谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

火の粉豊かに汽車煙

2017-12-31 16:33:55 | 日々のこと

 今朝の重苦しい常念 

山脈北部のモルゲンロートは短時間で消えた、天候急変の兆し

午後四時半にチャイムが鳴る、短日の四時半はすでに黄昏だ。

雪雲に隠れた山脈を背に、町の灯ちらほら、昔々 ここから篠ノ井線を走る汽車の白い煙が見えた。

歳晩や火の粉豊かに汽車煙 (中村草田男 )

機関車の煙突から小さな石炭殻が吐き出されるから、窓から顔を出しているとたまに目に飛び込んできた。

これが火の粉の正体だ。

そのころ集落内に、目に入ったゴミを取り出してくれるおばあさんがいた。

 

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自家野菜の水炊き

2017-12-30 19:52:30 | 日々のこと

今朝の常念 すっきり常念

窓を開けると冷凍庫のように冷え切った空気がなだれ込んでくる。

新雪を薄紅色に染めた、端正な山容に対峙すると、80歳になった今でも、一刻シャンとなった気がする。

それは、多分に寒さによるものだろうけれど

午後 影の常念

この時、頂きに立つ人がいただろうか?

街に流れる午後の斜光

暮れなずむ街の向こうに高速道路が見える。 

走っている車が。普段より忙しそうに見えるのは、年末だからだろう。  

近所に住む従弟と、早い時間から夕食を囲んだ。

10歳違いの従弟は腎機能低下を疑われているので、料理は自家栽培野菜だけ入った水炊きである。

飲み物はビールと芋焼酎のお湯割り、教えたり教えられたりの時間を過ごした。

差し迫った課題がないではないが、先々のことなど、話してもどうなるわけでもないから、現状報告にとどめる。

年末の一つの区切りである。                 

 

 

 

 

 

 

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聞こえない声

2017-12-29 17:45:21 | 日々のこと

 今朝の常念 気温-9℃ 快晴

 

にんげんに聞こえぬこゑが木と木にはありて ゆうぐれの空を濃くする (外塚 喬)農業新聞 名歌と名句

日没が遅くなったね 三つ寝たら正月だからね 今夜も冷えるよ 風邪ひくな 

今宵は11日の月

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門松 松飾 藁細工

2017-12-28 16:43:27 | 日々のこと

今日の常念 午後連日の雪雲が晴れて顔を出した。

北国で荒れ狂った将軍が矛を収めた様子

 

正月用松飾   当地の伝統的な作品

原料の藁を選りすぐり、木槌てたたいて柔らかく、しめ縄をない上げる。

和紙を切って紙垂を作る 一年に一回の本番だから考え考えとゆうより試行錯誤だ

玄関に飾り付けて完成 クリスマスの飾り付けに比べて質素だ。

門松は、正月に遠路はるばるやってくる歳神様に対する目印だそうだ。

門松がないと歳神様は通り過ぎてしまう。

もしかしたら貧乏神も、通り過ぎてくれるかもしれない。

燕山荘光芒

 

 

 

 

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雪模様 メジロ食堂開店

2017-12-27 17:48:16 | 日々のこと

今朝の常念 大荒 手前は城山

 

モノトーン 終日雪雲の下 

 

時折 おぼろ日

メジロ食堂 白モクレンの幹に括り付けた食卓は神社から切り出したご神木 本日の来客なし

子供のころ偽の食卓に誘いこんだ野鳥を捕獲して食べた、川の魚を捕まえるのと同じ感覚だ。

残酷な小鳥焼と聞くと多くの人は眉をひそめるだろう。さらに、その旨さは天上の美味に値すると続けたらドン引きになる。

ここ数十年小鳥の羽をむしったことはない、だから雪が降ると野鳥が集うてここに集まってくる。

 

降雪確率60%の黄昏       

明朝は除雪機初出動?

 

 

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