1年前、福祉関係の講演会に出席した時、講師から、あなたにとって「幸せ」とはなんですか?
と尋ねられた。が、即座に答えられなかった。
4日経っても思い浮かばなかった・・・と書いてあります。
この質問は介護の事を頭に置いての質問と捉えていたので当然私の人生は「幸せ」なのだとは認識するはずもない。
一年後の今日、講師は客観的に聞いたのだと思い直してみた。
第一に、妻がアルツハイマー病が治れば・・・願いが叶えば、その時は「幸せ」を感じると思うがあり得ない。
記事を書いてから一年後の今、事実「幸せ」になりたいと、願望したことはないし、「不幸」だと思ったこともない。
ここでもう一度「幸せとは」何かと自問してみた。
今自分は健康で、アルツハイマー病で特養に入居している妻を3日毎に昼食介助に通えて、その都度完食出来て不安が解消される。
帰路、心は軽く毎回移り変わる田畑・山々のパノラマの中を車を走らせ所々で、気に入った写真を撮りためることが幸せなのかもしれない。
このまま現状維持が続くことが私の幸せかも!!