ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

明かされた古代出雲大国の秘密 1

2017年09月23日 09時02分28秒 | 古代史
この記事は、しばらく時間をかけてシリーズ化してゆきます。そのあとホームページにまとめたいと考えています。

過去私は自分のの記事の中で、古代出雲には、多くかかわりあってきました。 資料とした本もバラバラでした。
特にホームページにまとめた「古代出雲帝国の秘密」は、吉田大洋著の「謎の出雲帝国」が原型です。
この本は、宮城県内の図書館に一冊だけあったもので、アマゾンでもかなり高値がついていました。
今でも再版を希望する人が多いようです。しかしその内容は、真実からかけ離れていったようです。
しばらく放置していた古代出雲の記事に自分んでメスを入れていきたいと思います。

当時産経新聞の富氏(大国主の直系言われた)と吉田氏のやり取りの中から、吉田氏の考えを元にあの本は作られました。
しかし、吉田氏の理解不足のため真実から外れた内容となってしまったのです。

今回は、富当雄氏の後継者が先祖の記録を活字にしたのです。 

富当雄(とみまさお)氏は新聞社を退職後、京都の大学で国文学の講師をつとめ、その時に京都の出版社から出雲の古代史の本をだしたのです。
ところがその本は書店に並んだ途端に消えてしまった。 在庫も無かったようです。
イズモには過去を知られたくない旧家がありその関係者がすべての本と原稿を買い取ったといいいます。

当雄氏は1989年に病没した。  遺言は「真実の出雲史を普及させてくれ」というものであったといいます。
しかし、真実の出雲史を普及させることは困難なことであった。 なぜなら常識と真実が大きく乖離していたからです。

サイノカミとクナト大神

サイノカミの夫婦神像があり向家では、それを先祖神として拝んでいた。
サイノカミの主神・クナト大神は、出雲族の指導者だったと伝えられる。
かれの妻、幸姫の命は、サイノカミの母神となっている。
サイノカミの特色は、子孫繁栄の神である。 つまり「縁結びと子宝の神」とも言われている。


クナト大神と出雲国の発祥

クナトという人は古代インドのドラビダ族の王であったが大勢の部下を引き連れて日本へ民族移動を始めた。
ゴビ砂漠を北に進み、シベリアのアムール川を筏で下って、津軽半島に上陸したという。
その後彼らは南に移住して広がった。

クナト王の子孫はイズモに住み着いた。
インドの熱帯では常緑樹が濃緑色に茂っていた。 それに対して新しい土地では春に芽が出た森の色が目にしみるように美しく感じられた。
かれらは、その色をめでて自分達の地方「出芽の国(イズメ)」と呼んだ。
その発音が変化して「出雲の国」になったと伝わる。

出雲地方ではサイノカミの祭りが盛んになった。
クナト王の直系の向家が出雲東部の神魂(かもす)神社[松江市大庭]の丘にあった。
その地の大庭の地名は神祭りの場だったことから来ているらしい。
そこから東方にサイノカミの主神・クナト大神のこもる大神山(大山:ダイセン)が良く見える。
人々は大庭に集まり、向家が司祭となって大神山を遥拝(ようはい)した。
出雲地方以外からも多くの人が祭に参加した。
その結果、向家が王家と仰がれた。 その氏子の広がりが出雲大国となった。
そしてサイノカミ信仰が出雲王国の国教なった。



