駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

子供の日恒例“ギター小僧NIGHT!"

2007年05月06日 | ライブレポ
5月5日は子供の日。
というわけで、毎年「ハウス・オブ・クレイジー」では、子供を集めてお子ちゃま向けキャラクター・ショーを開催しています。って、んなわけないだろう。
本当は、「子供のような大人の日」というイベントをやっており、いい年をした“ギター小僧”達にステージを開放している。
ギターが飯より好きなギタリストが大集合し、それこそハードロック命!と言い切るようなギタリスト達が次から次へと爆音をかき鳴らしていくのである。

いやあ、実に多彩な顔ぶれであった。演奏者が非常に多いので、店内はミュージシャンで溢れていた。しかも実力者が多く、演奏力の高さにも驚かされてしまった。
オレ自身も「生クリーム」で出演したのだが、自分のようなへっぽこドラマーなどぶっ飛ぶような演奏を目の前で繰り広げられた。
実は自分は土曜の夜ということで、ドラム教室があったので途中まで参加できなかったのだが、オレが間に合わない時間には、これまた素晴らしい演奏があったのだという。(Andrewのブログ参照
う~む、見たかったなあ。
まあ、仕事だったので仕方ないが。

まあ、オレは自分のドラミングをバッチリこなすだけである。
ところが、オレはこの日は朝から体調が悪かった。
早朝から、亡き父親の墓参りにお袋や妹と行ってきたのだが、帰宅してから何だか腹が痛くなってきて、そのまま調子が戻らなかった。下痢をして、トイレに何度も往復するのだった。
連休の遊び疲れか、連休の飲み疲れぐらいのものなんだけど、夕方からのドラム教室の時間がちょっと辛かった。横になりたかった。
腹が張って、ガスを放出したくなるが、いかんせん教室は密室で、放屁は禁物である。しかも、下手すると中身が出そうな気がする。そしたらオレの人生が終わる。「ダメ!ゼッタイ!」
何とか、予定の時間を全うして、スネアやらペダルやらスティック等を肩にぶら下げて、「ハウス・オブ・クレイジー」に向かった。
すると、すごい人だ。バンドの入れ替え中で、外やら階段やらに人が溢れていた。
ちょうど始まるバンドは、この写真だ。

バンド名は知らないが、ギターの小林君は、フュージョンギターの名手である。クリーン・トーンだけではなく、歪んだ系のハードなギターなんかも得意なんだろう。いつ聞いても感心するが、音作りが巧い人である。
ジェフ・ベックの「ブロウ・バイ・ブロウ」あたりのめちゃくちゃ難曲を演奏したが、まあ芸術的な上手さだった。そして、ドラムの内藤君のゴキゲンなドラミングに、オレはいつも感動する。ホントにウマイ。後で演奏するのが嫌になるのだ。

そして、こちら。

バンド名は分からない。寄せ集めのメンバーなのだろうが、ヴォーカルのエビちゃんをはじめ、以前に「オープン・マイク」でお会いした人たちが多くて、しっかりと楽しませてもらった。
この頃には自分の腹は落ち着いてきた。痛みもなく、逆にあまり飲み食いしていないので腹が減ってきた。現金なものである。

そして、オレ達「生クリーム」の登場なんだけど、写真がない。
演奏していたので、当然ながらカメラは持っていない。
前のバンドが爆音バンドだったので、ついついドラムも頑張って叩いてしまったが、ドラムセッテイングに時間がかかった割りに変なセッティングになってしまって、叩きづらくてしょうがなかった。
ツインペダルを持っていったので、組み立てるのに時間を食ってしまったのだ。ペダルを組み終わったら、客電が落ちて演奏が始まってしまった。
あ~。ぜ~んぶ、自分のせいで~す。
でもね、ジンジャー・ベイカーって、ツーバスで16分を踏むってのがトレードマークじゃないですか。だからやっぱしツインペダルが欲しかったのですよ。
以前のオープン・マイクでは、シングルペダルに両足を乗せて踏む、「ニセツーバス」をやったのだけど、やはりパワーが出ないのだった。
と、言い訳をしてっと。
自分としては、7~8年ぶりにぶっつけでやった先日のオープン・マイクのほうが出来が良かったのでした。くっそ~悔しいっす。またリベンジしたいなあ。

