妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

いちじくの甘露煮

2015-10-03 17:10:05 | 日記

今日は朝から秋晴れの少し暑さを感じますが、さわやかなカラットした爽快な天気です。

 

近所の柿 色付き始めました。

今年は柿の当たり年のようだ。どの木も鈴なり。

昨日の強風、当地は柿も林檎も被害はなかったようです。

 

今日の昼食介助

三日毎に特養に昼食介助に通ってます。

毎回同じ出だしになります。

 目は瞑ったまま

 声は発しない

 私を認識出来ているとは思えない

 アルツハイマー病の最重度の段階です。

ただ一つ意思の疎通を認められるのは私が口に運ぶスプーンに反応して口を開けて 噛んで飲み込めることだけです。

これが唯一のコミニュケーションです。

ここ三年以上、会話はなく声を聞いたこともない。

 

最近は、食欲が徐々に衰えてきて口に溜めこんだままのこともあり、今日は50分で2割ほど残して食介終了。

 

妻は平成18年グループホームに入所するまでイチジクに目が無かったのです。

確かこの年にイチジクの木の根元がカミキリムシに食い荒らされたので処分してしまった。

それ以来妻はイチジクは食べてない。

昨日、農協直営のスーパーで「イチジクの甘露煮」を見つけました。

 

今日持って行きました。

職員さんにいきさつを話すと 「おやつの時間に出してみます」と言われ…お願いしてきました。

3日後の報告が楽しいです。