『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

今日の母・・・・(母とテイさん)

2020年01月24日 | 介護

二週間ぶりの母は、

前回よりも顔色もよく頭もはっきりしていて元気でした。

なにより、

話す言葉がはっきりしていました。

前回は、どうも滑舌が悪く、

あんまり言葉を発していない(会話がない)のではないか、

と感じました。

 

昨年末、

いつも、一緒にお茶を飲みながら雑談していた

仲良しのテイさんが、骨折で入院しました。

 

母のいるユニットは、10名ほどが入居していますが、

その半数は、自室のベッドの上で生活することが多い方たちで

後の半数のうち、

昼間、リビングに集って、会話を楽しむことが出来るのは

どうやら、

最高齢(97歳)のテイさんと、母(94歳)だけのようなのでした。

 

テイさんがいない間、

母は、言葉を発することもなく、

ただ、ぼ~っとテレビを見ていただけなのかもしれません。

幸い、正月を挟んだので

息子一家や姉たちが訪問してくれて話し相手になってくれたので

幾らか、気も紛れたかもしれませんが・・・・。

 

そんなテイさんが、退院して、施設に戻っていました。

そして、母と楽し気に話をしていました。

ただ・・・・、テイさん、

すっかり痩せておりまして、行ったときには

一瞬見間違えてしまいました。

「テイさん、痩せちゃったねえ。」と私が言うと

担当の看護師さんが、

「なんかね、一日2食分くらいしか食べなかったんですって。」

と話してくれました。

慣れない場所の慣れない人たちと一緒の食事では

不安の方が先に立って、食欲がわかなかったんだろうな、と

察しがつきました。(母もそうでしたから)

 

以前は、母よりもはっきりおしゃべりし、

頭もはっきりしていましたのに、

なんだか、全体的に覇気がない、感じでした。

 

いつも、私が「テイさん、いくつになるんだっけ?」と聞くと

「わし?へえ97になるに。」と答えていましたのに、

それが、すぐには答えられなくなりました。

でも、「テイさんは、大正何年生まれ?」と聞くと

「わし?12年。」と、答えてくれて、

ちょっと安心しました。

 

顔色もよく、元気そうな母。

痩せてしまったテイさんの写真を撮るのは、

なんだかさびしくて、遠慮しておきました。

 

下は、骨折して入院する前のテイさんと母。

11月頃の二人です。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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