妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

明日また胃ろう造設の検査をします

2013-10-16 10:53:52 | ついに胃瘻の段階に入った

大型台風26号の接近で風雨が強さを増してきた~~。

気温もどんどん下がってきてます 空はだんだん暗くなってきました

この台風の通過後は本格的の秋です 明日からです


いよいよ明日 延び延びになっていた妻の胃ろう造設の検査がまたあります。胃カメラで造設可能かの検査です。

前回(10月7日)のCT画像では 胃の位置の関係で出来ない可能性があるということで 明日胃カメラで再検査することになったのです。

この時 医師は胃ろうが出来ない場合は食道からチューブを胃に挿入する方法があると言われた。

私は胃ろう以外は考えてなかったし 食道ろう の知識は皆無なので早速調べました。


首の付け根に穴を開け 食道から胃にチューブを通す方法で 経皮経食道胃管挿入術 というそうです・・・。

国内では胃ろうに対にて4%くらいだそうです

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明日の検査結果で胃ろうが出来ない場合 当然食道ろうのことが話しに出ると思う。
私は殆ど知識がないので しばらく考える時間を貰うつもりです。

この手術は食道専門の外科医がする・・・

施設でも未対応の所が多い・・・

最新医療情報に新しい経管経腸栄養法というタイトルで載ってました

私はもっと時間をかけて情報(特に現場の)を集めてから決めよう思う

ブログを書き終わった今 風がおさまり薄日が差してきました!!

 

 

 


口から食べられなくなるのは間違いなくやってくる

2013-10-13 14:57:42 | 今日の夕食介助

<桜の木の下のウメモドキ…釣り場の駐車スペースです>

妻はアルツハイマー病で特養に入居しています

3日毎に夕食介助に通っています

昨日の記録

PM6:00に到着。3日前はまだうす明るさが残っていたのに曇っていたのか外は真っ暗だった。

夏の間はPM7:00でもまだうす明るかった…家に戻っても西の空は明るさは残っていた。


食堂に入ると入所者さん5人 皆さん車椅子でテーブルを囲んで夕食をを待っていた・・

妻の横に座り「ごはんの時間だよっ・・」と声をかけても 職員さんが「旦那さん来ましたよっ・・」

と、声をかけても目を瞑ったままで無表情


眼を見ると左目が目ヤニで瞼がふさがっていた…タオルを濡らして目ヤニをふき取ると やっと少し開いたが目ヤニがいっぱいの状態だった。

これ以上の処置は出来ないので職員さんに事情を説明して食事介助を続けたが すぐに目を瞑ってしまう。

意思の疎通が出来ないので食べたくないのか眠くて食べられないのか
傾眠状態なのか眠ってしまったのか…口に入れた食べ物 飲み込まずにそのままになってたりしている。

今日は入浴日だったので この時間になって疲れが出たのでは??
ということで これ以上食事はすすめないことにして食後の服薬を飲ませた!

薬は飲んだので ついでにもう一度ご飯をスプーンで口に運ぶと口を開けて普通に食べたので続けると完食したのです。

いつも傾眠と思っていたのは 実はしっかり覚醒してたのだと思った…いつも首はしっかり座っていたので。

眠ければ首は真っ直ぐにしていられないと思った。

アルツハイマー病の最重度段階の今 全介助・意思の疎通ははかれない・自力で出来る事は何一つない。

出来る事はただ一つ 口に入れてもらった食べ物を噛んで飲み込むだけ・・・

間もなく口で食べられなくなるのは疑いもない

人間生きている以上 というかというか 何かしらアルツハイマー病に侵されてない意識を持ったものがあると思うと 私が勝手に 妻が食べられなくなったからといって経管栄養を選択して良いものか考えてしまう。

自然に対しての冒涜かも知れない

10月17日が迫ってきます 胃ろうだけは選択します

 


胃ろう造設出来ない可能性がでてきた

2013-10-10 02:25:45 | ついに胃瘻の段階に入った

<今年も見つけました 高さ10㎝位です 我が家の庭にて>

10月7日 市内のI病院で胃ろう造設の為の身体検査をしました

血液検査では全て正常範囲内で、その他 問診がありCTを撮ってからと医師の説明を受けた。

CTを撮った!

CT画像の説明では 胃の穴をあける位置がミズオチの上にあるので胃ろうを造れない

可能性があるので後日 10月17日に胃カメラで検査をすると言われた。

 

私は まさか胃ろう造設が出来なくなるとは一度も思ったことはなかったです。

 

胃ろう造設のキッカケは 7月に症候性テンカンを発症して予防薬の(デバケン)を服薬して

催眠作用が強くて食欲が出ないという事が発端だった・・・

服薬を止めると食欲は正常に戻った

 

その後テンカンは起きてない

 

今のうちに胃ろうを造っておく…いつ必要になるか分からないが近い内に必要になる

予感がするのです~~。

 

胃ろうを造ったことには本人の負担は少ないそうです!?

