故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

夫婦のありよう

2016-03-24 03:05:44 | よもやま話


素敵な夫婦に会いました。
二人の売りは、魔法です。



今日のタイトルは、「夫婦のありよう」です。

ふたりのやりとりが、絶妙な掛け合いとなり雰囲気が醸し出されます。
長い長い時を経て、ふつふつと吐息のような泡となります。
これがたまらない。

どちらかが欠けて、重石がとれたように弾けることもあるでしょう。
頑張るしかありませんでした。二人分の愛情を一人で頑張りました。

夫婦は、毎日喧嘩をします。
そのあと甘えるかどうかは知りません。
お互いを知るために通る近道はありませんでした。
いつしか家庭の味となります。

素敵な夫婦は、どちらかに見る目があります。
この人のここが好き。
ずーっと変わりません。
でも、それを言ったことはありません。
想う本人も、潜在意識の中ですから。
どうしてこの人と一緒にいるんだろうと思うこともあるでしょう。
嫌いなわけでもありません。

やはりこの人で良かった。
この人しか考えられない。
夫婦のありようは、夫婦の数だけあるようです。

たまには、とっ替えてみようか。
そんなこともありました。
死んだら、違う墓に入りたい。と考えていますか。

蜻蛉日記に、「すべてありようにしたがはん」とあるようです。
この時の「ありよう」は、「なりゆき」のことです。
たまたまあって、成り行きに任せてここまできました。
肩の張る人でないから、このままで良い。
二人で紡いだ空気です。

この人のここが好き。
といくつか数えることができれば、良しです。
たくさんは必要ありません。

私達は、まだ新米夫婦。
やっと喧嘩ができるようになりました。
これからです。

この人と なければいやだ いつのこと

2016年3月24日

コメント
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