紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

ホワイトデーのお返し

2024年03月16日 | 旅行・街歩き・お店・写真

先日のホワイトデーには、家内が孫の好きなイチゴを直売所で買ってきて2家族にプレゼントしてくれていた。自分にもらったバレンタインチョコだったが、いつの間にかなくなっていたんだから当然かも知れない。

近隣家族にはお返ししてくれていたが、離れた家族になるとそうはいかない。都合のいい日を家内が娘と相談していた。

『日曜日、都合がいい。来てくれるんだったら、この前、友人の店でもらったシラスの佃煮を買ってきて。子ども達がまた食べたいと言うてるから。浜のうたせにも置いている』と娘が言ってきた。

事前に買っておくことにした。

 

・・・浜のうたせ・・・

娘の友人の店ではなく、漁協直営の「浜のうたせ」で買うことにした。今週2回目の「浜のうたせ」だった。

では漁から戻ってきた「うたせ(漁船)」が船を停め、魚を降ろしていた。

直売所の「浜のうたせ」入口

頼まれていたシラスの佃煮。自分たちも大好きな味だったので我が家の分も買った。

魚売り場もみて回った。

カレイが1匹、タイムサービスで売られていた。ガンドカレイという種類だった。昔、職場の仲間と居酒屋によく行ってた頃、毎回のように自分は「カレイのから揚げ」を注文していた。カリッとした食感が好きだった。ポン酢で食べるとサッパリして美味しかったのを思い出した。

以前、居酒屋で食べたカレイよりも大きくて立派だった。しかも調理済みで何と198円(直売所は全て税込み表示)だったので、思わず買った。大きいので煮つけにする方がいいのかも知れないが、片栗粉をつけ油をしいたフライパンで焼いてからポン酢で食べてみたいと思っている。

果物の加工品売り場を通り抜けている時、「まるごと八朔」・「まるごと温州ミカン」・「フルーツコンポート」など、透明な容器に入れられ並んでいた。初めてみる光景に思わず足を止めた。

駐車場では京阪神方面からきた乗用車を何台もみかけた。中には関東方面からのキャンピングカーもみかけた。

地元客は鮮魚目当てだが、多少は果物や加工品なども置いてあるし、お昼限定だがレストランで食事もできるので県外客にとっては便利な直売所なのかも知れない。


周辺 ぶらり旅

2024年03月13日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日は朝から本降りの雨だった。午後には小雨になった。家内が隣町のシマムラに買い物に行くというので、一緒について行ってついでにアチコチ回ってみることになった。

 

・・・シマムラ・・・

家内が、1,639円の値札がついたスラックスを季節の入れ替えのためか処分品価格の110円で買ってきてご満悦だった。

 

・・・スーパー・・・

せっかく近くまできたのだからと、我が家の近くのスーパーには置いていない「大粒で口の中に入れると表面が溶けてくる雀の玉子」を買った。

 

・・・浜のうたせ・・・

漁港にある漁協直営のお店に回った。

家内が小ぶりやけど安いと言いながら、4匹入りのクチという魚を買った。税込み200円だった。

夕食は、クチの煮つけだった。新鮮なのか、身がとろけるようにフワフワで柔らかかった。

 

・・・うなぎの蒲焼・・・

帰路、うなぎ直営店に寄った。昨年、テレビ大阪・三田村邦彦さん出演の「おとな旅あるき旅」で知人のミカン直売所が放映されたとき、一緒に放映された店だった。寄るのは初めてだった。

店の前には自動販売機もあった。

店員さんに「この店、知人のミカン直売店がテレビ放映されたときに見たで」と言った。しばし、その話になった。

小ぶりな蒲焼を買うことに。同じ価格のがいくつも置いてあったので家内がどれを選ぶか迷っていた。

店員さんに「アンタだったらどれを選ぶ?」と聞いてみた。『どのようにして食べるん?』と聞かれたので、「セイロ蒸し」と答えた。すると、「それだったら、これがおすすめ」と選んでくれた。税込み2100円の国産うなぎを買ってきた。

