妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

無表情の妻が笑顔を絶やさない日があります

2012-11-03 17:14:24 | アルツハイマー型認知症

妻の近況

アルツハイマー型認知症 要介護5 全介助 老健に入所中です

声は発しません。

話しかけに反応はない。

車椅子に座ったまま・・・・移動出来ません。

両手は使いません・・・・最近せんべいを持って食べたので「使えない」と書かなかった。

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10月26日 知り合いの介護職の方と妻の夕食介助に同行してもらいました。

この日は 今までになく体調がよく1年以上前の妻に戻ったようだった。

(詳しくは10月26日のブログに記載してます。)

この日だけの喜ばされた出来事だった!

次回からは以前の無表情で何の反応もありません・・・・。

あれから数日経ちました。

何か理由があるのではと幾つか浮かんだ1つ。

認知症がかなり進行すると 二度童 になったと言われた時があった。

私は 当時はこのたとえは人格のある一人の人間に対しての言葉ではない

軽蔑・侮蔑言葉だと思っていたが 今まで妻を見てきて 二度童 という言い方

かえって相手を認めた思いやりのある言葉だと認識を新たにしました。


この同行した元ヘルパーさん まるで幼児をあやすような…・赤子を扱うような

言葉がけ 表情・しぐさ・・・まるで母親にあやされていると その気持ちになったようだ。

 

私は妻に対しての人権 人格の見方を考え直そうかと思う。

二度童と認めた方が かえって人格を認めたことになると思う。