脱走後の足取りはようとし闇に中だ。
100メートルも200メートル遠くに行ける訳はないと思って丹念に探したけれど見つけることはできなかった。
今日ようやく1体発見 想像していたものと大きく違う。しかし 間違いないと思う。
羽化は早朝暗いうちに始まるようだ
合歓
花菖蒲
紫式部
脱走後の足取りはようとし闇に中だ。
100メートルも200メートル遠くに行ける訳はないと思って丹念に探したけれど見つけることはできなかった。
今日ようやく1体発見 想像していたものと大きく違う。しかし 間違いないと思う。
羽化は早朝暗いうちに始まるようだ
合歓
花菖蒲
紫式部
花菖蒲
花菖蒲が咲く池のフトイをよじ登る、ぬれねずみの白髪太郎を見つけた。
小さな池だから何でも見通しだ。
多分川上の大発生地で流れに落ち、流されて暗黒の取水パイプを通り抜けて、たどり着いたのだろう。
毛虫が泳げるとは思えない、オタマジャクシのようにエラ呼吸ができる筈もない。
不憫に思い庭の八重桜に移してやった。来年大発生する幼虫に、この木は食べつくされてしまうかもしれない。
山椒に住み着いている揚羽幼虫 2齢か? 鳥の糞に見える。
蚕は脱皮を繰り返し4齢で繭を作る 揚羽も同じだろう、この幼虫は4齢?。
頭部に触ると肉角を出して威嚇する
やがて蛹になり蝶になる、その間外敵から身を守る方法はただ一つ。
隠れることだ。だから蛹の発見は難しい。
裏木戸の山椒の木に揚羽の幼虫が10匹ほど暮らしている。
気が付いた時葉を食べつくされた樹は冬木立の様相であった。
ひもじい幼虫は葉柄をバリバリ音を立てて噛み砕いている。
もうすぐ蛹に変身する、幼虫は安全な羽化の場所を求めてそれぞれ散って行く。
その場所で芋虫は脱皮して蛹に変身するのだが、巧妙に巳を隠すから探し出すのは難しい。
運よくそれを見つけた者だけが羽化の神秘を観察できる。