故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

失敗をおそれず

2016-03-07 05:27:36 | プロジェクトエンジニアー


ひよわだった玉ねぎがダンスを踊るまでになりました。
ベランダがにぎやかになってきました。





毎日、思いつきのタイトルが浮かんできます。
昨日は真剣でした。
一生懸命、履歴書を書きました。
どないかせにゃいかんと。
熱い想いが届きますように。

冒頭の絵は、玉ねぎです。
冬の間は、霜が降りる中、やっと立っているような感じでした。
温かくなるにつれて、葉が伸びてきました。
分葱と違って、けっして真っ直ぐには伸びません。
自由気ままにダンスを踊っているようです。

密生した分葱は、どこまでが一株なのか分かりません。
描くのをやめました。
妻は端から分葱をどんどん収穫していきます。
早くしなければ、題材がなくなりそうです。

今日のタイトルは、「失敗をおそれず」です。
誰にも、人に言えない後悔のような失敗と思い込んでいることがあります。
恥ずかしくて言えないような。
澱のような。いつまでも苦いものが上がってきます。
私こそ、両親の失敗作と開き直りたいのですが、子どもの手前そうもいきません。

今日は、自分が気づかない失敗について書きます。
これは、始末が悪い。

奥さんは、御主人のくちゃくちゃ食べる音がとても不愉快です。
何かものを頼むとき、御主人は空咳をします。
咳を聞いただけで、奥さんは席を立ちたくなります。
いっそう、籍を抜いちゃおうかとなります。
気にいらないことは、言えばきりがなく、堰がきれそうです。
なんでこんな人と。となります。
あの時のほんの小さな気の迷いが、今日に至るのです。

あの時。のことです。
私は、きっと弱っていたのよ。と奥さんは人生の最大の失敗に気付くのが遅すぎた。

笑い話ではすみません。
その後の泥試合を想像すると、怖気がたちます。

気付かない失敗。
これは、人から言ってもらわないとわかりません。
気付いたとしても、時代といえるほど時が過ぎています。
笑い話と片付けるしかないでしょう。

気付かない失敗に、気づく方法はないでしょうか。
テープレコーダーに録音した自分の声を聞いたことがありますか。
とても嫌だったのを覚えています。甘ったれた声でした。

小学校の頃に書いた作文を読み返しました。
愛おしい。なんとかわいいのでしょう。
それは、小さい頃のことだからです。
大人になってから書いた作文を読み返すのは、勇気がいります。
それでも、案外いいことを書いているじゃないか。となります。
ははーん。このへんからずれて来たんだなと気づいたら儲けものです。

人と話している自分を俯瞰で見ることがあります。
どんどん思っていることと違う言葉が出てきます。
手繰り寄せたいような違う言葉の連発です。
そうです。
いくらか違和感はあるのです。
勉強はしています。少しだけ反省しています。

気付かない失敗に気付く特効薬のようなものはないのでしょうか。
感受性が強い若かりし頃は、何でも自分に跳ね返ってきました。
傷つきました。
問題は、今です。
なんと思い上がりが強くなった今です。
挑戦しようにも、いらないよと言われる今のことです。
謙虚になれない今のことです。

新幹線のようにこのまま行ってしまいますか。委細かまわず。
そうするしかないでしょう。今更となります。
妻の一言が、ぐさりと胸を突く今です。

私は、繕うことをやめようと思います。
毎日描く絵は、ちっとも上達しません。
教えていただいたゴルフの奥儀は、三歩歩くと忘れてしまいます。
それでもコースに出続けます。

気付かないことはないでしょう。
そんな時、思わず舌打ちをしているでしょう。
言ってはいけない言葉を吐いています。
頭でばかり考えていると、自分はスーパースターです。

他所の女性に少し浮ついた言葉をかけてみてください。
よくて、聞かなかったことにされます。
目を剥いて、このエロ爺と非難されること請け合いです。
どこに口説ける要素があるとお考えですか。
腰は曲がっている。金はない。

何かに挑戦すると、気づかない自分にたどり着くようです。
そんなことで、毎日失敗作のような絵でも掲載しています。
勇気がいるのです。
はい、開き直ってお開きとします。

車間距離 一方通行 我が家でも

2016年3月7日

コメント
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