妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病まだあきらめてない

2014-11-30 17:35:59 | アルツハイマー型認知症

今日の妻の昼食介助

PM:15:30 気温10度 今にも降りそうで暗いです

外灯が点灯しています

 

正午丁度に妻の入居している特養に到着

妻のグループの食堂に入ると 今日は4人の入居者さんが車椅子で配膳を待っていた

「こんにちは~~。」と声を掛けると 妻以外の入居者さんは私を認識したが妻だけ

目を瞑ったまゝ無反応

 

いつも 左手はガッチリと拳を作って右手で被っているので開けられるときは開いて

マッサージをしています

 

今日はスムーズに開けられた(5本の指は真っ直ぐにならず ぎこちない形だった)

完全には拘縮していない

少しマッサージして止めると すぐに固く握ってしまった

 

トロミ食が揃いました

ごはん以外は トロミ食なので原型を確認して「ハイッ・・・。これ〇〇…。」と声掛けして

スプーンで口に運ぶと なんでも食べます

 

ひと口 ひと口 味わって食べているようにも感じます

「これ おいしいかい・・・?」と訊いても何も反応がない

今日も40分かかって完食!!

 

食後 職員さんがトロミのお茶をスプーンで飲ませてくれました

 

この時の職員さんの報告

今日ではないが入浴介助で左手の拳を解いてマッサージをする時 自ら解いたと言われました

今までになかったことです

しかも  しっかりしたパーの形で5本の指が全部伸びて反り返っていたと言われた

私は左手は半分拘縮してしまったと思っていたのだが自分から完全な形に開いたと聞いて

もしかして脳の機能も突然 一時的にでも回復することが起きるかもしれないと思った

今までにでも2~3度改善したようなことが起きたが3日後には かえって悪化しているのです

 

 

妻のアルツハイマー病は何とも不思議な症状を見せます

妻は生きている以上まだ機能している脳がある筈だ

これをリハビリで少しでも回復できればアルツハイマー病は回復するかもしれない

左手のマッサージだけでも実行してみます