確定申告は、去年までは税務署へ行って書面提出してきた。
税務署は車で10分ほどだし、相談ではないので受付はガラガラだし、確認して控えに受付印を押してもらうだけなので数分だった。滅多に行かない隣町なので、帰路、アチコチ立ち寄るのも楽しみだった。
去年、申告に行った時、受付嬢から『来年からは受付印を省略することになります』 と聞いていた。今年から申告書を渡すだけになった。郵便屋さんみたいで味気なくなった。
ならばと・・・
e-Taxってカードリーダーを買わなきゃ行けないし、ネットで送信するなんて自分には馴染まないしと思っていたが、今年から思い切ってやってみることにした。
マイナポータル云々で戸惑ってしまった。連動はやめた。例年通り申告書を作成し、送信できた。でもマイナンバー絡みは、田舎育ちの年寄りには、ちと厄介だった。
世の中では、ペーパーレス・キャッシュレス・無人化がどんどん加速している。コロナ禍でさらに加速した気もする。
田舎のスーパーやホームセンターでも、レジの無人化がすすんでいる。たまにしか行かないので、店員さんに手助けしてもらうことも多い。どの店も同じ機器であれば戸惑うことも少ないのにと思ってしまう。
都会に行って電車利用したり買い物したり食事したりすれば、多分、右往左往するに違いない。外国へ行ったみたいに戸惑うに違いない。歳老いてからは、わざわざ戸惑う世界に飛び込む気力もなくなっているので困ることはないが・・・