そして大トリケースケは、冒頭の写真のバンドだ。
クレイジーの店主、クリちゃんがドラム、ベースが「アキラ&The Oldies」のベーシスト、アンソニー石田、ギターは久々に会った佐々木君だ。
まあ何というか、クリちゃんのすごいドラム、久々に見た。気迫のドラム、一球入魂って感じで感動した。
また、佐々木の何かが乗り移ったようなギターもすごかった。痛そうな顔をしてギターを弾いていたが、じつは気持ちいいんだろう。途中バランスがくるってひっくり返ってバスドラに頭をぶっつけていたが、顔色一つ変えず弾きまくっていた。
本当は痛かったんだろ?って聞くのを忘れた。

この日は、全くアルコールを口にしないで帰った。
予定のバンド演奏後には、オープン・マイクのようにセッションタイムになったが、オレは大人しく帰った。また、体調のいい日に遊びに行こう。
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Play For WATTS(その3)

2007年05月05日 | ライブレポ
Play For Wattsでの出演バンドは全部で8ユニットだったが、きちんと単独でライブ活動を行っているバンドとしての出演は開始から中盤までの5バンドで、終盤はわっつーゆかりのミュージシャンでのセッションぽい感じだった。
先に紹介した「アキラ&The Oldies」以外の“バンド”を紹介しよう。

ライブ開始は「Bright Flower」からだった。

しょっぱなの多少かたい雰囲気の中、独特のカラーを持ったバンド・サウンドで淡々とステージをこなしてくれた。
オレは、つい先日彼らのステージを“ハウス・オブ・クレイジー”で見ている。
ファッショナブルなリズムの中に、時折激しいサウンドを織り交ぜたオリジナリティがあるバンド、という印象を持っっていた。
実際、そのままのステージを見せてくれた。若いバンドなのかなと思っていたら、バンドリーダーの中島氏はasaとは古い付き合いらかった。
はじめはオレは何かと慌ただしくて、しっかり聞いていられなくて残念だった。
また聞く機会もあるだろう。その時はじっくりと聞かせてもらうぞ。

次は、「Andrew」である。

豊橋っちゅうか東三河の、いやニッポンを代表するHM(ヘビー・メタボリック)バンドである!?
彼らはこのライブの後、“ハウス・オブ・クレイジー”でのダブルヘッダーだった。しかしそんな素振りを見せもせず、あとさき考えずにビールをがぶ飲みしていた。
オープン前の11:00には、既にバンマスの○藤君はグラスを傾けていた。そして、店の内外で彼に合うたび、片手にビールがあった。飲め食え太れ!いやあ、いい心がけであるぞ。
演奏面においては、文句のつけようがない。
見れば見るほど、良くなっている。どんどん面白くなっている。
CDが出るのが待ち遠しい。悔しいからあんまり頑張るな。
ドラムのゴンちゃんはオレのお気に入りドラマーだ。潔いドラミングは気持ちがいい。って同じことを前にも言ったか?
この日、あとでゴンチャンと話ができた。嬉しかったなあ。
ギターのキンちゃんはすごいテクだ。ギターのことはオレは白痴だけど、上手いなあぐらいは分かる。キンちゃんとも話ができた。嬉しかったなあ。
演奏は、後半は残念ながら殆んど外で聞いていた。
オレはぐずる子供の機嫌取りとカメラマンが忙しかったのだ。

そして、「Plastic Soul Amanda」だ。

こいつらかっこよすぎる。
そして、凡人のオレから見ると天才の集まりだ。
ギター・ボーカルのヒロナオは曲作りのセンスが抜群だし、ステージングがカッコイイし、言う言葉がない。ギターもベースも自在に持ち替えて、メインボーカルも、コーラスも自在に歌い分ける。すごい男だ。単にオレがファンというだけかも知れんが。
ベース・ボーカルのトオルちゃんは、最強のロック・ベースを弾く。
何であんな芯のあるベースが弾けるんだ?っていつも思う。カッコいいロッカーである。
わっつへの思いを語ってくれていたが、オレは子供をあやすのが忙しくロクに聞いていなかった。
ドラムの藤原君もハイテクドラマーだ。安定したビートはバンドの屋台骨だ。いつでも安心して見ていられる。
ギター&キーボード・コーラスのケイゾーはなんでも器用にこなす。先に出演した「Mizuno Stars Beatles」の頭脳担当として1曲15分のすごい曲を作ってみんなをあっと驚かせた。「Mizuno」とはケイゾーのことで、バンマスなのだ。
メンバーは「P・S・A」の二人とasaである。で、これがその演奏風景。

ディスコ・ビートのドンカマに合わせての演奏。ドラムレスだ。今度オレにそのディスコ・ビートを生ドラムで叩かせてくれ!

