曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

初披露・・・油絵「静物」

2020-06-26 | 絵  ➅油絵

これ迄、このブログでは絵手紙とペンスケッチ、そして日本画をご覧頂いてきましたが、今日は絵の整理をしているうちに出てきた油絵をご紹介してみようと思います。

ムサビの通信教育課程の2年生に編入学して(一応大卒の資格はあったので)、日本画か油絵か決めるために、両方選択して描いていた時の作品です。 

なにしろ仕事を辞めてから初めて、絵らしいものとして始めた絵手紙と、その後のペンスケッチの経験しかないのに、美大ではどんな授業がされているのか、覗いてみたくなり・・・通信なら気楽に何時でも止められるし、いよいよ人生の後半に入り、やりたいことにチャレンジだ~~と、無謀というかノー天気というか、もう一度大学生活をエンジョイしようとお気軽に入学したのでした~~

ところが、スクーリングで知り会った10代から80代までの人たちの真剣に学ぶ姿に接し、そんな甘い考えは吹き飛んで、真面目に勉強しようという気になり(夫の病気の発症もあって)何とか最短3年で卒業に漕ぎつけたのでした~~

そんな中の、油絵での「静物」の課題で提出した一枚です。 ビギナーズラックで、思いもよらず良い点をつけていただき、何かの間違いではないか~~と頬を抓りたくなったほど。 入学するまで、日本画も油絵も1枚も描いたことがない者にとっての良い点ですから、実際は大したことはないのですが、私にとっては一大事、油絵の記念作品とも言えるものです。

結局、油絵具の強烈な匂いが苦手だったことと、日本画の奥深さに触れた思いがしたことから、専攻は日本画にしたのでしたが、その選択は間違っていなかった・・・と思っています。

 

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