写真:気になる一枚から:近所の庭先にて「白薔薇」
散歩の際、何故か必ずこの白薔薇に見とれてしまうんです。
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ちょこっと以前の話ですが"Asahi com"に面白い記事が出ていました。
題して「投信顧客の半分以上は理解不足」だと・・・
まぁねぇ~!今更言われることではなく、当たり前のことじゃん・・・と突っ込みを入れつつ読んでいて思ったのですが・・・
このアンケートは、リーマンショック以降の金融恐慌を踏まえ、銀行の販売担当者に調査・ヒアリングをして取りまとめたもののようです。日経平均が上がり坂の時は、口も軽やか、調子よく販売できるけど、今みたいに金融恐慌で奈落の底に陥ったら、投資信託の基準価値が暴落し、価値が半減したら、当然、買った顧客からはクレームの嵐・・・
心情が伺えます。
証券会社が味わってきた投資信託窓販の下克上を銀行が初めてモロに体験し、戸惑っているのが良くわかります。証券会社は既にこのような事実を何度も体験し、経験則が知識の積み重ねになっています。逃げ手も素早いです。でもそれが無い、銀行は苦しいかもだと思いましたです。騙し(結果的にですが・・・)のテクニックに差異はないと思うのですが、証券の方が一長ありとみた。
以前、Blogでも書きました、実家の方で、毎月お金をもらえると喜んで、満期になった定期預金で毎月分配の投信を買って・・・・
その結果は。。。当然のことながら基準価格は半値に!リスクを全く理解せずにサインした本人の自己責任なんですが・・・銀行側が平然としているのに子どもの方が怒り心頭!・・・
親は、銀行員が親身に薦めたので、悪気があったわけではないと銀行員を擁護。何でやねん。何でそう思うねん。。。これが、長く続いている地方銀行の地域密着型のスタイルなんでしょうね。
問題は、老後のために貯めたお金を元本保証の定期預金で預けていたものが、満期を迎えると、銀行の窓口が、老人に言葉巧みに投資信託買付けに誘導する事にあると思います。投資信託は、販売すればするほど、販売額面にたいして、基準価格がどうなろうが、顧客が損をしようが、得をしようが、投信委託会社から販売額面に対して、数パーセントの手数料が入ります。
それも毎年決算月に・・・つまり、販売すればするほど、当初販売手数料+毎年の決算月に販売額面に対して手数料がはいる。つまり、とっても美味しいのです。とっても、それも二度おいしいのですよ。顧客が保有し続ける限り、何もしなくても、棚からぼた餅式に手数料が・・・金融機関が販売を止められない理由はここにあります。
例えば、A都市銀行が投信を全国で100億円売ったら、年に一度1%の手数料としても1億円が顧客が保有している限り、黙ってでも入ってきます。
こんな事実を鑑みると、顧客に販売した窓販の銀行員が、顧客にたいして、どれだけリスクになるかを本当に説明し、確認しているんだろうかと。。。うわっつらだけだと思うのは私だけでしょうか?
特に地方で、投信を保有している方で、損をして人は多いかと思います。この白書でも述べていますが、投資信託の配当、「収益分配金」の仕組みを理解している人がどれだけいるのか?・・・ まず、いないと思ふ。
収益分配金は、元本の他に利息が付与されるということでなく、分配金が出ればその分、元本が削られ、基準価格が下がるという事実を明確に理解すべきです。でも、実家でじっくりと腰を落として、ちゃんと説明しても理解せずでした。これが現実なんでしょうね。金融の勉強は重いようです。
日経平均(ダウ)等が右上がりに上がれば、削った元本以上の益が出るので見えない世界なんですが・・・下がるとダブルパンチで一目瞭然。基準価格と言う価格の設定が、購入者(保有者)投資家を惑わすんですよね。
銀行の窓販って、地域に密着している銀行員の言葉に間違いはないと、一種安心感を買っているのも事実。定期預金が満額になれば、非道的に進めるのが投信。それも、元本保証無し。証券マンは足で稼いで、何ぼの世界。銀行は窓口に座ってにっこりとが何ぼの世界。
銀行の窓販について、改めて考える時期に来ているようです。本当に定期預金の変わりになりえるのか・・・でも、実家の買った張本人は、全く自覚無く、銀行に怒りをぶつけない・・・これって、どういうことでしょうか?
