<空気が澄んでいたので暫くぶりに見えました 施設の近くから…磐梯山>
アルツハイマー型認知症の妻は要介護5 全介助 意思の疎通は図れません
声も発しません 特養に入居してます
1月7日の昼食介助
今年に入り3回目の面会です
初回の元旦 2回目の4日と 妻は体調不調で4日の日は朝方 痙攣をおこし新年早々
最悪のスタートとなった
近頃 先のことは思い浮かんでも その時になって考えることにして今現在を悔いのない
生き方をしようと決心したばかり・・・。
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今日は珍しく朝から穏やかな日で 空は澄んでいて安達太良山がくっきりと見え
磐梯山も暫くぶりに姿を見せた。
施設までの9kmばかりの丘陵地を日中通るのは気分が爽快になります。
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PM1:00 施設到着
妻と対面するまでは 今日は また一段と体調が不調だろうと内心覚悟はしていた・・・。
対面すると私を認識出来ないが 目は開いていて生気を感じた。
声を掛けても 手を握っても私を見つめることはなかった。
面会中一度も私を見つめることはなかった。
ところが 食欲はあり完食(全品トロミ)
食事介助中 妻は無言で 私を見つめることもなく私がスプーンで口に運んだごはんを
リラックスして安心しきって食べてます。
両手はガッチリ握ったままです。
妻が食べている最中 職員さんとの会話で「今日は体調が良く 私の方を見ないが
分かっているように安心して食べている様です。」というと
職員さん
「旦那さんが来てくれてよかったね!!」と妻に語りかけると・・・組んでいた両手を胸の
あたりまで上げて身体を縮こませてはにかんだのです。
しかも少しうつむいたのです。
職員さんは以前から言ってました。
「言われたことは分かっている」と言ってましたが、私の問いかけにはほとんど反応しない
のです。
今回の反応は 職員さんの問いかけと妻の思いが一致して妻の感情が動いた・・・・・
このことから、妻のアルツハイマー病は事務的な会話は脳が反応しなくても感情を司る
個所は生きていると認めます。
呆けても心は生きている・・・・認知症の人と家族の会の標語
この標語すばらしいです
私は最期まで心は生きていると信じます
けれどもコミニュケーションがとれません
うちの母、私に対しては愛想がない…
と私は感じます。
今よりも言葉が出ていた時も
たとえばうちで食事しても「おいしい」なんて全く言わなくなったと思っていたら
デイでは「おいしい」とか「もう一つないの?」なんて言うといわれ……
今も、たまには病棟の介護職員さんの声かけに笑顔を見せることもあるようで…
その話をケアマネにしたら
家族の前ではリラックスするので、家族側は愛想がないように見えるでは?と言っていました。
そういうことはあるだろうな…と思うのですが
うちの母は、介護度2くらいの時から私のことを妹だの他人だの言っていたんで
私のことを家族として認識してるの?と疑ってしまうんですけどね。
妻は私のことは日ごろよく見る顔で職員さんと同等に見ていると思う。
自分の永年の伴侶だということはどう見ても理解してないと思う。
人間の病気で様々な障害・疾患を負っても認知症の重度の記憶障害ほどむごい仕打ちはないですね。
なにしろ別人格になり、意思の疎通も図れなくなるのですから・・・。
認知症は千人千色と言うようにビゴさんの母上は親子の認識は薄いようですが、妻は息子のことは認識出来ているよう見えるが、親子だと思っているかは分かりません。
良くガイドブックなどに「夫の若い頃を思い出しているから」というが私はこのような解説無視します。