今朝は、霧が濃くてスタートが遅れました。
フェアウェーに打たなきゃと、いっそうプレッシャーがかかりました。
身体は、充分温まっていません。
練習してきたことを忘れて真っ白になるのはいつものことです。
数ホールやった後に、いつもの冷静さを取り戻しました。
いただいたハンディは、半分消化していました。
考えてみれば、相手も同じ状況のはずです。
やはり霧が気になっていたはずです。
最期まで、良い勝負をしました。
「たられば」も一緒のはずです。
ところが、崩れない。
皆さん一生懸命です。
緊張のラウンドでした。
結果、楽しかった。
妻にストレッチを教えてもらい、やっと回復しました。
いつまでも元気な人は、それなりの努力をされています。
アフターケアも怠りません。
揉んでくれる人がいなければ、熊のように柱に背中を押し付けてほぐしましょう。
右手で左手を引っ張って伸ばしましょう。
あら不思議、痛いけどそのうち気持ちよくなりました。
今日のタイトルは、「五里霧中」です。
現在の状態がわからず、見通しや方針が全くたたないことのたとえ。
こころが迷って考えの定まらないことにもいう。
と広辞苑に出ていました。
うまくいかない時は、休んだ方が良い。
山で遭難したときは、休んで体力を温存した方が良い。
眠ければ、パーキングに車を停めて、ほんの少しの間眠った方が良い。
許される状況であれば、誰も実行します。
霧が晴れるまで待てません。
どれも、「待った」が許されない状況です。
こころが迷っています。
一瞬だけ、正解がよぎります。
それは、冷静さを取り戻すことです。
緊張する場面ですが、冷静になって楽しむことに変わります。
大きく息を吸って吐けば、出来ることです。
そしていつもの自分に戻れます。
もう、こころは迷っていません。
小さな決断を始めます。
そのために一生懸命練習しました。
OJT(オン ジョブ トレーニング)が、訓練には適していると教えられてきました。
何故良いのか教えてもらえませんでした。
ゴルフ練習場で、どんなに良い球を打ててもコースでは通用しません。
コースでいろんな場面に遭遇して学んでこそ本物です。
足りないものは何か気づきます。
たまたまうまくいったことは、次にはうまくいきません。
それなりのプレーの連続が、下手からの脱却です。
それなりができるのは、冷静だからです。
その日の体調に合わせて、少しずつ補正をしています。
いつの間にかいつもの美しいフォームに戻っています。
これが理解出来るまで時間がかかりました。
打った球が、ドラム缶3杯になりました。トラックいっぱいとはまだいきません。
遅くなりました。
今日は無理かなとあきらめていました。
なんとか今日も書けました。
妻に感謝します。
夜目遠目 美人と霧は 傘のうち
2016年3月8日