明かされた古代出雲大国の秘密2






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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
宮本彩裕美さんへ (ひー)
2018-02-17 17:50:32
今、新しいアカウント作りました。
名前は「ひーさんの散歩道」で作成しました。
チェックお願いします。
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Unknown (宮本彩裕美)
2018-02-17 16:09:37
こんにちは。早速のお返事ありがとうございました。
色々誤解だったようで安心しました。ツイート後アカウントが消えていたので、てっきりブロックかと思ってしまいました。
新しいツイッターのアカウントが出来ましたら、また拝見させて頂くのを楽しみにしています。
この度は本当にどうもありがとうございました。
返信する
宮本彩裕美さんへ (ひー)
2018-02-17 10:18:15
コメントありがとうございます。
誤解ですよ。ツイッターは先日アカウントを消しました。
現在ツイッターをやっていない状態です。近いうちに新しいの作りますのでよろしくお願いします。
ブロックしたことはないので、ご安心下さい。
ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。
これからも新しい情報に耳を傾けて行きたいと思います。
よろしくお願いします。
返信する
はじめまして (宮本彩裕美)
2018-02-17 02:12:35
はじめまして。古代出雲の秘密というHPのファンで、ずっと前からおじゃましていましたが、ご挨拶させて頂くのははじめてです。旧サイトの内容が、実態とはかけ離れた資料(書籍)を元に、されていたとのことで、最新情報を追いかけさせて頂こうというつもりで、ブログにツイートボタンが有ったので押させて頂きました。でもツイッターIDを変えてブロックされるほど、ご迷惑だったのかと、たいへん申し訳ない気持ちでいっぱいです。このコメントも書くべきか悩んだのですが、いたずらや悪意を持った意図でしたことではない事だけは、ご理解頂きますようお願いいたします。
返信する
名前の無い人さんへ (ひー)
2017-11-19 12:47:36
まさおさんの息子と言うから、職場のまさおさんの息子だと思いました。もしくはふざけて、正男(ジョンナム)の息子?も想像しましたよ!
 富さんの事ですね。
ありませんよ。
読者の方から何度も大元出版のこの本を読んでくれとコメントが来たので、定価より高く購入しました。そしたら富まさおさんのお子様のようでした。他言無用の伝承を本にするとは想像していませんでしたから驚きでした。
ただ近年見つけられたら遺跡と話しがちゃんとリンクしているのには違和感を持ちましたが。
返信する
Unknown (Unknown)
2017-11-19 01:28:54
まさおさんの息子さんに会われたことあります?
返信する
間違いでしたかあ。 (りひと)
2017-09-29 21:18:21
了解です。けどそのおかげで面白い島発見しちゃいましたよ。なのでこちらの妄想は、スルーしちゃって下さいね。1984
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りひとさんへ (ひー)
2017-09-27 23:29:24
「島」あっ! 間違いですね。綱永井寵生さんが書いてたのを頭の中で伊勢志摩を創造して「島」って打ったのかもしれません。 ここはチョット勉強させてください。
今、伊勢と出雲の本を平行に読んでまして回線が混乱しています。
返信する
楽しみですね。 (りひと)
2017-09-27 09:49:25
阿+一文字は、昔から超好きなんですけど、阿部というワードに釘付けです。先輩にいたなあ。素朴でしたけどかなり優れた知性を持った方。どんな相手にもうまく立ち回りその意向にまっすぐに応えて水面下で動くタイプでしたね。ちょっと掘ってみようと思います。島とありますがひーさんが間違えるわけもないので別件で追っている島とくっ付くとかなり面白くなりますよ。で倭姫命も継承していたりしたらさらに。

伊勢津彦も出雲ですかあ、津はどうも待遇悪くなってますね。大概神社でも出雲系だと外に出されているようにも感じる経験もありますね。

氷川というのもこの前意を決して行ってみました。倭姫命と氷もどうも関係ありそうな感覚でして。東京では簸川神社という字を使って出雲とのこだわりを全面にだしている所もあります。そこで鈴木貫太郎が戦争をやめるように天皇に進言したお話をたまたま道を聞いたおじちゃんに聞いた思い出もあります。どうしても深読みしてます。

個人的な感覚はさておき、感情論の女性の感覚がひーさんのきちんと事実に基づく史実からの分析考察について行けるかはレベルが低くて心配ですけど、聞く耳を持ち頭に入れると納得出来る所がいっぱいあるんじゃないかと楽しみにしております。

今、お金を稼ぐ為のお仕事ではなく自分の縁と興味の分野で研究している方もいっぱいいらっしゃいます。色々な方にいい波動を与えてくれるんじゃないかと、どうぞ宜しくお願いします。5350

各地の王国が動き出してるようにも思います。
関東の王国も追随したいですね。4214
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綱永井寵生 (ひー)
2017-09-25 20:48:02
伊勢で書きたいと思いますが、私が読んだ本では阿部島ではなく倭姫命になってました。 猿田彦もやはり伊勢125社には入ってないみたいですが、内宮のそばにあるので寄りたいと思います。
帰りに氷川神社も寄ってきます。
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風神 (綱永井寵生)
2017-09-25 12:26:22
風神・伊勢津彦神は阿部志彦??に国譲りを求められ、神風と共に諏訪方面に逃げていきました。