・・・・・・

たまには、車で周辺をぶらり旅するのもいいもんだと思った。


民間ロケット まさか

2024年03月11日 | 旅行・街歩き・お店・写真

本州最南端の串本から民間初のロケット打ち上げが、延期された。

我が地から車で2時間の串本。3/9当日、テレビで打ち上げの瞬間をみようとライブ映像で見守った。

予定時刻11時1~17分の間と発表されていた。当初予定時刻の11時1分を過ぎても打ちあがらなかった。

最終予定時刻の11時17分になっても打ちあがらなかった。

これまでの国内のロケット打ち上げでは、打ち上げが延期されたり失敗したりが何度かあったので、その類だろうと思っていた。

後で、打ちあがらなかった理由が、『警戒区域に船がいて、最終予定時刻になっても警戒区域から抜けられなかったから』と聞いて、「まさか」と思った。

報道で知った。

警戒区域は破片が落下する恐れのある沿岸の南東約6・5キロ四方の海域。日時や海域は、海保を通じて専用のシステムなどで船に伝えられる。

地元の漁業協同組合や個人の船舶所有者らには、数週間以上前からチラシを配布するなどして周知してきたとのこと。

区域に船が入らないようにする対策は事業者が担い、強制的に排除できないらしい。

打ち上げの数時間前から警戒船約10隻を周辺海域に配置し、区域に近づく船に無線で注意を呼びかけていたとのこと。

当日も約10隻の警戒船で周辺を監視し、接近する船舶に無線で方向転換を促すなどしていたという。エリアの東側に残留していた船舶に警戒船が接近し、区域外に誘導しようとしたが区域深くに進入しており、警戒船が近づいて退避を呼びかけたが、予定時刻までに間に合わなかったことが発射できなかった理由だった。

あー残念。

見学会場まで行って見守った観客、中継した報道関係者、この日のために準備してきた技術者、理由が理由だけに気の毒すぎる思いだった。

素人なりに、「レーダー監視していたはずなのに何でわからなかったのだろう。予期しないことが起こったのかも知れないが・・・」 

疑念が残った。


選抜甲子園 耐久の対戦相手が決まった

2024年03月08日 | 旅行・街歩き・お店・写真

初出場の耐久高校。対戦相手が千葉の中央学院と決まった。

昔から千葉は銚子商や習志野など野球が強い県。その千葉大会の優勝校だけに実力校であることは間違いない。春夏通算3回目出場の中央学院だけに、胸を借りるつもりでぶつかるしかない。

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地元からの応援バスが早々に予約で満車になったとか、チケットもなくなったとか、全校生徒が応援に行くとか、近所の野球部OBは10万円寄付したとか、スーパーの〇〇と△△は100万円ずつ寄付したとか、予想を遥かに上回る寄付が集まったとか、真偽のほどはわからないにしても、いろんな話が耳に入ってくる。

以前、ささやかな寄付をしに学校内の後援会事務所に行った時、対応してくれた初老の男性と自分。甲子園に出場できることに、二人とも「まさか」で一致した。

殆どのOBや地元民も、「まさか」「夢みたい」「最初で最後かも知れない」などの思いがあるだけに、仮に多額の寄付が集まったとしても納得できる。

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出場する選手たちはベスト8をめざすと言っているそうだが、球場の異様な雰囲気の中、自分達が練習してきたことを普段通りに発揮してくれれば十分だと思っている。

智辯和歌山。今でこそ全国に名が知れ渡っているが、甲子園に初出場してから5回連続で初戦負けしたのだから・・・初出場の耐久。勝ちを意識しすぎる必要はない。目の前のプレーに集中するだけでいい。

練習試合解禁後の3日、智辯和歌山と2試合したが勝てなかったと聞く。エースが復調して頑張らないと勝機はない。智辯和歌山からバッターを4~5人借りられれば、打線も期待できるのだが・・・

(野球ど素人の同校OBの率直な感想です)

耐久 頑張れ!


