紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

直売所って すごい! その7 たかが「ままごと遊び」、されど「ままごと遊び」!

2014年12月15日 | 家庭園芸&直売所

農家からみれば、家庭園芸は「ままごと遊び」。でも、その「ままごと遊び」にはまっている。

「直売所って すごい その2」のプロ野球に例えると、シーズン中の1試合1試合の喜怒哀楽を経て、終盤にはリーグ優勝や日本一がみえてくる。シーズン当初に優勝を願ってはいても、日本一になるまではドキドキの連続。

さつま芋の収穫が始まっていないシーズン前、家内と直売所への出荷数量や売上金額について予想を立てていた。すでに出荷する商品が底をついてきた終盤の今、売上が予想をはるかに突破した。ここ数日、家内との会話には、「すごい」「ビックリ」の言葉が何度も行きかっている。一度ならず、何度も何度も夫婦で満足感に浸る会話を交わす。ここ数か月を振り返る話題、買ってくれたであろうお客様に関する話題と感謝、直売所に関する話題と感謝、この余韻、しばらくは止まりそうもない。たかが、ままごと遊びと分かっていても。応援する球団が日本一になって大はしゃぎしているのと少しも変わらない。

大量生産する多くの農家は価格が相手任せの市場出荷に頼っているが、「ままごと遊び」は少量生産だから自分で価格をつけ少量出荷する直売所に頼っている。直売所なくして「ままごと遊び」はできないし、直売所も「ままごと遊び」する人がなければ魅力が失せる。直売所には、「プロ農家」や「業者」が出荷する商品も多いが、「ままごと遊び」も同じ土俵で戦っている。たかが「ままごと遊び」、されど「ままごと遊び」!!!

今月から、家内は、庭の花卉も直売所に出荷し始めた。聞いてもいないのに、今日は売れなかったとか、今日は2つ売れたとか、喜怒哀楽つきで報告してくる。慰めたり、ともに喜んだりの新たな夫婦の会話が、始まっている。



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