素敵な夫婦に会いました。
二人の売りは、魔法です。
今日のタイトルは、「夫婦のありよう」です。
ふたりのやりとりが、絶妙な掛け合いとなり雰囲気が醸し出されます。
長い長い時を経て、ふつふつと吐息のような泡となります。
これがたまらない。
どちらかが欠けて、重石がとれたように弾けることもあるでしょう。
頑張るしかありませんでした。二人分の愛情を一人で頑張りました。
夫婦は、毎日喧嘩をします。
そのあと甘えるかどうかは知りません。
お互いを知るために通る近道はありませんでした。
いつしか家庭の味となります。
素敵な夫婦は、どちらかに見る目があります。
この人のここが好き。
ずーっと変わりません。
でも、それを言ったことはありません。
想う本人も、潜在意識の中ですから。
どうしてこの人と一緒にいるんだろうと思うこともあるでしょう。
嫌いなわけでもありません。
やはりこの人で良かった。
この人しか考えられない。
夫婦のありようは、夫婦の数だけあるようです。
たまには、とっ替えてみようか。
そんなこともありました。
死んだら、違う墓に入りたい。と考えていますか。
蜻蛉日記に、「すべてありようにしたがはん」とあるようです。
この時の「ありよう」は、「なりゆき」のことです。
たまたまあって、成り行きに任せてここまできました。
肩の張る人でないから、このままで良い。
二人で紡いだ空気です。
この人のここが好き。
といくつか数えることができれば、良しです。
たくさんは必要ありません。
私達は、まだ新米夫婦。
やっと喧嘩ができるようになりました。
これからです。
この人と なければいやだ いつのこと
2016年3月24日