生牡蠣 & シラスの佃煮

2024年02月24日 | 旅行・街歩き・お店・写真

家内が言った。

「今、〇〇さんが生牡蠣を持ってきてくれた」

「三重の知り合いから送ってきたばかりらしいので、生でも食べられるけどチョット火を通した方がエエと言っていた。大きな生牡蠣、10個も入っている」

「いつも青春クラブでお世話になっているからと。行くのが楽しみと言ってたで」

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そんな話をしているとき、玄関から賑やかな声が聞こえてきた。連絡もなしに娘家族がやってきた。高校時代の友人のお店と箕島漁協直営の「浜のうたせ」に寄っての帰りだった。

昔、生牡蠣に食あたりして以来、牡蠣を口にしなくなった家内。娘が生牡蠣をみて『ワー 立派 食べたい』と言うと、「私食べへんから、持って帰り」と8個を娘に渡していた。自分も畑に行って、娘が好きなレモンレモネードを採ってきて渡した。

そんなこんなで我が家に残った生牡蠣2個。家内、「私食べないから」とコック長を任された。殻を開け身を取り出して牡蠣フライにした。天ぷら油を使ったついでに玉ねぎの天ぷらも作った。

牡蠣フライ、身が大きくて食べ応えがあった。美味しかった。外出しても好んでは食べないだけに何年振りかに食べた「牡蠣フライ」だった。

これで、ご近所さんに会った時に「牡蠣フライにして頂いた。分厚くて美味しかった。おおきに」と心の底から言える!

・・・・・・・

娘が友人の店で買ってきた「シラス」をもらった。

友人からもらったという生姜風味のシラスの佃煮も頂いた。

初めて食べる絶妙な味わいがする佃煮だった。ご飯に合う。美味しかった。店がわかっているので、そっちむいて行った時はついでに買ってきたい一品となった。


気になっていたこと2つ

2024年02月20日 | 旅行・街歩き・お店・写真

気になっていたことが2つあった。1つは確定申告。もう1つは母校への寄付。

・・・確定申告・・・

農家みたいに事業をしている訳でもないので短時間で確定申告書は仕上がっていたが、怠惰な性分が頭をもたげてきたのか、あわてて提出する必要もないしと、証憑書類を貼り付けたり提出日を記入したりの作業を先延ばしにしてきた。一方で、確定申告書、提出しに行かなアカンという意識だけは働いていた。

やっとその気になって、隣町にある税務署に確定申告書を提出してきた。「提出のみ」受付の2F窓口に行くとガラガラで職員だけしかいなかった。係の女性と二言三言話しているうちに、控に受付印をパッパッと押してくれて終わった。来年から受付印を省略させてもらう説明があったので来年は渡すだけになる。顔をみるだけに終わりそう。数分で税務署を後にした。

 

・・・卒業以来の母校・・・

初めて甲子園に出場する母校から、寄付の趣意書が送られてきていた。協力しなきゃと気にはなっていたが振込するのが延び延びになっていた。

税務署に行ったついでに、5分ほどのところにある母校・耐久高校に向かった。卒業以来、門をくぐるのも校舎に入るのも初めてだった。

昔とは校舎が全く違っていたので、受付で教えてもらって校内にある「野球部後援会事務所」に行き、ささやかながら寄付させてもらってきた。事務所では昔のことなども話題となった。

様変わりした校舎に昔懐かしい面影はなかった。でも母校に行ったおかげで、伝統となっていた「お弁当を屋外のグランドの片隅で食べたこと」などを思い出した。金融機関からの振込ではなく足を運んで良かった。

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気になっていた2つが済み、ホッとした気分で帰ってきた。帰宅してから気づいた。

アッ ソフトクリーム 食べるつもりだったのに!