「P・S・A」の演奏の時間、オレは子供が海岸で遊ぶのを監視しており、外で聞いていたほうが多かった。

バンドではないけれど、わっつにとって切り離せない人がいる。
「ジョージ石田氏」である。

豊川、豊橋では、ミュージシャンなら知らない人はいない。
わっつやasaがビートルズのイロハを教えてもらった人なのである。
わっつだけじゃなく、今回集まったビートルズ系アマチュアミュージシャンの大抵の師匠と言ってもいい。
今回も、ステージではわっつの思い出を語りつつ、ゆかりの弟子ともいえるメンバーをステ-ジに呼びつけて自由気ままなステージを行っていた。
この人は年をとらない。この日もバイクで駆けつけ、「自転車置き場がなくて停めれない!」と叫んでいた。どうやら店の周辺は、足場が悪くてバイクを安定して停められず、ずいぶん店の周りを行ったり来たりしていたらしい。
この人がいて、この地でわっつが音楽家になったのだ。
演奏は半分くらいは聞いていたが、オレは子供の寝かし付けが忙しかった。

そして、「ケンヤワンヤ」

おまけだ。
asaの隣で歌うデブは「ケンヤ」というやかましい男だ。
ま、キュートな男だ。
もしケンヤがリーゼントで決めたら、映画「グローイングアップ」に出てくるいじめられキャラのデブ主人公に似てるんじゃないかといつも思っていた。
オレは階上でリーゼントを作っていたので、殆んど見ずに音だけ聞いていた。
わっつが亡くなる直前にオレ達とレコーディングしかけた「バーバラ・アン」時代のオリジナル曲、「ロング・ビーチで頬寄せて」という歌を歌っていた。
泣かせるじゃないか。
そういえば、「バーバラ・アン」時代のギタリスト、清水君も娘さんを連れてきてくれていた。久しぶりに海岸で互いに子供を見ながら昔話をした。懐かしかったなあ。
ケンヤは声だけはいいので、殆んど音だけしか聞けなかったがそれでも満足だった。

何だかんだと、オレは演奏するとき以外は、写真を撮っているか海岸で子供と遊ぶか、子供をあやしているかのどれかが多かった。
余談だが、最近ブログタイトルを変えたAndrewの○藤君にならって、オレも「hey3の中年子育て日記」か何かにしようかと思うことがある。
全然話が違ってしまった。
最後に、「The Watts Tribute Band」の画像だ。

来年の5月3日もまた演奏したいと思う。
また、わっつの作ったたくさんの曲を、まだ知らない人に聞いてもらいたいと願う。CD作成を早く実現したいと思う。

とにかく、死んでしまってもわっつはここまで愛されている。
オレが死んでも「hey3」などという喫茶店やライブ・ハウスはできない。
オレが死んでも、オレの作った「浜松ルンバ」は誰も歌ってくれないだろう。
オレは嫉妬心を覚える。
どう考えてもやつはシアワセじゃないのか?
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Play For WATTS (その2)

2007年05月04日 | ライブレポ
素晴らしい環境の中にある“WATTS”でして、店を10歩出ますと写真のような海岸となりまして、子供が貝殻を拾ったり、大人が潮干狩りをしたり、若者がマリンスポーツを楽しんだりしています。
店内で音楽を聴いたり食事を楽しんだりするのももちろんいいのですが、ライブに休憩時間がある場合には、外に出て潮風に当たるのもいいものです。
店を出て、外から眺めるとこんな感じです。


