夜半に強い台風が頭上を通過するらしい。
今は嵐の前の静けさだ。
電話中継所のアンテナ
無風のシュウメイギク
ミツバチの羽音が優しい
疑似松茸山 知り合いから松茸のお裾分け
１年をかけて準備した第２回マラソン大会が中止と決定された。
結果的に見れば中止しなくても良かったということだ。
私は中止の英断に拍手したい。
昨日 近在の兄弟姉妹がそろって氏神参りをした。多分初めの終わりの行事になるかもしれない。
全員そういった歳頃なのである。参加できなかった兄弟の弥栄も合わせて祈願した。
昔、出征兵士はこの石段に立って村民から壮行の激励を受け、自らの決意を述べた。
そのころ兵役に就くため教壇を去る先生が何人もいた。
石段に並んだ時、一瞬だけれど出征する人に共感できたように思えた。
日が変わって松本市美術館に太田南海展を見に行った。
美術館前庭にある、草間弥生の花壇 チューリップと蝶
南海の力強い作品が並んでいたけれど、私にはその作品に込められた思いに至る感性が欠けている
雨の縄手通り、古い善光寺道の中町を散策し、南海作品が今も躍動している老舗料亭松本館で昼食をとった。
松本館でさりげなく日常に生きている作品群に、美術館とは違った感動を覚えた。
忙しい中ご案内頂いた女将に感謝
秋雨の中庭 信州の秋
暖房のスイッチを押そうかと迷う日
富士山に初雪が降ったという
本殿の茅葺に着いた苔が雨水を含んで艶めく
近々屋根の葺替を予定しているようだ。
確か前回の吹き替えは昭和５０年代だったように思う
氏子が総出で手伝ったことを覚えている。
雨の朝が来た 暗い森は霧に包まれている。
森の一郭にある松に異変見られる、松枯れだろうと思う。
ついにここでも松枯れが始まったようだ。
対策として有効だといわれる空中薬剤散布の是非をめぐって膠着状態が続いている。
どちらの言い分も正しいだろうと思うし、間違っているとも思う、
代々伝わる１尺ばかりの阿弥陀如来木造がある。
雑な彫方から推察するに素人の彫だろう。
仏壇の奥の粗末な厨子に納まっている木像を明るいところに出してみた。
そして仏像が照明により様々な表情を見せることに気付いた。
思考
柔和
忍耐
信念