まあ エエッか。


孫の工作品が展示された

2024年02月13日 | 旅行・街歩き・お店・写真

郡市の小中学校の児童・生徒が作った工作品のうち、優秀作品が展示された。

外孫からLINEがきて優秀作品に選ばれたと知り、家内と見に行くことにした。

展示会場は当町内だったが、市町村合併で一緒になった地域なので地名や会場名を聞いてもわからなかったので、ナビ検索して車を走らせた。

たくさんの作品が展示されていた。

孫の作品を見つけた。

おー! 小1なのに・・・ 発想が凄い! 配色も凄くいい!

自分が幼少の頃には、思いもつかないような作品だった。家内と二人、感心するばかりだった。

写真とともに、「見てきたで。一番上手だった」とLINEしておいた。

・・・・・・・

中学生の部も見て回った。

一見、漆塗の重箱? と勘違いしたほどの作品もあった。

菓子箱を使った工作品だった。

・・・・・・・

小中学生の優秀作品を見て回って思った。「昔の時代の単純な工作品と違って、使っている材料も工作技術も格段に進化している」と。

高齢者の自分には、「選ばれた児童・生徒」も「教えた先生」も芸術家みたいに思えてきた。


町から応援クーポン第6弾が届いた

2024年02月02日 | 旅行・街歩き・お店・写真

コロナ禍から始まった町の応援クーポン。

今回は第6弾として物価高と地域の景気回復を支援するため、町内を拠点とする店舗・事業所で使える1人5千円分のクーポン券が送られてきた。我が家は2人分、長男家族には6人分が送られてきた。

スーパー・家電店などのチェーン店では使えないので使途は限られるが、農産物は直売所の「どんどん広場」なら使えるし、孫のお菓子も駄菓子屋に行けば奮発して買える。つつましい年寄り暮らしには有難い。

・・・・・

昨年の8月に続き、今年度2回目の応援クーポン。

町財政がどうなのかはよく理解していないが、6回も応援クーポンを出している周辺市町村は少ないみたいなので、我が町財政が他市町村よりもしっかりしている証なのだと受け止めている。

もしかしたら、一部の業界や事業者や地域が潤う政策よりも町民みんなが喜ぶ政策を重視しているのかも知れない。


祝:耐久高校甲子園出場

2024年01月26日 | 旅行・街歩き・お店・写真

ここ数日は寒かった。寒いのは人一倍苦手な自分。

滅多に零下にならない我が地といえども、野外は冷蔵庫並みの寒さになる。北寄りの風が強ければ、特別な事情がなければ外出する気はおこらない。

我が地とは比較にならないほど寒い北国の人々が、野外で雪かきや雪下ろしをしている光景をテレビなどで拝見すると頭が下がる思いがする。自分の気力・体力の弱さに愕然とする。

そう感じつつも、気ままな家庭園芸だけに畑に出る気は湧いてこない。

そんな季節の楽しみは2つ。

温泉入浴剤が入った熱めのお風呂に浸かれば、まさに温泉気分。お風呂から出たくなくなる。時間を気にせず入っていても支障はない。

電気毛布で暖かくなった布団に入れば、まさに天国。目覚めても布団からは出たくない。 時間どおりに起きなくても支障はない。

好き勝手に過ごせる定年後ならではの「贅沢」かもしれない。

 

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そんな寒さを吹き飛ばす母校の朗報が入ってきた。

耐久高校 創部119年にして甲子園初出場決定!

