妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

意思の疎通が出来ないが本当に何も分からないのか?

2014-09-28 17:23:49 | 日記

ザクロ 最近見かけられなくなったがスーパーにあります。一度も食べたことはありません

 

3日毎の昼食介助 いつもの通り12:00に妻のグループの食堂に入室。

車椅子でテーブルに着いていたが姿勢を保つのがやっとに見えた。

意思の疎通が出来ないので表情を覗うしかないが 目は瞑ったまゝ 問いかけにも頷くこともないの

です。

 

必死に座位を保っているように見えます・・・

 

ミキサー食の昼食が揃ってまず最初にご飯から「ハイッ!ごはん!!」と言ってスプーンで口に運ぶと

目は瞑ったまゝで大きく口を開けます。

この時初めて今日の体調が分かります。これでひとまず落ち着きます。

 

食事は好き嫌いなく何でも食べるが 40分位かけてマイペースと言う感じ・・・。

みそ汁を少し残して完食

 

約1時間付き添っていたが私の存在を認識したとは思えなかった。

座っていることに全神経を遣っているので 同時に2つ以上の物事に神経が回らないのだと思う。

 

アルツハイマー型認知症が妻のように最重度の段階になると神経は1つのことにしか回らないからだ

と思う。

 

今日も完食出来て一安心・・・何れ口から食べられなくなるのは覚悟しているが

次回の食事介助も口から食べてもらえることだけ期待してその先は考えないことにしようと

しているが・・・難しい