おや、ライブの真っ最中ですね。
ちょっとアップで見ますと

どうやら「Andrew」さんのライブ真っ最中のようです。
外から演奏するのが丸見えですね。
特にドラマーについては一挙手一投足がぜ~んぶ外から見えるし、しかもサウンドも丸聞こえなので、すごく面白いっす!
もし有名ドラマーが来店した際には、店内で見るより外から見たほうが手足の動きがよく見えるかもしれない。といっても昼間に限りますけどね。
だから露出癖のあるドラマーにはもってこいの場所だぞ~、丸見えだもの。
でもさすがに全裸で演奏するのはやめましょう。ワイセツ物チンレツ罪で検挙されます。つかそんなヤツいないって。

というわけで、オレ達「アキラ&The Oldies」もしっかり服を着て演奏しました。

暑かったっす。脱ぎたかったっす。
まるで真夏のような陽気の中、真冬と同じ衣装に身を包み、汗だくでやりました。

今回は、アキラの十八番(おはこ)である「エルヴィス・ショー」でお楽しみいただきました。
エルヴィス・ショーですが、今回は革ジャン・革パン・付けモミアゲではないアキラ。さすがにこの暑さでぶっ倒れてはいかんからというわけか?いや追悼ライブだからと少し遠慮してシックな衣装にしたのか?ただの手抜きか?真相はアキラかにしないアキラだった。ってしゃれか?
いくら追悼ライブとは言え、しんみりばかりしてはいられません。天然に底抜けに明るいアキラのステージは、いつでも爆笑ライブになります。
今回もそんな明るいステージを行うべく、オレ達メンバーは全力で汗まみれになりましたが、お客さんは楽しんでいただけたようで、録音したライブ音源を聞きなおしますと、演奏の合間にはお客さんの笑い声がしっかりと記録されていました。
ありがたいっす。やってよかったっす。
これが演奏者の正直な気持ちです。

楽しそうに演奏するギターのベーチャンと、SAXのいっちゃん。隣はコーラス&パーカスのゆーことキーボードのまみ。
そしてパネル写真でわっつがシャウトしている。

実はSAXのいっちゃんも、わっつの新しいレコーディングでは参加する予定だった。第1回目の練習には、いっちゃんも参加していたのだ。
その約1週間後に、わっつは突然死んでしまった。
オレ達は、わっつが羨ましがるほどの楽しいステージをしたいと思っていた。
それが、いいステージをしたいといつも願っていたわっつの一番の供養になると思ったからだ。
今回、それがまずまずできたかな、という気がした。本当はアンコール曲なんかもいくらでも出来るように用意していたのだが、さすがに分刻みの時間割ではアンコールご法度という感じだった。
ま、次回やる機会があればどれだけでも演奏しますので、その節には応援ヨロシク。

といったところで、プログラムは次々と進んで行きました。

こんな感じで最後の「The Watts Tribute Band」であります。
オレはいつもの演奏はコンガなんだけど、今回はコンガを持って行くことができなかった。そのため軽くてちっちゃいボンゴで演奏したが、ボンゴを座って叩く正式のやり方が慣れていなくて、歌との両立ができなかった。
ボンゴを鳴らしきることができなくて、ちょっと後悔してしまった。
コンガはでかくて重たくて、場所を取るのでそれ専用の車が必要になるし、わっつが亡くなってから演奏する機会もなくなって、実家に預けたままになっている。
う~む、中途半端になってしまってわっつ~、ゴメン!
それでも、ミチヤスのギターは気迫に満ちたすごい演奏だった。こんなギター、今まで聞いたことがないほどだった。そしてASAは歌ったこともないわっつの歌をよくも歌い切ったものだ。短時間でよく練習したものだ。他にもたくさん出演しっぱなしだったのに、さすがだ。ASAとミチヤスに脱帽であった。

他のバンドについては、また続編で述べるとしよう。(続く)
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Play For WATTS

2007年05月03日 | ライブレポ
5月3日(木)
憲法記念日でもあり、わっつ(実際にはわっつーと伸ばします)こと故渡辺昌裕の誕生日でもあるこの日、“WATTS”において、彼のトリビュート・ライブが行われた。
などと今さら堅苦しい言い方をしなくてもご存知のとおり、やっと何とか実現できたということです。
わっつを偲んで、わっつと親交のあったミュージシャンや旧友、またはわっつのことは知らないけれど、噂を聞いて来てくれた方、出演バンドがお目当てで来られた方など大勢のお客様が集まった。
もちろん自分も彼の友人の一人である。
でもお客としてだけじゃなく、彼の葬儀の時の受付カルテットのメンバーとして、この追悼ライブには何かと協力をしようと思っていた。だが結果として、オレは店のドラムセットをちょちょこっといじくった程度で、他の面倒なことは殆んど他のみんなでやってくれた。
オレが不満があるとすると、「もうちょっと仕事をさせてくれよ」ということぐらいなんだけど、それだけみんなのわっつに対する愛情を感じた次第である。
わっつのために、これほどの大勢の多忙な人たちが無償で動いてくれたことに、友人の一人として感謝申し上げる。