耐久高校の春・夏通じて甲子園初出場が決まった。秋季近畿地区大会でベスト4だったので文句なしとは思っていたが、正式発表されてホッとした。単に母校というだけで野球部OBでもないが、初めてのことだけに嬉しかった。

ペリー来航前の幕末の1852年(嘉永5年)にできた「耐久社」以来、耐久舎・耐久学舎耐久中学校・県立耐久高校と名称が変わりつつも172年の歴史を持ち、野球部も1905年(明治38年)創部以来、119年の伝統校であることが、春・夏通じての甲子園初出場だけに、多くのマスコミに取り上げられた。

・・・野球ど素人なりに思うこと・・・

母校だけに、半官びいきしたいのはやまやまだが・・・

私学強豪校のように県外から素質のある有望選手が集まり、選手層も厚くて 何人もの投手を揃えられるようなチームではないだけに、甲子園で勝つのは容易でないと思っている。

※今回、21世紀枠では2校とも公立だったが、成績で選ばれた30校のうち、公立は耐久含めわずか2校だけだった。公立にとって実力で甲子園に出場すること自体、いかに大変なことかがわかる。

エース・冷水が粘り強く踏ん張って最少失点に抑え、しっかりと守り、少ないチャンスを生かす今まで通りの耐え忍んでの戦い方ができれば、勝機が見いだせるはず。そう思っている。

119年かかって歴史の扉を開いた選手達よ!

先輩たちが夢見た舞台に立てることを誇りに思い、臆することなく堂々とプレーしてくれることを願っている。頑張れ 耐久!

 

・・・21世紀枠で和歌山から田辺高校も選ばれた・・・

秋季県大会では準々決勝で市立和歌山にコールド勝ちし、準決勝では智辯和歌山に5対2と大逆転勝ちし、決勝では耐久に負けて準優勝だった田辺高校。

秋季近畿地区大会1回戦で、選抜代表校に決まった京都国際に延長タイブレークの末2対3で惜敗したが、代表校とは互角の戦いをした実力校。

久と似たような公立校だけに、21世紀枠じゃなく成績で選ばれたつもりで頑張ってほしい。

 

※亡き母を思い出した・・・

戦後の学制改革で耐久中学と有田高等女学校が統合して耐久高校となった時、広川町から有田高等女学校があった現在の湯浅町に移った。

生前、明治生まれだった母が言っていたことを思い出した。『私が通っていた有田高等女学校の頃は鉄道もなく、有田市糸我町の実家から毎日下駄履きで着物を着て歩いて山を越えて通ってたんやで』と。昔の人は凄かった。

耐久が選抜出場したことで、いろんなことが思い浮かんできた。


都道府県対抗男子駅伝 元祖「雀の玉子」をつまみながら・・・

2024年01月23日 | 旅行・街歩き・お店・写真

先日、都道府県対抗男子駅伝が開催された。

・・・元祖「雀の玉子」・・・

テレビ観戦しながら「雀の玉子」をつまもうと思ったら、知らぬ間に菓子鉢が空になっていた。家内や孫達、前々から別のお菓子があるのにテレビの前に置いた自分専用の菓子鉢に手に入れ、『これっ 美味しいなあ』とチョクチョクつまんでいたのは知っていた。

自分が最も好む大粒で表面の味付けがしっかりしている「雀の玉子」は、車で15分のスーパーでしか手に入らない。早く買ってこないとレースが始まるしと、車で5分のスーパーへ行って、元祖といわれる100年以上も歴史がある大阪の冨士屋製菓の「雀の玉子」を買ってきた。

中学生の時に初めて食べた「雀の玉子」。昔は滅多に買えなかっただけに感慨深かった。

味わいながら、駅伝をテレビ観戦した。

 

・・・都道府県対抗男子駅伝・・・

女子同様、県番号の30番以内に入れば上出来と思って気楽に観戦した。結果は30位だった。

県番号30で、女子が30位、男子も30位。3つの数字が並ぶなんて確率的にあり得ない駅伝結果となった。

走りっぷりを是非見たかったのは、青山学院大で箱根駅伝山登りの5区で区間2位ながらも区間新で走った「若の神」と呼ばれている若林選手と、全日本中学陸上1500mで1位だった中学生の田中選手だった。

実業団・大学の強豪が集まった最長区間を走った若林選手は、区間18位と健闘した。ただ、箱根山登り5区を区間新の区間1位で走り「山の妖精」と呼ばれている新潟の山本選手(城西大)に抜かれたのは残念だった。リベンジしたかっただろうに・・・

