故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

五里霧中

2016-03-08 22:10:04 | よもやま話
  
今朝は、霧が濃くてスタートが遅れました。
フェアウェーに打たなきゃと、いっそうプレッシャーがかかりました。
身体は、充分温まっていません。
練習してきたことを忘れて真っ白になるのはいつものことです。

数ホールやった後に、いつもの冷静さを取り戻しました。
いただいたハンディは、半分消化していました。
考えてみれば、相手も同じ状況のはずです。
やはり霧が気になっていたはずです。

最期まで、良い勝負をしました。
「たられば」も一緒のはずです。
ところが、崩れない。
皆さん一生懸命です。
緊張のラウンドでした。

結果、楽しかった。

妻にストレッチを教えてもらい、やっと回復しました。
いつまでも元気な人は、それなりの努力をされています。
アフターケアも怠りません。
揉んでくれる人がいなければ、熊のように柱に背中を押し付けてほぐしましょう。
右手で左手を引っ張って伸ばしましょう。

あら不思議、痛いけどそのうち気持ちよくなりました。

今日のタイトルは、「五里霧中」です。
現在の状態がわからず、見通しや方針が全くたたないことのたとえ。
こころが迷って考えの定まらないことにもいう。
と広辞苑に出ていました。

うまくいかない時は、休んだ方が良い。
山で遭難したときは、休んで体力を温存した方が良い。
眠ければ、パーキングに車を停めて、ほんの少しの間眠った方が良い。
許される状況であれば、誰も実行します。

霧が晴れるまで待てません。
どれも、「待った」が許されない状況です。
こころが迷っています。

一瞬だけ、正解がよぎります。
それは、冷静さを取り戻すことです。
緊張する場面ですが、冷静になって楽しむことに変わります。
大きく息を吸って吐けば、出来ることです。
そしていつもの自分に戻れます。
もう、こころは迷っていません。
小さな決断を始めます。
そのために一生懸命練習しました。

OJT(オン ジョブ トレーニング)が、訓練には適していると教えられてきました。
何故良いのか教えてもらえませんでした。

ゴルフ練習場で、どんなに良い球を打ててもコースでは通用しません。
コースでいろんな場面に遭遇して学んでこそ本物です。
足りないものは何か気づきます。
たまたまうまくいったことは、次にはうまくいきません。
それなりのプレーの連続が、下手からの脱却です。
それなりができるのは、冷静だからです。
その日の体調に合わせて、少しずつ補正をしています。
いつの間にかいつもの美しいフォームに戻っています。
これが理解出来るまで時間がかかりました。
打った球が、ドラム缶3杯になりました。トラックいっぱいとはまだいきません。

遅くなりました。
今日は無理かなとあきらめていました。
なんとか今日も書けました。
妻に感謝します。

夜目遠目 美人と霧は 傘のうち

2016年3月8日

コメント
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