妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日の昼食介助模様

2016-02-03 19:14:12 | 日記

前回(3日前)は体調不良のようで3分の1位しか食べなかった。

たまには食欲のない日もあることだ・・・と思ってはいたが、今日対面するまでは気にはなっていた。

 

妻のグループの食堂に着くと5人の入居者さん同じテーブルに車椅子で配膳を待っていた。

「こんにちは…」と声を掛けると、5人中2人は声を出すか会釈をします。

別の2人は私に気付きます。

妻だけ目を瞑ったままで何の反応がない

食事は恵方巻きが出た

食べてみたいような美味しそうな出来栄えだった。

妻の分は食材をミキサーにかけた物。

早速「今日のご飯は恵方巻きだよ…」とスプーンにとって口に運んだ…が口を開けない。

少し待ってみたが開かない

 

見ていた職員さんは「今日は排便があったので疲れているのかも?」と言われたので、今まで何回もあったことです。

ですが、全然食べなかったことはなかった。

私には疲れて眠ってしまったように見えた。

 

手をこまねいていると職員さんが私と代わって、耳元で少し大きな声を掛けたり、頬や顎のあたりを擦っていると口を開けて食べ始めたのです。

また私に代わるとまったく口を開けないのです。

又、職員さんに代わり何と完食してしまったのです。

私は、流石プロと認めました!!

一つ疑問

普通誰でも食欲のない時は食べないか、加減するが意思表示の出来ない妻の場合、強制行為により口を開けさせ、意思と関係なく反射的に食べるのか?

見方によっては虐待では・・・?

フォアグラを連想してしまいました

 

・今日の安達太良山 左方向に磐梯山が見えます撮ろうとしてカメラをセットしているうちに雲がかかってしまいました

施設の今日の食介を非難している訳ではありません、むしろ、多少強引にでも口から食べさせたいのです。

妻は胃瘻が造設できない体型なのです。(胃の位置の関係で)

いずれ、口から食べられなくなる日は確実にやってきます。