ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

方言:んだっぱい

2008年02月02日 19時54分41秒 | おもろい看板&方言シリーズ
ちょっと方言の話

福島の中通り地方・郡山を中心に使用されている言葉にーーーー 『ぱい』  がある。

語尾に付けますが、例えば 「そうです」 と言う言葉を方言にすると・・・・

山形の場合は 「んだず~」 その他にもありますが省略

宮城の場合は 「んだっちゃ」

福島の場合は 「んだっぱい」 

となるのです。

この『ぱい(pai)』のルーツは、 『ばい(bai)』です。

「・・・・・・・ばい」を使うのは、そうです 九州です。

なぜ九州弁が・・・・

それは、明治三大用水の一つ『安積疎水(あさかそすい)』の工事に九州から多くの人手がこの地にやって来ました。

※安積疎水=郡山盆地に引かれた灌漑用水。猪苗代湖の水を引き開削
         約900haを潤す。

やはり、ここにも当時の内務卿大久保利通が出てきますが、政府事業として施工しました。

彼は、薩摩出身だから九州地方の人が来たのでしょうか

そこは、私もわかりません。

現在も、郡山市には、九州の人達がそのまま移住してしまった町、久留米町が残っています。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あらはばき神社(荒脛巾神社... | トップ | おもしろ東北弁:実話編 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
通行人さんへ (ひー)
2009-03-07 15:51:07
コメントありがとうございます。
茨城も・・・そうですね。福島の隣になりますから、似てますよね。
茨城の方は、花の開花はどうですか?
去年は、偕楽園に行きましたが、今年はどこに行こうか検討中です。
返信する
だっぱい (通行人)
2009-03-07 10:50:51
>>福島の場合は 「んだっぱい」
茨城でも使います。
「だっぺ」→「だっぺい」→「だっぱい」・・・のような変化だと思います。
返信する
ミモザさんへ (ひー)
2008-03-26 08:37:38
どうもですー
方言を使ってる地元の人が、知らないのが面白い!
返信する
早起きです! (ミモザ)
2008-03-26 07:21:33
おはよう御座います~♪
昨日TBをしていて、見るのを忘れてしまいました
今朝、安積歴史資料館にコメントを書かれている方がいて、大久保家とは今もお付き合いがあるそうです
安積疎水の工事の時には九州からの人出が多く
方言につながっていたのですね
返信する

コメントを投稿

おもろい看板&方言シリーズ」カテゴリの最新記事