緑の中に取り残される

６月はワイズメンズクラブの年度末である。

会計さんから、素晴らしい決算書（案）がメールに乗って届いた。

入るを図り、出るを制した結果が反映されている、安堵安堵

晴れても暗い室内は、降れば暗室に変わる。

外はただ緑

一日花　樹下に折り重なる色あせた落花　雨が降ると梢の花が明るくなる

　

雨にも日にも虐げられる、それでも水中花

 

あぶらちゃん

南瓜の花

裏町に「南瓜の花」というフィリッピンバーがあった。

週末になると、通りは人であふれた。

アジサイ　

アジサイ　土中から色素を盛んに吸い上げている。

あぶらちゃん　愛嬌のある佇まい　

秋によく熟れた実を砕いて、布に包み、がたがたと建てつけが悪い障子の敷居を磨くと障子が音もなく開いた。

 

 

五月晴れ

「皐月晴れ」　五月のさわやかな晴天を指す言葉と思っていたけれど違ったらしい。

今日のような、梅雨の合間の晴天を呼ぶ言葉だそうだ。

沙羅の葉越しに五月晴れの空が明るい

杏　色づく　ここにも青い五月晴れ

 

五月晴れの陽光が、葉隠の睡蓮にも届いている。

 

 

モグラ脅し

モグラのトンネル　

畑に幾筋もトンネルが掘られた、土中生物が豊富なのだろう、それは悪いことではない。

しかし　せっかく根付いた作物の根元が空洞になるのでほってはおけない。

早く気づいて踏みつければよいけれど放置すると枯れてしまうこともある。

風車のように風で回る「モグラ脅し」という器具が売られているが、その効果のほどはわからない、気休めという人もいる。

 

シモツケ　

 

世界一旨いプラム（李）

しかし消毒しないから見ての通り

近所の果樹園に迷惑かけているのかもしれない。

 

 

夏至 強力な除草剤

気を付けて散布したつもりだったが、風に飛ばされて枝豆に付着したらしい。

夏の楽しみ枝豆がほぼ全滅した。

安易に農薬に頼ってはいけないと叱られた。