伊勢津彦神が猿田彦命であるとします。そして秩父出神社に祀られている神々の給仕の神に落とされているお手長様(約60社)は猿田彦命とされています。そして諏訪の地主神も手長足長です。

本当は書きたいのですが、天照大神は日本の地主神としか考えられません。天照大神は白蛇として空海に描かれていますし。

私のブログでは柵で書けないですが、それを証明する神社が存在します。煙にまかれると思いますが、今度質問してきます。
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りひとさんへ (ひー)
2017-09-25 11:13:39
富の意味がわかりました。
ただこの時点の発祥した富はやはり日本各地に広がりを見せているのでしょう。
抜粋して書こうと思いましたが、大事なところなので省略できませんでした。次回まではあまりカットせず書こうと思います。
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綱永井寵生さんへ (ひー)
2017-09-25 11:04:10
来月伊勢に行くのですが、下調べしていましたら、伊勢津彦から伊勢の名が付いているのですが、この伊勢津彦は出雲系の神様です。ここも話の流れでは国をあっさり渡してしまいます。伊勢はあらはばき関係もありますし気になるところです。 実は不思議なことを見つけています。

それとこの本を読んでいくと出雲の太陽神を内宮に祀るとあります。アマテラス系は天孫系ですよね??意味不明? 伊豆(イズ)も出(イズ)雲も発音は同じ・・・考えてみます。
返信する
楽しみです。 (りひと)
2017-09-25 08:48:05
私もクナトとサイの神は中心にいないと不安でたまりません。神は怒るわけではないのですけど、生きている人間がその情報を知らないと生死を人間が知恵で切り抜ける方法を間違える可能性がありますので。風神と水神のセットとしても考えてます。人格神ではなく自然神なので一般人じゃ接点を持つ事は無理で、その役割を持つ方々を確実に間のたてて接点を持ちながら人間が改める所は改めていかないと生きている事は難しいと思います。

幸い、歴史の中の惑わし手法やデマや系統の変な繋ぎは手法が全く今とも変化していないので相手をきちんとみて言わずとも感じる能力を持つ日本人ならきっと今後はちゃんとした目で見る事が出来るとは思います。

トミは、おばあちゃん関係でも個人的にもどうしても早急になんとか正しい理解しないといけない所でもあります。また別件で向の付く地に縁がありますのでその関係でもそこの家柄については全国各地に名残がないか探してもいます。

十三というとトミとも読めますし、十三湊は大阪十三(ジュウソウ?)や十三塔や虚空蔵の縁日や十三詣り等でも何らかの接点があるとは思っています。

一般的な出雲だけでなく出雲という地名に関してもどうも奈良大阪や伊豆等ではどうも気になる伝説があったりとこっちのが出雲っぽいなあと思う場所も出てきてます。個人的に感じるのは玉が付くところはかなり怪しいと思います。玉造はあちこちのありますし、玉手や玉名はどうもおばあちゃん関係でも気になるんですよね。玉の井も。

子授けや子育てなどに関わり石やお水との縁を司るようなイメージです。

出雲というイメージが今後どのくらい幅と奥行きが出てくるか?とても楽しみです。
残念ながらそこに関わろと気合いで入ったとしても筋ある方にしかできない任務である事は確かでしょう。

ひーさんどうぞ宜しくお願いいたします。
綱永井さんの鼻というのはまさにそう思います。半島岬、現在の平野部よりも接点があるのは今の山や尾根沿い、現在半島とは思えないような場所ですけどお水がいっぱいあった時期には港の機能も果たしていたような場所が気になってます。
猿投山もその当時は関係していたんではと思ってます。

見晴らしは良い場所、そこに砦があれば一望できるようなそんな特殊な地が出雲に関係していないか妄想しています。東北にはかなりありますね。

今後もどうぞよろしくお願いします。
楽しみにしております。2003
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売っちゃいました。 (綱永井寵生)
2017-09-25 02:31:09
吉田大洋の本は矛盾点も確かにありました。私、金欠病でアマゾンで売っちゃいました。随分読みましたし。

ところでイズをアイヌ語で訳すと地域では「半島」、体では「鼻」を示すそうです。伊豆も半島。出雲も半島。

そして伊豆佐比売。伊豆の佐姫。幸姫の神。そしてサイの神は天照大神へつながります。

知っているかは不明ですが、今度友人に事実を聞きに生きたいと思っています。
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