さて、素晴らしいモニュメントが彼の愛器とともに飾られ、ステージからは素晴らしい景色が臨む「WATTS」店内です。

ミュージシャンならこんな素晴らしいステージで演奏したいと思いません?
店内なのに海岸で野外ライブしているような、そんな気すらしてきます。

そしてオレが手直しさせてもらったドラムセット

11時30分過ぎに、「Play For WATTS」は始まった。
まずは、全てを仕切ったこの男

asa(あっさー)こと浅若であります。
この男、わっつの音楽的腐れ縁ともいえる旧友で、くっついたり離れたり、好きなのに大嫌いになったりと、男女の仲なら結婚と離婚を10回くらい繰り返している藤圭子夫妻のような間柄であった。
そして、葬式には誰よりも大泣きした男である。
今回、asaがいなければ実現しなかったこのライブですが、この男はステージにも出ずっぱりで、トイレにも行ってないんちゃう?って感じだった。
いやあ、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうね。

そして、もう一人欠かすことのできないメンバーの、この男

「The Watts Tribute Band」でリードギターを弾いている、ミチヤスであります。
今回のトリビュート・ライブだけでなく、“WATTS”のお店をオープンする段階から全面的に関わってきて、ありとあらゆる面で“お店の人”になりきっています。
「The Watts」のメンバーとしてだけじゃなく、わっつーの心を許す友人でした。
まあ、この二人とも見事な泣き虫で、葬儀の際には子供みたいにワンワン泣いちゃって手が付けられませんでした。
でも、今回は見事に裏方として活躍してくれていました。
ありがとうね。今日は泣かなかったじゃん。
音楽的な話は次にします。
(続く)
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ドラムセッッティングのヒミツ

2007年05月02日 | ドラム&パーカッション
5月2日(水)
今日も仕事でした。で、明日からは4連休ですね。
完璧に暦どおりのリーマンなオレですが、これはこれでシアワセだったりするのです。
月曜日に嫌々でも仕事に行ったり、休日前夜にはワクワクしたり。
自由業の経験のない自分の人生には、メリハリがどうしても必要なんです。
でも、連休が終わると、オレは交代勤務に入ります。
今まで経験のない、夜勤あり土日祝勤務ありということで、生活リズムがコロッと変わって、良い点悪い点いろいろ出てくること必至。
う~む、そんなに頑張らんけどテキトーに頑張るぞっと。

と言ったところで、一昨日“WATTS”でミチヤスと交わした会話を思い出して、自分なりにまとめることにしよう。

ここ10年ぐらい、アマチュアロックドラマーのセッテイングは、判で押したようにスタイルが決まっていませんか?
一部を除いて大抵の場合、ワンタムワンフロアーの3点セットである。
2タムセッテイングがドラムメーカーの標準セッテイングなのに、実際のライブハウスのドラムセッテイィングは1タムなのだ。
メーカーとしては、未だに入門用のセットでも、1タム1フロアーのセットは売っていない。
メーカーの事情として、安価な入門用セットをあまりシンプルにすると、セット単価がさらに下がって儲けが出なくなるということなのだろうか。
ワンタムセットを買いたきゃ高級スペックの単品モデルを買わなければならないようになっているのだ。
可哀想なのは、買われたのに使われない13インチのタムタムですね。
ライブハウスや練習スタジオの片隅に、ホルダーが刺さったまま転がっていますよ。泣いてます。

