蕎麦同好会が管理する蕎麦の収穫日である。
穏やかな晴天に恵まれて絶好の作業日和である。
しかし 蕎麦の作柄は惨憺たるものだった。
播種後の天候が悪かったということらしい。
畑の周りの山々はすっかり黄葉して、冬が間近なことを知らせている。
柊の花数がいつもより多く咲いている。 初雪のようだ
蕎麦同好会が管理する蕎麦の収穫日である。
穏やかな晴天に恵まれて絶好の作業日和である。
しかし 蕎麦の作柄は惨憺たるものだった。
播種後の天候が悪かったということらしい。
畑の周りの山々はすっかり黄葉して、冬が間近なことを知らせている。
柊の花数がいつもより多く咲いている。 初雪のようだ
ガマズミ(ヨツヅミ)
里山から掘り取って庭に植えたガマズミが定着して、毎年深紅の実をたわわに成らせている。
つい先ごろまで固かった小さな果実が、底温に晒され、霜に練られて液果になった。
つまんで口に含むと酸味の強い甘さが口中に広がる。
子供の頃 野山で漁った味を今でも忘れてはいなかった。
いつ間にか、空洞化していた胸の中が、突然満たされたようだ。
そして ひらめいて果実酒を作ることにした。
摘み取った小さな液果 小粒の魚卵の趣がある
軽く水洗いして、キッチンペーパーで水気を除いた、水気があるとせっかくの果実酒の等級が落ちる。
材料 里山の魚卵(ガマズミ) 氷砂糖 果実酒用焼酎と熟成瓶
仕込みが終わった 氷砂糖が少しピンクに染まった。
1週間後が楽しみ
夜明け前の一五夜お月さん
午前三時ごろ中天に満月があった。
月の光の中で影踏みという遊びがあった。
庭でそんな遊びに興じていると「人さらいがくるぞ」と大人に叱られた。
そんなことを懐かしく思い出した。
紫式部が鮮やかな庭先で 3メートルもありそうな珍しい草?あるいは木を見つけた、てっぺんにいくつか蕾がついている。
聞くと皇帝ダリアだという、寒さにめっぽう弱く一度霜に合うと地上部は簡単に凍死してしまうらしい。
撮影の次の日松本塩尻は大霜に見舞われた、だからもうダリアの地上部は凍死したしまったかもしれない。
しかし球根は地中で越冬し、春になると芽が出て3~4メートルに成長する生命力を誇る、そこが皇帝たる所以でもある。
花は短日性で11月にならないと咲かない悲しさもある、だから冬の早いこの地で花を見ることはまずないという。
10数年間で一度だけ咲いたそうだ、20センチもある紅い花が初冬の空に輝いたのをみて、名前に納得したらしい。
何とか育てて名花を見たいものだ。
皇帝ダリア(木立ダリア)