妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日も一度も笑顔が見られなかった

2012-06-22 22:46:17 | 認知症介護

3日毎の夕食の食事介助 毎回5時45分に面会します。

施設に到着してから 妻に面会するまで職員さんと挨拶を交わす回数は

少なくとも5~6回あります。

 

日が伸びて昼と変わりがないが 冬の延長で挨拶は 「こんばんわ」 です。

このまま続けるつもりです

 


ちなみに当地では 年配の方は暗くなってからは 「おばんです」

薄暮どきは 「おばんかたです」 というのが挨拶言葉です。

今日も 先ずは妻の正面に立ってみました。

私を見つけられません。

視線が合いません。

隣に座ってスプーンで 「この豆からたべるかな」 と声をかけると口をあけて

食べるが全然目線が合いません。

食べ物には一度も目視しなかった。

食事中の声かけに 一度も首を縦にも 横にも振らなかった。

勿論 笑顔は一度も見せなかった。

表情がなんとなく無表情に近づいていくようだ。


そろそろ奇跡に近い言動がまた起きる頃です。

これまでに3回起きてます。

しかし その時だけで続かないのです。

それでもいいのです。