谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

ぼんぼん行列

2016-08-14 20:03:21 | 日々のこと

ひととき暮らした松本市街地町内に、夏の風物詩 少女たちのボンボン行列があった。

浴衣姿の小学生達が夏の夕刻、提灯をともして唄いながら町内を練り歩く、情緒豊かな行事である。

唄われる歌詞の意味は未だに不明である。

      ぼんぼん とても きょうあすばかり あさっては およめの しおれぐさ
  しおれた くさを やぐらに のせて  したから おみれば ぼたんの はな
     ぼたんの はなは さいても ちるが なさけの おはなは いまばかり
   なさけの おはな ホイホイ

百日紅の散り花の、アスパラガスの葉に絡まった風情が こころなしぼんぼん行列に重なる。

 孫達も社会人になって、それぞれ離れていった。

盂蘭盆恒例流しそうめん、今年は二人だけの参加だった。


きつねの剃刀

2016-08-13 04:03:28 | 日々のこと

最近まで勢いよく茂っていたらしい剣状の葉が、いつのまにが枯れ、ニョッキリ伸びた花茎に突然花が咲いた。

名前の由来には諸説あるらしいが、狸でも鹿でも熊でもない、やっぱりキツネである。

先ごろ庭を横切る狐らしい獣影を見た。

それは子狐だった 多分この屋の床下でうまれたのだろう。

キツネノカミソリ(撮影 松本市入山辺)