昔から、どの家でも夏になれば「スイカ」にかぶりつくのが風物詩だった。それが田舎の当たり前だった。
そんな田舎の夏の風物詩が、約10年前からはアライグマなどの害獣被害により、最近では殆どの家でスイカを栽培しなくなってしまった。
昔から日本に生息しているイノシシ・タヌキ・鹿・猿などの被害なら納得もできるが、外来生物でペットだった「アライグマ」だけに苛立たしい。心ない人間が彼らを野に放ったことで、田舎の原風景が変わってしまった・・・
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スイカ大好き人間の自分だけに、害獣と闘いながらもスイカ作りだけは欠かせない。
今年も、昨年同様、防御ネットでスッポリ覆った「スイカ畑」を耕し、「大玉・赤3本」、「小玉・赤・2本」の5本の苗を植えた。
少し苗が伸びてくるまではと、玉レタスで使った白マルチを再利用し保護した。
・・・ ♬ 胸算用 ランランラン ♬ ・・・
教科書みたいな1株1~2個の果実だけなんて、そんなことはするはずもない。
大玉は1株で3個以上、3株で9個以上を期待している。
小玉は1株で5個以上、2株で10個以上を期待している。
大小全部で19個以上、あわよくば25~30個ぐらいの収穫を期待している。
そんな胸算用をしながら苗を植えつけた。
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順調に育ってくれれば、今年も暑い夏を「スイカ三昧」で乗り切れる見通しとなった。
ただ、今のネットだけでアライグマなどの害獣から「スイカ」を完全に防御できるとは思っていない・・・
食べ頃になれば、さらなる防御対策をしなければと思っている・・・
勝手気ままな家庭園芸がモットーなのに、スイカにだけは手間暇惜しまない自分がいる。