蚕玉様
鎮守の森の片隅に鎮座する蚕玉様は養蚕の神様である。
昔 養蚕業が農村の礎だったころ、蚕は「お蚕様」と呼ばれて大切に扱われていたものだ。
しかし それでもウイルスの感染で一夜にして全滅してしまうこともあったらしい。
防除の方法もわからない、その脅威から逃れるために神様にすがる以外になかったのだろう。
身辺から蚕が消えて、既に半世紀以上が過ぎた、それでも年の初めに蚕玉様への祈りは続いている。
子供や孫たちが集まって、銘酒も集まった。
雪割草 暖気に誘われて開花が早いかもしれない。
年明け3日は、暖かい一日でした。
ところで、母親の実家は行っておりませんでしたが、「上の家」では、二階で養蚕を行っていたようで、しばしば手伝いに出かけていたようです。
但し、母親は虫嫌いなので、気が向かなかったとよく話を聞きました。
周りの家々も、盛んに養蚕を営んでいたようです。
そんな事を懐かしそうに話をします。
今年は諏訪の御柱です。
4、5月は天気が良くなって欲しいですね。
年明けも暖冬傾向ですが、気温差が非常に大きいようです。
ご自愛ください。