妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日の昼食介助の出来事

2014-02-21 18:29:31 | 日記

妻はアルツハイマー型認知症 要介護5 全介助 特養に入居中

現在の容態は 声は発しない 意思の疎通は図れない 両手は拘縮 ほとんどの時間目を

瞑ったまま

呼びかけに無反応 無表情

ここ暫く一瞬の笑顔も見られないし 私を見つめることもない

 

今日は 3日毎の昼食介助の日です

毎回対面しても私を認識出来ず 声を掛けても 手を握って話しかけても 無反応で目は

瞑ったまま

私が隣に座っていても首の向きは変わらない・・・私に向かない

 

今日 施設に向かう途中 せめて私に向いてくれてもいいのに…食事介助中1度も振り向き

もしないでスプーンで食べさせて貰っていて・・・・と思い浮かんできた

食事準備が出来 いつも通り妻の右側(正面から見て)に座ってスプーンでおかゆを口に

運ぶと なんと私の方を向いたのです・・・目は瞑ったまま

 

食べ終わるまで ずぅ~と 私の方を向いて目は瞑ったまま無表情で快調に食べ続けた

 

私の祈り(願い)が通じたのかと嬉しくなって 職員さんに(今日はこっちを向いて食べてます

 今までなかったことが?!)と、声を掛けると昨日も右に向いたと言われた

偶然の出来事ですが願い事が叶ったようだ

 

何かで読んだ記憶があります

心からの願いと解かれば 願い事は自然に叶えられる と覚えているが何に向かってかは思い

出せない

思い出せば願い事は数えきれないほどあったが 叶えられたことは一つか二つはあったと思う