2区中学生区間に出場した田中選手は、15人をごぼう抜きという圧巻の走りで区間賞を獲得した。下位なのにテレビカメラに走る姿が映し出された。しかも3km区間で区間2位の選手に18秒差・約100mもの差をつけた。これだけの逸材、進学先は県内じゃない気がする・・・

 

・・・駅伝の楽しみ・・・

47都道府県のエントリーリストを手元においてテレビ観戦した。

駅伝はひいきのチームや選手を応援するだけが楽しみではない。映し出されるトップ争いする模様や注目選手の走りっぷりやごぼう抜きする選手を見てワクワクさせてもらった。

それだけではない。チーム毎の総合順位が重視されがちだが、区間毎の順位をみるのも興味深い。世間では区間賞の選手しか注目されないが、総合順位が下位のチームであっても区間成績が上位の走りをしている選手がいたりした。また区間賞でない選手でも、区間賞の選手と数秒差のタイムで走った選手も多かった。レースをみながら、そうした情報を見比べてみるのも楽しかった。

テレビに映し出されたのは中継時の一瞬だった選手が大半だったが、それぞれが郷土の期待を背負って走っているんだと思うと感慨深かった。災害の影響が多かれ少なかれあったであろう石川の選手。郷土を励まそうと終始最後尾ながらも頑張って走り切る姿をみた。

 

・・・放送局の違い・・・

総合順位・区間順位の両方が速報表示され、しかも簡単なリモコン操作で表示されるかどうかは放送局によって異なる。

今回の駅伝では、NHK総合では満足できる情報が簡単に得られたが、サブチャンネルに切り替えると表示内容が変わってしまった。

自分が見たい情報を簡単操作で満足させてくれるのは、残念ながら「箱根駅伝」だけ。データ放送内容を充実し、リモコン操作も簡単にしてもらったら、もっと駅伝を楽しめるのにと思う。


丸亀名物の「骨付き鳥」

2023年12月12日 | 旅行・街歩き・お店・写真

親の跡を継いでお坊さんをしている学生時代の友人が、丸亀名物の「骨付き鳥」を送ってくれた。

以前にももらったので味は知っている。食べたことのない「スパイシー」な味付けだった。

「おやどり」は、身がしっかりしているので味わい深くて食べ応えがある。ただ歯がよくない家内は苦手だし、老体には1個は刺激的すぎるので、「ひなどり」1個を2人で分けて頂いた。「おやどり」と違って柔らかかった。

自分は、ほどほどの辛さしか食べられないので、スパイシーが特に効いた「ひなどり」の皮の部分は家内に任せ、中の身だけを食べた。それでも額に汗が出るほどだった。辛い物好きな家内は「美味しい」を連呼しながら殆どを平らげた。

・・・・・・

辛い物好きな孫が入って来た。味を知っている孫、迷わず『これもらう。一個全部、自分1人で食べるんや』と、「おやどり」を手に取り持って帰った。

 

・・・市場に出回らない「みかん」・・・

骨付き鳥のお礼の電話をして知った。周辺に「みかん園」がないらしいと。ご近所さんからもらって倉庫に保管している「みかん」を送ることにした。

倉庫にあるのは、直売以外では市場には出回わらない「ミニサイズ」・「ビッグサイズ」のみかんだった。

  • 見たこともないサイズで珍しいはず!
  • 「小粒みかん」の美味しさと食べやすさに驚くはず!
  • 見たこともない「大玉みかん」に驚くはず!
  • 小粒みかん1個を4口で食べる皮の剥き方も知らないはず!

