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【団塊引退元年】って言葉、ご存知ですか?

2007年02月07日 22時47分13秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:我が家のクリスマスローズより
パーティドレス実生初花の蕾(ダブル・パープル)

高度成長期を担った『団塊の世代』の人達の大量退職が今春からはじまるそうです。なんでも、退職金は総額80兆円に上るとも言われているようです。当然、金融界を含め様々な分野で、この80兆円の行方に関して、強い興味を持って、分捕り合戦が始まりますね。

『団塊の世代』って、戦後の第1次ベビーブーム(昭和22~24年)に生まれた世代(約800万人)を指していますが、その人々のうち、昭和22年生まれの人たちが60歳になり、今春から定年を迎えます。長年の仕事から解放された団塊の世代の方々は、今後、どのような行動を取るのでしょうか?

定年退職された方々の増大は、老人社会へ向け、社会福祉費等の増大に繋がるのでしょうか?一方で、時間に余裕が出来た方々は、どの方向へ向うんでしょうか?企業は、どのように取り組むのでしょうか?取り組みによっては、新たなビジネスチャンスが生まれるのでしょうね。
この方々の向うところの歯車が好転すれば、場合によっては、景気&不景気と言う意味では無く、現在の日本経済の本流(根本)が大きく変わる可能性を秘めているのかも知れません。

ただ、気をつけなくてはならないのは、ホワイト・カラーとブルー・カラーの違い。今まで新聞等では、手に職を持つ技術力のブルー・カラー等がクローズアップされることが多かったのですが、ホワイト・カラーな人々の行方も今後を占う意味で大事になるような気がします。

ちなみに、ブルー・カラーの方々は、高度成長期の日本の工業化を支え、生活水準を向上させたけど、その代償が「3K」(きつい・汚い・危険)・・・ホワイト・カラーと言えば・・・何をしたんでしょうかね?基本的には、ブルー・カラーだけでは、会社は成り立たず、ホワイト・カラーがいるからこそ会社が成り立つ・・・会社とは、これらの共存関係で初めて成り立つんですよね。退職した人々の関係はどう変わっていくんでしょうか?

ちなみにアンケートで年収等を聞いてみると、年収は、団塊世代(55~59歳)が平均962万円、ポスト団塊世代(50~54歳)が平均866万円、そして、シニア世代(60~64歳)が平均561万円だそうです。預貯金を見ると団塊の世代が1604万円、ポスト976万円、シニアは、2262万円だそうです。

更に、退職後の想定必要資産額は、団塊が3247万円、ポスト2433万円、シニア2513万円という結果みたいですね。お金って、欲望に限りが無いけど、団塊世代の人達は、他世代より経済的に余裕をもっているように見えるけど、退職後のに経済面・健康面を中心に不安を抱いているようです。

となると、引退時の想定必要資産額は約5000万円也・・・う~む!気が遠くなりそうな金額。うちの見積もりはちと甘すぎかも・・・お先真っ暗っす。

天気:晴れ
気温:最低温度:6.0℃ / 最高温度:13.1℃
ウォーキング:16880歩 / 消費カロリー:512.80Kcal
歩行距離:約10.97km
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