昨夜、お風呂上がりの孫達が次から次へと4人全員が我が家に入って来て、居間を占領した。お目当ては、テレビのユーチューブ。それぞれ見たいものが違うので、カラオケのように順番待ち。
パソコンやスマホでみるユーチューブと違って、リモコンボタンで簡単に検索できるし音声でも検索できるし、画面は大きくて綺麗だし、世界中の関連動画まで一覧で表示されるのでキリがない。
保育園児ですら自分で操作して次から次へと動画を検索するので、ほぼ毎晩のゴールデンタイム時は、居間のテレビが彼らにハイジャックされてしまう。
彼等に刺激され、最近では自分も家内もユーチューブで楽しむことを覚えた。おかげで知らない世界を知った。最近、最も感動したのは、2018の元旦にアメリカで行われた「ローズパレード」に出場した「京都橘グリーンバンド」だった。
軽快で楽しげにステップを踏みながらのマーチングバンドに「びっくりぽん」した。踊りながらのマーチングバンドを見たのは初めてだった。
整然としたマーチングバンドをしたかと思えば、軽快なステップを踏みながら演奏したり、踊りながら演奏したりに思わず釘付けになってしまった。そうかと思えば、それぞれが沿道の観客に笑顔を振りまいたり手を振ったりするだけでなく、ハイタッチして応える奔放さも持ち合わせていた。
(ユーチューブから画像拝借)
出場した他チームの殆どが黙々と歩いていたり、フロート車を飾り付けしただけだったり、騎馬で歩くだけだったりの中で、陽気で明るくて躍動的なマーチングバンドはひときわ目立った存在だった。
(ユーチューブから画像拝借)
楽器を持って演奏しながら9kmも歩くだけでも凄いことなのに、時にはリズミカルなステップを踏んだり踊ったりしながら、しかも笑顔を絶やさずに手を振るなんて・・・
国旗の日の丸を先頭にした行進、若い子達の頑張る姿に、思わず「頑張れ!」と心の中で叫んでしまった。
ユーチューブは知らない世界に誘ってくれたばかりか、感動・感激まで与えてくれた。