妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護体験談を発表するにあたってまた妄想してしまった

2017-06-23 14:20:21 | 介護の回想

妻はアルツハイマー型認知症と平成15年に診断され、一度も改善されることなく13年後の昨年6月4日永眠しました

今となっては終末期と言える全介助、意思の疎通が図れない、目は瞑ったまま、声は発しない状態が3年も続いていたので

初期、中期の問題行動で悩まされていた事は記憶の片隅に仕舞われているようだ

意識しなければ思い出せない

 

重度に進行して3年以上私を認識できない、目は瞑ったまま、、声は発しないコミュニケーションは全く取れない

 

脳がアルツハイマー病により破壊されてしまったので脳幹のみで生きていると理解しています

ので、

人格が変わったのではなく人格はないのです

私をだれだかも分かるはづもないのです

 

アルツハイマー病は人格まで破壊してしまうあまりにも惨い病だと思う

 

認知症になっても最期まで「心は生きている、愛は感じます」と言われていますが私は妻を見ていて全く認めらません

 

ところが、看取り介護に入る2か月くらい前に、もう食事介助はいいですと食事介助中に突然強烈に訴えているのが私の心にというか、魂にというか伝わってきたのです

 

もう生きているのは限界というのか?

楽になりたいというのか?

脳が破壊され心も働かないから魂で訴えたのか?

命を終えても魂は不死なのか?

 

またまた妄想してしまった

魂というものはあると信じてもいいような気がします

 


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