妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

どんなに眠くても薬は飲みます

2013-06-14 21:32:39 | 介護の回想

庭の片隅に生えてます。駆除しても毎年出てきます。葉に模様があるがドクダミだと思う

特養に妻の夕食介助に行ってきました。

入所者7人に介護職員3人だった…会話の成り立つ者2人…他の5人は食事は全介助 言葉は発しないが職員さんは絶えず何がしか声をかけてますが 意思は通じているかどうかは うかがえないが安心しているように見えます。

赤子に声掛けして食べさせているのと同じようだ。

今日の妻は 眠くてやっと目を半開きの状態で私が スプーンで口に運んだごはん次々と口に入れた。飲み込むペースが分かってきて順調に進んだが ついに睡魔に負けて目を閉じ口を動かさなくなってしまった。

みそ汁を半分残して全部食べたので食事は完了にした。

この時 職員さんが食後の服薬を持ってきた。

この時 私は薬は眠くても必ず飲むと確信していたのです。

職員さんがスプーンで口に運んだ時 私は「ハイッ・・・薬だよ!!」と声をかけると当然のように大きく口を開けたのです。

もう少し残っていたので「ハイッ…もう1回!!」というと また口を開けて飲んだのです。

薬というと飲まなくてはならないと学習されているようだ!?


7年前の入院手術の時を思い出します。

注射を拒んで出来なかったとき 別の看護師が来て笑顔で「注射させてください・・・

少し痛いです~」と言うと妻は笑顔で応えて その後ず~と問題なく注射が出来た。

この時の体験今も生きてます!!