今朝の重苦しい常念
山脈北部のモルゲンロートは短時間で消えた、天候急変の兆し
午後四時半にチャイムが鳴る、短日の四時半はすでに黄昏だ。
雪雲に隠れた山脈を背に、町の灯ちらほら、昔々 ここから篠ノ井線を走る汽車の白い煙が見えた。
歳晩や火の粉豊かに汽車煙 (中村草田男 )
機関車の煙突から小さな石炭殻が吐き出されるから、窓から顔を出しているとたまに目に飛び込んできた。
これが火の粉の正体だ。
そのころ集落内に、目に入ったゴミを取り出してくれるおばあさんがいた。
今朝の重苦しい常念
山脈北部のモルゲンロートは短時間で消えた、天候急変の兆し
午後四時半にチャイムが鳴る、短日の四時半はすでに黄昏だ。
雪雲に隠れた山脈を背に、町の灯ちらほら、昔々 ここから篠ノ井線を走る汽車の白い煙が見えた。
歳晩や火の粉豊かに汽車煙 (中村草田男 )
機関車の煙突から小さな石炭殻が吐き出されるから、窓から顔を出しているとたまに目に飛び込んできた。
これが火の粉の正体だ。
そのころ集落内に、目に入ったゴミを取り出してくれるおばあさんがいた。
今朝の常念 すっきり常念
窓を開けると冷凍庫のように冷え切った空気がなだれ込んでくる。
新雪を薄紅色に染めた、端正な山容に対峙すると、80歳になった今でも、一刻シャンとなった気がする。
それは、多分に寒さによるものだろうけれど
午後 影の常念
この時、頂きに立つ人がいただろうか?
街に流れる午後の斜光
暮れなずむ街の向こうに高速道路が見える。
走っている車が。普段より忙しそうに見えるのは、年末だからだろう。
近所に住む従弟と、早い時間から夕食を囲んだ。
10歳違いの従弟は腎機能低下を疑われているので、料理は自家栽培野菜だけ入った水炊きである。
飲み物はビールと芋焼酎のお湯割り、教えたり教えられたりの時間を過ごした。
差し迫った課題がないではないが、先々のことなど、話してもどうなるわけでもないから、現状報告にとどめる。
年末の一つの区切りである。
今朝の常念 気温-9℃ 快晴
にんげんに聞こえぬこゑが木と木にはありて ゆうぐれの空を濃くする (外塚 喬)農業新聞 名歌と名句
日没が遅くなったね 三つ寝たら正月だからね 今夜も冷えるよ 風邪ひくな
今宵は11日の月
今日の常念 午後連日の雪雲が晴れて顔を出した。
北国で荒れ狂った将軍が矛を収めた様子
正月用松飾 当地の伝統的な作品
原料の藁を選りすぐり、木槌てたたいて柔らかく、しめ縄をない上げる。
和紙を切って紙垂を作る 一年に一回の本番だから考え考えとゆうより試行錯誤だ
玄関に飾り付けて完成 クリスマスの飾り付けに比べて質素だ。
門松は、正月に遠路はるばるやってくる歳神様に対する目印だそうだ。
門松がないと歳神様は通り過ぎてしまう。
もしかしたら貧乏神も、通り過ぎてくれるかもしれない。
燕山荘光芒
今朝の常念 大荒 手前は城山
モノトーン 終日雪雲の下
時折 おぼろ日
メジロ食堂 白モクレンの幹に括り付けた食卓は神社から切り出したご神木 本日の来客なし
子供のころ偽の食卓に誘いこんだ野鳥を捕獲して食べた、川の魚を捕まえるのと同じ感覚だ。
残酷な小鳥焼と聞くと多くの人は眉をひそめるだろう。さらに、その旨さは天上の美味に値すると続けたらドン引きになる。
ここ数十年小鳥の羽をむしったことはない、だから雪が降ると野鳥が集うてここに集まってくる。
降雪確率60%の黄昏
明朝は除雪機初出動?