・・・・・

皮の剥き方は、以下の文書をメールで送った。

自分が選り好んで食べるみかんは・・・

極早生みかん・早生みかんで「3Sサイズ以下」の小粒なみかん

自分が選り好んで食べる極早生・早生の小粒みかんは、表皮も袋も柔らかく味も凝縮されています。表皮を剥くのも簡単。食べるのは4口。1個がアッと言う間に食べ終わります。

「小粒みかんの食べ方」

※小粒みかんでなくても表皮の剥き方は同じ。実が大きければ、1片を1袋ずつに分けて食べる。

(注)3L以上の大きなみかんは・・・

  • 表皮を剥いて、ジュースにする OR ジャムにする
  • 八朔のように袋を剥いて食べる(袋ごと食べてもOK)
  • 大きくて立派なサイズなので、お供えにしたり飾ったりする

※「3Sサイズ以下」および「3L以上」のみかんは、市場出荷できませんので加工品になります。直売以外、スーパーなどの市場には出回りません。


頑張れ! お義母さん!

2023年11月17日 | 旅行・街歩き・お店・写真

義母が転院するので家内と義妹を乗せて医大病院に行った。病室への面会や立ち入りは2人に限定されているので、病棟の待合室で待った。

容態が気になりながらも、ストレッチャーに乗せられ病室より出てくるまで外の景色を見て待つほかなかった。

・・・・・

12Fの待合室から紀三井寺が見えた。

紀三井寺は、和歌山・那智大社隣接の青岸渡寺を1番札所とし岐阜・華厳寺を33番札所とする西国33カ所巡礼の2番札所。

左端は本堂、正面に見えるのは仏殿。仏殿内には、寄木の立像としては日本一の高さ12メートルの千手観音立像が安置されている。そっと義母のご無事を祈った。

・・・・・

先日、義母が転倒し頭を強く打って救急車で医大病院に搬送された。検査では脳内出血は少しだったものの血をサラサラにする薬を飲んでいたこともあって悪化し緊急手術となった。手術は無事に終わったものの予断を許さない容態が続いていた。

医大病院は高度専門医療機関なので高度治療の必要がなくなれば転院を余儀なくされる。

ストレッチャーに乗せたまま介護ワゴンタクシーで管内にある転院先の病院に運んでもらった。

転院先の病院は面会制限が医大病院より厳しかった。「平日、一週間に1回1人だけの15分間」だった。しかも事前予約制だった。それを聞いて自分が面会できる余地はないと思った。

担当医師が病室へ行く前の義母と会えるようにしてくれた。家内からは意識がハッキリしていないと聞いていたが、声掛けをしたら弱々しくだったが頷いてくれたのが何よりだった。

・・・・・

かつて、「花屋さん」をしていた義母の手伝いで花の問屋さんへ仕入れに何回か同行したことが、昨日ことのように想い浮かんできた。

頑張れ! お義母さん!


有田みかん宅配 & お昼はハンバーグ

2023年11月05日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日、ご近所さんからもらった「有田みかんのコマ(ミニサイズ)」を車に積み込み知人など3軒へ宅配してきた。

行先は和歌山市内と紀の川市内。いつもは高速道路利用が基本なので一般道は全行程の2割程度しか走らないが、今回はノンビリと街並みも見ようと一般道を8割程度使った。

途中、食事休憩したり、立ち寄った先で一休みしたりしながらも久しぶりに延べ約3時間もハンドルを握った。片方の視力が弱ってきている影響からか、帰宅後は視神経の疲れがドッと出てきてバタンキューしてしまった。気がついたら1時間あまり眠ってしまっていた。

 

・・・昼食はハンバーグ・・・

車で走りながら家内と相談し、お気に入りの寛屋の「ハンバーグ」にした。土曜日だったので、お得な平日限定の日替わりランチはなかった。家内は150gのスモールサイズ、自分は200gのレギュラーサイズのハンバーグにした。

スマホ画面で会員証を提示すると、サービスの「梅ゼリー」が出てきた。

シャキシャキ食感の大根サラダ。食べている途中に気づいてパチリ。

ご飯はいつものとおり、「麦ごはん」を頼んだ。お替り自由だが、いつもと違ってお代わりしなかった。

200gのハンバーグ。熱した鉄板に半分に切って広げソースをかけてくれた。ジュ―と脂がはじけた。

ハンバーグが以前とは少し違う気がした。以前ほど肉の旨みやジューシーさを感じなかった。

鉄板が変わったためか鉄板温度が下がり脂やソースの飛び撥ね度合が少なかった。焼き加減が変わったことで味わいに影響しているのか、或いは肉質が変わってしまったのか、それとも我が味覚が変わってしまったのか・・・

でも、家内は「いつもどおりで美味しいやん!」と。

家内の味覚が羨ましかった!


