全くこのことを理解していないみたいです。 唯一、私が本人から聞いたのは、【毎月、分配があり、一定金額が支払われること】・・・それが楽しみ~~~だと!!! この言葉、【毎月分配】に、にこにこ顔・・・う~ん!何だ!何だ!一番重要な元本が保障されないリスクを全く理解していない。また今は良いけど、株価の下落によっては、評価損も出るぞ・・・

多分、銀行窓口のセールストーク(ああ言えば、こう言う録のマニュアル通りの説明)で、【元本が保証されている商品ではありませんが】で一旦切り、続けて、【月々、.安定して分配金XX円が払われます】と。この毎月、支払われることを強調して話をすると、買う方は、【安定して毎月分配金が支払われる】が脳にインプットされる?また、長年の付き合いから行員に絶対的信頼を置いている。

多分、知り合いは、無条件で、このセールストークを信じて、購入したと思われます。私がリスクを説明しても馬耳東風・・・信頼している銀行の行員さんの言うことに嘘は無いと・・・・・これって、こっちでは、考えられないけど、田舎に行け行くほど、銀行の行員さんは、信頼されているので投信販売うってつけ!強いのでしょうね。

投資信託も今は、景気が上向きで、株価等が上昇基調なので、それに比例して絶好調。 分配金が支払われるけど、景気が安定して、下降線が見えるようになれば、一気に投信も下落し、元本割れが起きることは、過去の例からも間違いありません。その時、この投信も元本割れを起こす可能性が大なんです。

金融商品を売る場合は、【金融商品版売法】に定める説明義務を果たす必要があります。この説明義務は、ただ、話すだけででなく、顧客が納得して、購入したかがポイントになります。最近は、売り手も裁判等の対策に、行員と顧客の会話を録音していることもあるでしょう。

このように説明して、サインをもらったと。。。買う側も金融商品購入は、自己責任だということをしっかり理解する必要があります。あの時、【行員がああ言ったから買ったんだ!】なんて、言い訳は、一切通用しませんので・・・

儲かっているうちに、解約する必要があると思うけど、実際に解約するのは本人なんでなぁ~!自己責任の原則かぁ~!どう説得しようかと思案中!!!

金融商品販売法3条1項2号に定める重要事項の説明
金融商品の販売等に関する法律
http://www.ron.gr.jp/law/law/kinyu_ha.htm

天気:晴れ
気温:最低温度:1.7℃ / 最高温度:14.8℃
ウォーキング:15799歩 / 消費カロリー:480.20 Kcal
歩行距離:約10.27km