故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ひと言多い

2016-03-06 05:25:14 | よもやま話


昭和記念公園で見た青木です。



世の中には、ひと言多い人がいます。
私もそのクチです。

面接試験を受けに行って、面接官を説教するような奴のことです。

俺より年下の作家が書いた小説なんか読む気になれないよ。
年下の医者の言うことなんか聞けないよ。
これは、先輩の口癖です。
先輩は、芥川賞の選考委員にはなれません。

誰が苦労するかと言えば、
周りの人です。
第一は、奥さんです。
熟年離婚の候補者です。

俺のことじゃないと思っていますか。
私は、この一言でずいぶんと危ない目にも合ってきたし、
ごくごく稀なケースですが友達ができました。

ここでやめて置けば良いものを、ああ言っちゃった。
言ったからには引っ込みがつきません。
あとは揉みあうなり、殴られるなりとなります。
とどの詰まりは、離婚届にやむなく判子を押すことになります。

申し訳ないが、一呼吸も二呼吸も遅れます。
いやもう、蓋なんかしちゃったりします。
俺はてこでも動かねえ。馬鹿野郎となります。

これは、もう必然のことです。
端で見てると、これは面白いのです。
もっと言っちゃえとなります。
ついでに、もう一言。

祭りのあとの脱力感の朝を迎えます。
ひと言多い御人、ケロッと忘れています。

そんなこと気にしてちゃ、関西では生きていけません。
すぐにぺちゃんこになってしまいます。
ボケと突っ込みの連発ですから。
これが、粋です。
冗談もわからんやっちゃとなります。

ひと言多い人は、世渡りが下手です。
誰も押し上げたりしてくれません。
万年平社員か社長です。
なにしろ、見えてしまいます。
ぽろっと出ちゃいます。
ありゃりゃ。

奥さん、あんたの好きな人、こんな人ちゃいまっか。

青木さん エーオキーと呼ばれ 誰のこと

2016年3月6日

コメント
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