曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

もう7月に飛んでいってる心・・・(^^♪

2020-06-06 | 絵  ②スケッチ

昨日函館の友から電話がありました。 いつものように柔らかでのんびりした声で・・・ 『あのね、7月に娘夫婦が車で迎えに行くから遊びに来るようにと言っているの。 娘によると函館から娘たちの住む静岡へ行く途中、のりさんの住む地域も通るから、のりさんにチョッと顔見せだけでもしたいなら、寄ろうか・・・と言っているけど、コロナの心配もあるからどうしようと思って、電話したの・・・』と。

「勿論、会いたい、会いたい、、娘さんご夫婦にも会いたいし・・・是非寄って!」ということで、楽しい話はとんとん拍子に決まりました~~ 函館へは一人で、スケッチ仲間と一緒に、そしてご主人が亡くなった後は夫と娘を連れてお線香をあげに・・・と数えきれないほどお邪魔しているのに、彼女は猫の「さくら」を置いていけない、と一度も我が家に来たことがないのです。 

3年前、長年介護していたご主人を見送り、猫のさくらも昨年ご主人の許へ旅立って、今や一人で生活している彼女に、娘さんからのビッグプレゼントとして、函館から静岡まで車で観光しながらのんびり旅の素敵な話。 

函館から岩手へ行って、温泉旅館に一泊。 翌日水戸まで走って一泊した翌日に袋田の滝を見物し、千葉に向かう。 その途中に我が家に立ち寄る時間を少しだけとれるのだそう・・・その日は千葉から海ほたるで東京湾を渡って横浜まで行って、中華街近くのホテルで一泊(東京は危険なので避けるとのこと・・・)、翌日は一気に静岡まで、というスケジュールになっているそうです。 スケジュールはすべて娘さん任せなので、今回は我が家に泊まる時間は取れないのだそう・・・

彼女にとっても何年振りかの旅で、心弾ませている様子が伝わってきます。 こちらにとっても、思いがけない彼女との再会は本当に嬉しくて、心はすでにまだ来ていない梅雨を飛び越えて7月中旬を待ち望んでいます

こんなにワクワクしながら人を待つ心を味わうのは何年ぶりのことでしょう・・・

 

 

見出し画像は、函館にスケッチに行った時の聖ヨハネ教会です。 函館山の元町周辺は彼女が知らない所も歩いているかも・・・と言うくらいアチコチ歩き回りました~~ 大好きな街です・・・ 

電話を切る時、『函館は涼しいわよ。 また遊びにいらっしゃい。』との彼女のいつもの言葉が今はチョッピリ哀しい・・・

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