谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

ふくろうの巣箱とカタツムリ

2019-02-28 18:16:18 | 日々のこと

 正月に取り付けた巣箱付近で鳥の姿は確認できない。

もっとも夜行性の鳥だから昼間は飛ばないだろう。

子供のころ観察した古い欅の洞に住むフクロウは、昼間洞の入り口から顔を出していた記憶がある。

今年はどうもマッチングしなかったようだ。

 

春雨に濡れるヒヨドリ

 剪定前の梅

 抜け殻と思い手に取るとずっしりとした重量感だ。

暖かい春雨に騙されて出てきたのだろう。

危ない危ない ここは貪欲な烏の餌場である、見つかると空高く運ばれて地面に落とされる。

殻が割れて烏のエスカルゴだ。  石垣の割れ目から投げ込んでやった。

アンモナイトの渦巻きに幻惑されて見事なピンボケだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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野良に出よう

2019-02-27 17:58:31 | 日々のこと

陽気に誘われて、冬の間にすっかり鈍った体に活を入れようと、梅や杏の剪定を始めた。

厳しい冬を耐え抜いて、咲き始めた梅もある。

梅の香が最も優雅に香るのはこの時期であることに気付かされる。

これらの果実が無事収穫できたなら、その先に重大なミッションが待っているから責任は大である。

こんな蕾の内部から馥郁たる匂いがあふれ出してくる。

日当たりの良い場所で、確かにあるはずだと確信をもって探し物をする。

狙いたがわず、落葉に影に蕗のトウが顔を出していた。

冬眠から覚めた熊が好んで食するという、睡眠中体内に蓄積された毒素を排泄する効果があるらしい

惰眠中溜まったと思われる老廃物を除きたいので、10ケほど収穫した。

薬効は生食するのが一番だろうが人間の口には合わない、効果は半減しても天婦羅に限る。

今朝の常念岳  黄沙が去って晴渡る山並み 薄いモルゲンが見られた。

 

 

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黄沙

2019-02-26 17:46:48 | 日々のこと

 例年より早く黄砂がややってきた。

春の風物詩黄沙は、大陸中央高地の乾燥地帯から風に乗って運ばれてくるようだ。

5月の初めに黄砂のふるさと、念願の新疆に行けるかもしれない。

黄沙に霞む山並み

 池に水を張った。 

3月が目前に迫った、立春から3回大雪が降って春が来るという定説が破られた。

生涯で初めての珍事だ、これからの四季にどんな影響を与えるのだろう。

何があっても驚かないことにする。

日が陰ると眠りにつく福寿草 

豪華な金箔が夜陰に紛れて盗賊に剥がされないように自衛する。

 

 スプリング エフェメラル

あずまイチゲ 初花

 

 

 

 

 

 

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シンプルな夜景 

2019-02-24 21:06:42 | 日々のこと

日が落ちて街の灯が瞬き始めるころ、薄明るい空を背に、アルプス連山のくっきりとしたシルエットが切絵のように浮き出てくる。

美しいといわれる夜景は得てして光の洪水だ。このシンプルな夜景も捨てたものではないと思っている。

ハクモクレンの外皮が音と立てて弾けるのはまだ先だ。

金縷梅の触手が今年は長く伸びた 

金箔草 金沢に行けば金箔で包まれたソフトクリームがあるそうだが、食べたいとは思わない。

 

初めての海外旅行はシンガポールだった、空港に欄が咲き乱れていた。

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人生いろいろ

2019-02-23 20:28:22 | 日々のこと

今年に入って近所に暮らしていた人が二人亡くなった。

それぞれ天寿を全うしたといえる年齢だった。

葬儀の折、亡き人の来歴が紹介されることが多いのだが、しかしそれが真実であるか否かは判らない、あるいは判らないほうが良いのかもしれない。

 

 

 

 

 

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