では、なぜみんな猫も杓子も1タムセッテイングにするのか?
その答えをミチヤスと考えたのだが、
①ワンタムのほうが見た目が格好いい。
②2タムはセッテイングが面倒くさい。
③タムを2つも使わない音楽ジャンルが多くなった。
④ドラムスペースが狭い。
⑤ジョン・ボーナムやイアン・ペイスのセットをコピー。
⑥JAZZ系ヴィンテージ・ドラムブームの影響。
など、考えたらいろいろと出てくるんだけど、何だかなあ~って感じですわ。
何だかんだご託を並べたところで、セッテイングするのは今から演奏するアマチュアドラマーってわけで、深いこだわりなんてあるわけがない。
要は、①の格好いいって勘違いする気分と、その裏に隠された②の、セッテイングするのが面倒くさいということに尽きると思うのです。

オレの分析する1タムの理由
①13インチのタムが深胴だと、バスドラに当たってしまって上手くセッテイングできない。
たったこれだけじゃないかな、と思います。
20年ぐらい前から、ドラムセットの標準タムが深胴になりました。
安いモデルのセットほど深胴が標準になって、今までの浅胴(カタログ上は標準タム)は、高級モデルの受注生産品になってしまっていました。
なので、タムタムの中でもロータム(13インチが多い)については、相当高い位置からぶら下げないとバス・ドラムを傷付けてしまいますし、角度が付き過ぎたり、左側のハイ・タムとのバランスが悪すぎて、結局時間を食ってしまってセッティングできないのではないかと思うのです。
だいたい、深胴の13インチタムって、妙にでかいよね。初心者が上手くセッティングできないのって、良くわかるもん。

ところで、①のようにファッション的に考えても、現在みたいに猫も杓子もワンタムでしたら、逆に2タムセッテイングにしたほうが新鮮に感じられるのではないかという気がしますが、どうすか?
しかも、ドラムのオカズ(フィル・イン)のバリエーションも数倍のパターンが作れるわけですから、練習したら分かりますが、懐の広いドラマーになりたければ、2タムを挑戦しない手はないでしょう。
若きドラマーの皆さんよ、早よ2タムドラムに挑戦しや~て。
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いよいよです

2007年05月01日 | 駄日記
5月1日(火)
昨日の夜は、くたびれちゃって子供より早く寝てしまったので、今朝は目覚めたらまだ3:00だった。
たぶん21:00前には熟睡していたので、7時間近く寝たのだろう。何だか完璧に目が覚めてしまい、起き上がってPCの電源を入れた。
そして、昨日の日記をアップしたり、メールのチェックや返信をしていたら日が昇ってきた。
5時半頃には完璧に明るくなったので、ウォーキングに出かけることにした。
早朝の緑地公園は、老人銀座である。
あちこちで常連さんが「おはよう」なんて声を掛けつつ、同じ方向に、或いは逆方向に歩いている。
天気がよければこの時間でも100人ぐらいは軽くいるだろう。しかし今日は天気予報では雨模様なので、割と少なめだった。それでも、折り畳み傘持参の用意周到なお年寄りが多くて、しっかりと習慣化されているのだなと思った。皆さん、きっと長生きするわい。
約40分ほど歩いていい感じで汗をかいたと思ったら、小雨がぱらついてきた。
あまり無理しても続けられなくなるので、この雨はいい警鐘だと思い、帰宅することにした。そして、シャワーを浴びて汗を流していると雨は本降りとなった。

そんなわけで、ひじょうに充実した朝だったのだけど、今日は仕事だったのにさすがに疲れてしまって、午後のヒマな時間は眠気と戦うオレであった。
全然ダメじゃん。

さて、今夜は“WATTS”において、「Play For Watts」の最終打ち合わせと練習を兼ねた集まりがあり、仕事が終わった後に三ケ日まで繰り出した。
といっても、普通にムダ話をしつつ、楽器をいじくって音を出しただけだったんだけど。でも、これが楽しいじゃんね。
ASAとミチヤスがギターを持って、オレがパーカスやらドラムの前に座れば、ガチャガチャとあんな歌こんな歌と始まって、いつまでも終わりゃしない。
こちとらアイスコーヒーを飲んだだけの素面(しらふ)でしたが、まるで酔っ払いのようなしつこさでした。
さすがに明日も仕事なので帰ることにしましたが、楽しかった。
今度は休みの前に、また遊びましょう。

いよいよ、5月3日まであと1日ですね。
楽しみだなあ。
わっつー、お前さんの誕生日だねぇ。
みんなでお祝いするかね、もうちょい待ってなよ。
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