歯の治療 年寄りの迷い

2023年11月02日 | 旅行・街歩き・お店・写真

前歯の虫歯が痛み出したので治療してもらった。

歯の痛みは辛抱するのが辛い上に食事にも差し支える。そんな時、歯医者さんは有難い。一発で痛みを抑えてくれる。

何回か通って虫歯治療し、最後に残るは「被せ」。

 

・・・「被せ」の選択・・・

前歯だと、「被せ」の種類を選択する必要があった。「被せ」の種類と特徴と金額について説明があり、見本をみせてくれた。

保険適用だとプラスチックで5千円程。自費だとセラミックで6万円程。『どうされますか?』と聞かれた。

 

・・・迷い・・・

歯の変色と劣化と耐久性と価格差? さて どっちにする?

ふと脳裏をよぎった。高い「被せ」にしたところで、あと何年、生きられるんやろか? 自分の耐久性が気になった。

わからん? 頭の中が迷走し始めた。

ためらっているのをみかねたのか、受付嬢が言った。『隣の前歯はセラミックが入っていますよ』と。

前歯1本が差し歯であることはわかっているが、材質までは覚えていなかった。

「並んでいる歯が別の材質になると、見た目も使い勝手も違和感があるかもしれない」

決まった。

治療するにも、自分の耐久性が気になる「お年頃」になってきた。


処分品! 作業用ベスト

2023年10月22日 | 旅行・街歩き・お店・写真

義母のデイサービスが休みだった今日、いつも世話してくれている妹さんが仕事で不在になるので、家内が実家へ実母の世話をしに行った。

夕方、帰宅するやいなや、「これ買ってきたで。見て」と。

手に作業用らしき薄いベストを持っていた。

家内:「これ いくらやと思う」

自分:「どうせ 安かったんやろ。500円?」

家内:「1000円以上の品が、何と税込み110円やで」

値札をみた。夏物の売れ残り処分品だった。

家内:「夏物の作業用ベストが傷んでいたから買ってきたんや」

自分:「もう秋やから、夏用ベストは着やんけど・・・」

家内:「来年、着るやろ」

自分:「さあ どうやろ 来年も達者やったらなあ・・・」

値札は、義母宅からの帰路にある「しまむら」だった。

多分、自分用の衣服を探しに入って、たまたま処分品だった「作業用ベスト」が目に止まり、ついでに買ってきたに違いないとは思ったが・・・

いつものとおり「エエやろ・エエやろ」と相槌を求めてきたので、「エエなあ。おおきに」と。家内が自分用に何を買ってきたのか聞いてみたい気もしたが、聞かなかった。

 

・・・作業用ベストは必需品・・・

家庭園芸の時は、作業着だけでなく作業用ベストも着るのが習慣になっていて、夏用ベストと秋冬用ベストを使い分けている。

作業服だと服によってポケットの数も大きさも違うし使いにくかったりもするので、スマホ・みかん鋏・カッター・園芸用紐・園芸用ワイヤー・ビニールテープなどの小間物類は、作業に応じて必要な物だけをベストの所定位置に入れることにしている。

小間物類が必要でなくても、ベストを着けるのが習慣化している。それを知っている家内。洗濯時に夏用ベストが傷んでいることに気づいていたはずの家内。

気にはなっていたのかも知れないが、秋になってから値下げした夏物を買ってきたのは、家計を考えてのことだと思うようにしている。