地域密着型の銀行は、地域の顧客の心を掴んでいるようにもおもえます。だから、悲鳴が聞こえてこないのですよ。。。地方には地方の共同体があるような気がして・・・よくわからない世界が存在しますね。だって、全く、耳をかさないもん。不思議だ・・・
天気:雨
気温:最低温度:15.2℃ / 最高温度:19.7℃
今日の歩数計:15956歩 / 消費カロリー:473.50Kcal
歩行距離:約10.37km
散歩の際、何故か必ずこの白薔薇に見とれてしまうんです。
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ちょこっと以前の話ですが"Asahi com"に面白い記事が出ていました。
題して「投信顧客の半分以上は理解不足」だと・・・
まぁねぇ~!今更言われることではなく、当たり前のことじゃん・・・と突っ込みを入れつつ読んでいて思ったのですが・・・
このアンケートは、リーマンショック以降の金融恐慌を踏まえ、銀行の販売担当者に調査・ヒアリングをして取りまとめたもののようです。日経平均が上がり坂の時は、口も軽やか、調子よく販売できるけど、今みたいに金融恐慌で奈落の底に陥ったら、投資信託の基準価値が暴落し、価値が半減したら、当然、買った顧客からはクレームの嵐・・・
心情が伺えます。
証券会社が味わってきた投資信託窓販の下克上を銀行が初めてモロに体験し、戸惑っているのが良くわかります。証券会社は既にこのような事実を何度も体験し、経験則が知識の積み重ねになっています。逃げ手も素早いです。でもそれが無い、銀行は苦しいかもだと思いましたです。騙し(結果的にですが・・・)のテクニックに差異はないと思うのですが、証券の方が一長ありとみた。
以前、Blogでも書きました、実家の方で、毎月お金をもらえると喜んで、満期になった定期預金で毎月分配の投信を買って・・・・
その結果は。。。当然のことながら基準価格は半値に!リスクを全く理解せずにサインした本人の自己責任なんですが・・・銀行側が平然としているのに子どもの方が怒り心頭!・・・
親は、銀行員が親身に薦めたので、悪気があったわけではないと銀行員を擁護。何でやねん。何でそう思うねん。。。これが、長く続いている地方銀行の地域密着型のスタイルなんでしょうね。
問題は、老後のために貯めたお金を元本保証の定期預金で預けていたものが、満期を迎えると、銀行の窓口が、老人に言葉巧みに投資信託買付けに誘導する事にあると思います。投資信託は、販売すればするほど、販売額面にたいして、基準価格がどうなろうが、顧客が損をしようが、得をしようが、投信委託会社から販売額面に対して、数パーセントの手数料が入ります。
それも毎年決算月に・・・つまり、販売すればするほど、当初販売手数料+毎年の決算月に販売額面に対して手数料がはいる。つまり、とっても美味しいのです。とっても、それも二度おいしいのですよ。顧客が保有し続ける限り、何もしなくても、棚からぼた餅式に手数料が・・・金融機関が販売を止められない理由はここにあります。
例えば、A都市銀行が投信を全国で100億円売ったら、年に一度1%の手数料としても1億円が顧客が保有している限り、黙ってでも入ってきます。
こんな事実を鑑みると、顧客に販売した窓販の銀行員が、顧客にたいして、どれだけリスクになるかを本当に説明し、確認しているんだろうかと。。。うわっつらだけだと思うのは私だけでしょうか?
特に地方で、投信を保有している方で、損をして人は多いかと思います。この白書でも述べていますが、投資信託の配当、「収益分配金」の仕組みを理解している人がどれだけいるのか?・・・ まず、いないと思ふ。
収益分配金は、元本の他に利息が付与されるということでなく、分配金が出ればその分、元本が削られ、基準価格が下がるという事実を明確に理解すべきです。でも、実家でじっくりと腰を落として、ちゃんと説明しても理解せずでした。これが現実なんでしょうね。金融の勉強は重いようです。
日経平均(ダウ)等が右上がりに上がれば、削った元本以上の益が出るので見えない世界なんですが・・・下がるとダブルパンチで一目瞭然。基準価格と言う価格の設定が、購入者(保有者)投資家を惑わすんですよね。
銀行の窓販って、地域に密着している銀行員の言葉に間違いはないと、一種安心感を買っているのも事実。定期預金が満額になれば、非道的に進めるのが投信。それも、元本保証無し。証券マンは足で稼いで、何ぼの世界。銀行は窓口に座ってにっこりとが何ぼの世界。
銀行の窓販について、改めて考える時期に来ているようです。本当に定期預金の変わりになりえるのか・・・でも、実家の買った張本人は、全く自覚無く、銀行に怒りをぶつけない・・・これって、どういうことでしょうか?
地域密着型の銀行は、地域の顧客の心を掴んでいるようにもおもえます。だから、悲鳴が聞こえてこないのですよ。。。地方には地方の共同体があるような気がして・・・よくわからない世界が存在しますね。だって、全く、耳をかさないもん。不思議だ・・・
天気:雨
気温:最低温度:15.2℃ / 最高温度:19.7℃
今日の歩数計:15956歩 / 消費カロリー:473.50Kcal
歩行距離:約10.37km