17日の胃カメラの検査結果を待つしかないが・・・

出来ないとなれば 食道ろう(PEG)という手段があると言われた

頸部に穴をあけ チューブを食堂を通して胃に到達させる方法だそうです

 

私は胃ろうしか頭になかったし 食道ろうの知識はなにもない~

現時点では17日の結果次第で食道ろうを選択するとは返答できません

 

胃ろうの説明を嘱託医から受けた時 経鼻管法の説明を受けたがこの方法は断ってます

食道ろうの説明はなかったです

 

毎日が胃ろうのことで頭が混乱してます

時間が経つと考えが変わっていくような気がする

人間口から食べられなくなってから胃ろう・・・

その他の経管栄養・・・

不自然な行為に思えてくるかもしれない~~。

見方によっては虐待行為ともいえる

 

経管栄養などなければと思ったりする

・一昔前までは 老人は自宅で 食べなくなって老衰で人生を終えたものだ

食べなくてもただ見守っていただけだった

これが自然に思えてくるようだ


今日は胃ろう造設のための検査入院です

2013-10-07 11:51:37 | ついに胃瘻の段階に入った

<うす暗い雑木林で目立っていた…散歩コース沿にて>

今日の午後 妻の胃ろう造設の検査入院です

7月20日に 症候性テンカンを起こして食欲が一時おちて これから先のことを考えてこの時初めて胃ろう増設を検討することになった

いずれ口から食べられなくなることを予測できるので 胃ろう造設は今の体力のある内にと説明を受けたのですが、私は胃ろうの知識は全くないので施設の看護師さんや嘱託の医師からの説明と解説書やネットで勉強したが すればするほど思考が混乱するばかりです??!!

緊急性がないという事で2か月以上経った今日になった。

考える時間が2か月もあったので その間 情報も多く入ったが胃ろう造設に批判的な意見が多く介護家族仲間の中でも本人の為にも胃ろうはのぞまないと言う意見が多いです。

しかし妻は78歳です まだ超高齢者ではないです

体力はあり老衰の気配はありません いたって健康です・・・ただアルツハイマー病に侵されているだけです・・・

今はスプーンで食べさせてますが完食です…いつまたテンカンが起きるか分かりません~~?

胃ろう造設を断るのは今日しかありませんが いずれにしても後悔が残ると思うが胃ろう造設をお願いすることに決断しました!!

どんなにアツツハイマー病が進行しても生きていてくれればそれでいいのです

 

 


 


アルツハイマー病は本当に不可解な病だ

2013-10-04 13:53:34 | アルツハイマー型認知症

 

<今朝の散歩…我が家の裏は雑木林です 雨上がりでこのキノコが多く出ていました 高さ23㎝ 直径12㎝(毒キノコです)原発事故前までは さくらシメジやハツタケを採ってました 今朝は しば栗が落ちていたがこれも原発事故以来拾っていません>

アルツハイマー病の妻 要介護5 全介助で特養に入居しています。

言葉は全然発しません。

昨日 3日毎の夕食介助に行ってきた…その記録です。

昨日も相変わらず対面しても私を認識出来ず無表情・・・私を見ません。

何も表情がないと言った感じ

ミキサー食のおかず・ごはんをスプーンで口に運ぶと良いペースで絶え間なく食べつづいた

食事介助しながら職員さんが私たちの馴れ初めを聞かれたので 妻は福島 私は横浜育ちで

東京で知り合った・・・妻は当時25歳だったが20歳くらいに思っていた・・・恋愛結婚だったなどと

職員さんと話がはずんできた時です。


この時 想定外の現象(オーバーかも?)また起きました!!

職員さんとの会話一部始終聴いていて解っているとしか考えられません!?

毎回話しかけても何の反応がなく 言ったことが全然理解できてないと思っていたのが

私たちの会話が理解できていて しかも当時の記憶をはっきりと覚えていて鮮明に思い出した

としか思えない現象だった


突然 表情が生き生きとしてきて目をはっきりとひらいて以前のあの満面の笑顔を見せたのです。

認知症っていったい何なのだ??


1日経って昨日の夕食介助の出来事 もしかして夢だったのか? と自分を疑ったりした


50年も前のことを思い出したのは理解できても いま現在私たちが話す言葉は理解できていると

は全然思えないが(音声以外に思ったことを伝える何かがあるような気がした)

以心伝心で通じるのか


万が一 妻がアルツハイマー病を完治したならば闘病中の記憶聞いてみたい

まだまだアルツハイマー病治る可能性はあるような気がしてきた