谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

足踏み

2017-03-31 20:45:40 | 日々のこと

季節の歩みに待ったをかけるように冷たい雨が降って、それが淡い雪に変わったりした。

 水芭蕉の仏焔包が開いて、姿を現した花序を守っているようだ。

庭先に痩せたフキノトウが伸びている、 蕗は繁殖力の旺盛な植物だ。

 観賞用に植えた山葵 条件が悪いから根が育つことはない。

毎年種子がこぼれて生えて花が咲く、1回だけ花のお浸しを賞味することになっている。


金沓(かなぐつ)

2017-03-29 20:21:07 | 日々のこと

 暖かい風に誘われて、雪がまだらに残った山沿いの道を歩いた。

かっての美しい桑畑は荒れて、兎も住めない藪になっている。

風の中から、とうに絶滅した馬の蹄の音が聞こえた。

蹄鉄(金沓)をつけた馬の足音はリズミカルだ、小学校の近くに独特の匂いがする金沓屋の作業場があった。

小さな湿地帯に蒲の枯穂が残っていて、その形が面白かった

人も獣も魑魅魍魎も

川沿いの道を歩く人影があった

95歳のAさんだ、杖にすがって歩く私とは大違いだ。 金沓を履いているのかもしれない

 落葉松に太い蛇のように藤蔓が絡まっていた

 

 

 


今日も雪 

2017-03-27 18:28:39 | 日々のこと

鉢植えのパッションフルーツがぐんぐん伸びて、大きなものは50センチを超えた。

ざっと30本の苗が順調に育っている。 いずれトロピカルフルーツ園を作ってそこに移植する予定。

しかし 花(クダモノトケイソウ)は咲けども実らない現実が待っているかもしれない。

まあ実はともかく、高価なブランドウオッチを思わせる花を見るだけでもいいか!!

地面の雪は 降る端から溶けたけれど、累積は20センチを超えたと思う。

当地では大雪の部類に充分はいる。

 ヒマラヤユキノシタは原産地でもこんな風に咲くのだろう。

雪に溶けあう風情が好きだ。

寒さには滅法強い

アズマ イチゲ 鳥が一本足で眠るのは 足を温めるためらしい

 若草が雪原に萌えはじめる。

カンゾウの新芽はヌタ(酢味噌あえ)で食べるのが最高 

オキザリス 後から後から咲き続ける この三つ葉を噛んでみた。 酸っぱい